フランスは今年4月1日より、初めて双極性障害の診断に血液検査を導入。これにより医師がより早く、双極性障害の診断を下せることに。
血液検査の名称は、myEDIT-B。開発したのは、精神疾患に焦点をあてる診断会社のALCEDIAG。検査を受け付けているのは、全国に380か所あるSynlabと呼ばれるラボで、精神科医の処方箋を持って検査を予約する形。
目指すところは、「正確でかつ早い」診断。患者がより早く適切な薬を服用することができるようになれば、より早くより良い生活が送れるようになるというもの。
血液検査の結果には数週間を要するものの、診断までに最大10年かかるという現状から見れば実に革新的。
これまで問診を基準に診断を下していたものの、鍵となるバイオマーカー(生体内の物質)の発見により、血液検査でうつ病、双極性障害、単極性うつ病の判断が可能になったということ。
フランスの保健当局によると、国民の1~2.5%(最大で160万人)が双極性障害を患っているということ。
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これは朗報。診断を待つ期間というのは、治療を受けていない状態ですからね。悪化の一途。短ければ短いほどありがたいものです。
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