テーマ：病気をサバイバル

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     「 ゲリラ豪雨対策 」に日本中に

             「スーパー護岸工事」
　
　　　　本当にこれをやるのですか？　真面ですか？

                                     by           西村 利治



日本中がゲリラ豪雨に弱いと証明されてしまいました。数年前まで時間80mmほどがMaxであったであったのに、今年は時間120mmも観測され、広域で時間100ｍｍ以上の降雨も記録されました。もう、「 100年に一度の治水対策を行っています。」では水害は止めれません。

「 日曜討論 」を聞きかじって、私は驚きました。「 スーパー護岸工事 」という提案です。

地球温暖化のゲリラ豪雨に対して早急な治水対策を全日本規模で行わねばなりませんが、日本中を工事現場だらけにして、一般日本人の生活の邪魔をして、美しい日本の風景をも壊しても、スーパー護岸工事をやろうと考えているのですか。　全国に時間100ｍｍ以上の降雨に耐える護岸工事をするのですか。

私は淀川が近いのでよく行きますが、淀川は天井川で巨大な護岸で囲まれています。子供の頃から淀川の対岸のことはまるで知りませんでした。この巨大な護岸が大阪を南北に分断しています。交流もありません。他府県のような雰囲気がしています。　ベルリンの壁？

スーパー護岸工事を行うと、土地の買収、立ち退き、汚職、住民の説得などなど計画を立てても、計画どうりの実行はできません。もっと、スマートな方法を考えるべきでしょう。

　　　全国同一の工法で10年ほどの工期で完了させる。

　　　田舎も大都市も同時進行させる。

　　　出来うる限り景観を変更しない工事を選ぶ。

この要望を可能にするのは、地下工事しかありません。日本が得意な、トンネル技術があるじゃありませんか。全国の一級河川の地下にゲリラ豪雨を想定した巨大な排水トンネルを設置する。私はこれしかないと考えています。貴方は何か考えていますか。