暖かくなる前に温泉の話題でも♨️
またまたいつもの如くタイムラグが有りますが、
家族が体調を崩してしまったので静養のため
イスタンブールから近くのヤロヴァの温泉に行って来ました。(今はもう元気にしています🥰)
ご存知の方も多いとは思いますが、
実はトルコは温泉大国なんです。
温泉巡りも楽しそうですね〜!
いつか制覇できるかな。
(トルコ航空サイトより拝借)
ヤロヴァはイスタンブールからフェリーで気軽に来れる町で、フェリーもとても快適でした。
ここはトルコ建国の父
アタトゥルクが、
このホテルがオープンした1938年に利用したことで有名です。
このホテルに滞在した最初の日にアタトゥルクの病気が発覚し、(肝硬変)
その後2度とヤロヴァには戻ってこれず、その年の1938年ドルマバフチェ宮殿にてお亡くなりになりました。
ヤロヴァを「私の街」と呼ぶほどのお気に入りで、
別荘を作り休息はヤロヴァで取り、
政治の重要な判断もこの地でされたとか。
このホテル、何がこだわりがあるかって
部屋番号が
アタトゥルクの生年1881年の1881号室から始まり、
お亡くなりになる1938年の1938号室まであるんです。
その1938号室の8には∞が使われ、アタトゥルクの不滅を表しています。
部屋は浴槽付きで蛇口からは温泉水が出ます。
お部屋。
ロビー
室内の温泉プール
そばにいた高齢の女性のお話を盗み聞きすると
(大きいお声だったので・・)
「私さー、寝たきりだったのが温泉のおかげで良くなったのよー」
その女性のリハビリなど努力の賜物だとは思いますが、
よかったよかった。
イズミルには温泉とリハビリ施設が隣接しているものもあります。このホテル大好きなんですが老朽化が進んでてリニューアルしてくれないかと期待しているんです。
もっとトルコ国内に高級路線の温泉施設を増やせば地方での
海外からのインバウンドも期待できるのに。
とか
周りも郷土料理レストランとか作れば観光客は喜ぶのに。
とか思うんですが、いうのは簡単で今のトルコの現状をみるとなかなか難しいですね。
屋外の温泉プールは外との温度差があって最高に気持ちよく、家族もリラックス出来たようです。
朝食と夕食はビュッフェ形式で、
ビュッフェというと味が落ちるのが通常ですが、
ここはなかなか美味しかったです。
メインが日替わりで、
グリルを注文してからサーブしてくれるという気の利いたサービスまで。
例えばある日はステーキ、キョフテ(ミニハンバーグ)、カナット(手羽先)など。
従業員の方は親切でサービスも良いのが心地良かったです。
とてもおすすめ。
トルコ料理教室などの
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イスタンブルのキッチン
トルコ最大料理学校MSAにてプロフェッショナルシェフコース卒業。
HACCP(世界基準衛生管理)取得。MSAパンコース修了。
喜代村塾すしマスターコース修了。
辻調理師専門学校通信教育 日本料理修了。
スペイン バスク・クリナリーセンター、モダンテクニックコース修了。
在イスタンブール韓国領事館韓国料理コンテストプロ部門入賞。
ル・コルドンブルーや数々のワークショップを受講。
トルコワインを勉強中。(現在ワイン国際資格WSET2)
トルコ料理を中心とした料理教室をトルコと日本、オンラインで開催している。