この国を脅かす権力の正体❶ 菅原光弘著(2013年発行) | ウインのワクワク「LIFE」

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            琴線に触れるものを探して

 

本書から】

第一章 そして世界を支配・管理する国がなくなった

アベノミクスなる経済政策が、行き詰っているアメリカ経済にとって有益であるというアメリカ側の判断があり、安倍政権の存立を後押ししたということです。戦後日本の政権がすべてそうだったように、安倍政権もまたアメリカの掌の上にある。その意味で安倍政権もまた従来の政権となんら変わりがないという事実~。

 

第二章 自らを滅ぼす韓国の対中接近

その行為がなされたときに合法であったものを、その後に定められた法律によって刑事責任を問うことは、「事後法の禁止」としてほとんどの国で禁止されています。それが極東軍事裁判では臆面もなく適用されました。

 

アメリカはそれまで日本人の拉致問題の解決なくしてテロ支援国家の指定解除はないと明言していました。~その翌日から始まる臨時国会で、安倍さんが所信表明するという直前に「ノー」という連絡がありました。安倍さんが下痢と腹痛の悪化を理由に辞任をしたのは、その日の午後のことです。

 

日本が日朝国交正常化に動き出すと、なぜアメリカも韓国もその他の国もこぞって反対するのか。それは北朝鮮あるいは朝鮮半島全体が日本の経済圏に再び入るのではないかと恐れるからです。