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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、額と首に大きなタトゥーの入った女性が、そのタトゥーのせいで採用を断られた、とTikTokで訴えてアメリカで話題になっているのだとか。
米紙「ニューヨーク・ポスト」によりますと、その女性は、地元の小売店の求人に応募をしました。
ところが、理由を説明されずに落とされてしまった、というのです。
彼女は、自身のタトゥーのせいではないか、と考えて、直接、不採用の理由を聞きに行きました。
すると、店側は、
「ルックスを理由に採用を見送ることはない」
と主張し、経験不足が理由だと説明しました。
しかし、彼女は、この説明に納得することができずに、TikTokに動画を投稿し、
「タトゥーがあるからといって、働く資格がないわけではない」
とその憤りを語っているとのことです。
彼女の不採用の理由が、彼女の主張が正しいのか、店側の主張が正しいのか、真実のところはわかりませんが、彼女の主張から大いにわかることがあります。
それは、彼女自身が、
「タトゥー=悪いこと」
であり、
「タトゥー=不採用になる理由になり得ること」
であると思っている、ということです。
だからこそ、不採用が決まったときに、真っ先にそれをタトゥーのせいにしたわけです。
しかも、店側の主張を聞いてもなおかつです。
もし、彼女自身が、タトゥーを悪いことだと思っていないのだとしたら、このような短絡的な判断に至ることはなかったでしょう。
このことから、彼女は、タトゥーをファッションや自己主張のためにしているのではなく、ものごとがうまく行かないときの言い訳のためにしている、と言えるのです。
そのことからも、彼女が、
「タトゥー=悪いこと」
だと思い込んでいるのがわかります。
そうして、今回のように、ものごとが自分の思うようにいかなかった時には、それをタトゥーのせいにするわけです。
ただし、すべては
「無意識的」
ということになるのですが。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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