世界一の長寿大国日本!秘密は発酵食品にあった
少し豆知識になります。厚生労働省の調査で日本人の長寿(女86.83 男80.50歳 (2014年))が世界一と発表されました。そう、この日本で誇れるものに一つが長寿になります。では、なぜ日本が世界一の長寿大国になることができたでしょうか。その理由は、日本特有の発酵食品にも大きな理由がありました。発酵食品は、皆様もお馴染み深い、味噌、醤油、漬物、日本酒、酢、黒酢、ビネガー、味噌などになります。では、なぜ発酵食品が体によいのでしょうか。1. 酵素の力を最大化し消化を助ける発酵食品は上酵母の菌が極めて多く含まれていますが、この菌が体に入ると胃酸で死なないで小腸にそのまま到達するものも多く、食物酵素となって消化を助ける力となっています。胃の中でもその力は発揮しています。2. プロバイオティクスの力で善玉菌が腸まで届く発酵菌は胃酸でほとんど死滅しますが、一部強力な菌は腸(小・大)にまで達することが知られており、それをプロバイオティクスと言う。つまり生きた乳酸菌などが小腸にまで到達するのだがこの時の力は並みではありません。小腸にまで善玉菌(発酵で生じる菌を善玉菌という)が到達すると、小腸の中の菌叢を極めて正常化(善玉化)させるし大腸では小腸で生じた有機酸(短鎖脂肪酸)がビフィズス菌の繁殖を促し、健康の大ステップになっています。3. アミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富で吸収力も高い発酵食品には、酵素を出してデンプンやタンパク質を分解消化し、ブドウ糖とアミノ酸になっていることも大きな特徴になります。早く、消化されているから吸収は極めて早いです。また、ミネラル、ビタミンも非常に多く、吸収率が非常に高いことも特徴です。カルシウムやマグネシウム、セレンその他のミネラルは非常に重要な働きをしているが吸収しにくい。しかし、発酵が行われると腸から吸収しやすい形になる。キレートされたりするからだ。発酵食品はつまり吸収しにくいミネラル、ビタミンを極めて吸収しやすい形に自前になっている食品なので、体に良いです。4. 非常に強い抗酸化力 発酵食品は活性酸素の害から体を守る働きをする抗酸化成分が非常に多いことも特徴です。5. 食物繊維が増多し、便秘解消になる 例えば、漬物やキムチ。これらは野菜を発酵した物だが、水分が抜かれることによって食物繊維の%が極めて多くなります。塩分はやや過剰となりますが、一方で食物繊維が極めて多くなり便秘解消という健康を司る最大の長所につながります。6. 発酵により元の毒が消える元々毒で致死的な物でも長期に発酵させると全くの無毒になります。例えばフグの卵巣です。一般にフグは強い強烈な毒を持っていることで有名ですが、フグにある毒は一般に卵巣にあり、テトロドトキシンという猛毒中の猛毒がその卵巣に存在します。特にトラフグに大変多いです。その卵巣を食べたりするとほとんどの人が死んでしまいます。しかし、フグの中で一番美味しいのはその卵巣であったため、無毒になる方法が模索され実際出現しました。それがフグの卵巣の糠漬けだ。糠につけることによって、耐塩性発酵微生物がそこに生息して腐敗菌は追い払われるので、毒を抜くことに成功しました。それ以来、江戸時代は石川県金沢周辺の地区や能登半島や富山県一部でこのフグの卵巣の糠漬けが売られました。全く無毒になったフグの卵巣の糠漬けが出現して、おいしく食されています。●まとめ日本の世界一の長寿大国の秘密は、発酵食品にあった。発酵食品は、以下の秘密があったので、非常に体によかった。・酵素を最大化させ、消化を助ける・プロバイオティクスの力で善玉菌が腸まで届く・アミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富で吸収力も高い・非常に強い抗酸化力があり、体を活性酸素から守る・食物繊維が増多し、便秘解消になる・発酵により元の毒が消える viai am what i am (わたしは、わたし) Your own website, Ameba Ownd