仕事に復帰して会社に行くことになりました。
会社でも座るときは円座を使っています。円座でもずっと座っていると痛みが出てくるので、1時間から2時間たつと会社の周りをふらふら歩いて痛みが引くのを待ちます。
仕事のほうは家でも少し始めていたので、それほどギャップはありませんでした。ただ、手術前は直腸の痛みと発熱などでまともに集中できる時間は短かったのですが、お尻の痛み以外は気にならないので、以前よりも集中できるようになりました。
パウチからの排便は昼休みに一度行う程度です。回数はそれほど多くなっていないので、仕事への影響はありませんでした。
ガスなどの音のほうを気にしていたのですが、会社内でも雑音はいろいろあるので、ガスが出るときの音も周囲に聞こえるほど大きなものではありませんでした。なので、他の人は自分が手術してパウチをつけていることは全く気付かないと思います。
仕事をすることで家にいるよりも活動量が増えたため、食べる量も増えてきました。手術前の10倍ぐらいの量を毎日食べている感覚です。エレンタールは少し少なめにしているのですが、それでも傷を治すために体が要求するのか、空腹を感じることが多くなったように思います。
とくに、ドレンの傷と肛門部の傷はまだ浸出液が出る状態なので、直腸のあったあたりは内部で空間になっている部分を埋めようとしているのかもしれません。
月曜から金曜まで仕事をしましたが、それほど疲れを感じることがありませんでした。まだ重要な仕事を始めていないのでストレスがないせいかもしれませんが、体の中の炎症がなくなったことで、疲れにくい体になっているとも思います。