休日こそ資料の読み込みを!それが究極の贅沢!

藤本研一

Digest!
連休期間。遠出する人も多いと思いますが、あえて資料を読み込むのに時間を使うのが究極の贅沢だと思います。

忙しく仕事をしていると、気が急いて本なんて読めません。だからこそ連休期間こそあえて本を読むのがオススメですよ!それがキャリアアップにも繋がりますし。

休日、どう過ごしていますか?

「せっかくの休日なのに
 何もせずに1日が終わってしまった…」

GW期間など連休が続くとき、
いろいろレジャーの予定を入れる方、
多くいらっしゃいますよね。


私、こういう連休期間は
あまり遠出しないことにしています。

それはあまり人混みが好きではないので、
渋滞・混雑でゲンナリしてしまうからです。

あとはホテルの値段もバカ高くなるので
なんだか損した気になるからです。



…以前、GW中 函館旅行に行ったことがあります。

朝食なし・風呂トイレ共同のホテルに
4人雑魚寝で泊まった際
「1人1泊1万円」だったインパクトを
いまだに引きずっています。


(かわりに、平日に出張がてら
 遠出するのが大好きです)

別に連休、どこかに行かなくても…。



GW期間、
すでに予定がいっぱい入っている人も
多いかもしれません。

ただ、私は前から思うんですけど、
「連休期間だからどこかにいかないといけない」
「せっかくの休みを充実させないといけない」

という強迫観念をみんな持ちすぎているように思います。

(私も含めて、です)


そうなるのはおそらくマスメディアや
SNSのせいでしょうね。


「GWお出かけ情報」のようなテレビ番組を見たり
海外・国内旅行に行っている人のSNS投稿を見ると

「ああ、自分もどこか行きたいな…」

と思ってしまいますし。

「せっかくの休みだから何かしないと…」という強迫観念

さて、私は以前から
「せっかくの休みだから
 何かしないと…」

という思いを学生時代から強く持っていました。

何も予定がない日、
昼まで寝てしまうと罪悪感がありましたし、
なんとなく部屋でゴロゴロして終わってしまうと
虚しさが漂っていました。

「いかん、いかん、
 なにか価値的なことをしないと…」

そう思い立つ度、
私は毎回 映画館に行っていました。

とりあえず映画を1本観たら
なにか生産的なことを成し遂げたと「勘違い」していたのです。

今から思うと
たいへん浅はかだったと思っています。

休日に資料を読み込むのがいちばんの贅沢

いまの私にとって
いちばん贅沢な休日の使い方は
ひたすら資料を読み込むことです。


大学院の研究に関する論文や資料などを
とにかく読んでいくわけです。

「なんか資料を読むだけで終わるのって
 時間がもったいないのでは…?」

人によってはそう思う人もいるかも知れません。

以前の私もそう思っていました。

ですが、今の時代
休日くらいしか大量に資料を読む込めるタイミングはないのです。

(一番いいのは飛行機の長距離フライト。
 ほかにすることもない状態だと
 意外なほど資料を読めます)

「1日かけて本がようやく1冊読めた…」

こういうとき
なんだか「損した気分」になる人もいますが、
私は「プラスな1日」だったと認識します。


本を読むのが難しい現代

いま本を読むのが難しい時代になっています。

中世の修道院や大学は
人里離れた場所に学校がありました。




それは街中にいると
勉強なんてできないからです。



当時の勉強の大部分は
貴重な書物を読み解くことだったことと考えれば
本をじっくり読むことは良い時間の使い方だった、
とも言えるのです。



まして大学院進学など
自分の今後のキャリアのために勉強するのであれば
休日こそ資料の読み込みを進める
絶好のチャンスです。



仕事がある日って、
どうも気が急いてしまい
なかなか本などの資料を読めないのです。


『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

ちょうど私はいま
なぜ働いていると本が読めなくなるのか
という本を読んでいます。

(次回2024/5/25 21:00-22:00、
 本書で読書会を行います!
 詳細はこちら↓)
 
 読書会@札幌の軌跡〜本を元に、大人がアツく語り合う!〜
  


仕事に追われていると
精神エネルギーが仕事だけに向かってしまい、
仕事後はエネルギーを取られない
スマホゲームやYouTubeばかりになってしまいがち。

だから
「働いていると本が読めなくなる」ということを
明治時代からの「労働」を研究することで
解き明かした1冊となっています。

このように、仕事があるときは
意外なほど本が読めないものなのです。

だからこそ
連休期間こそじっくり本を読む・
資料を読み込むのがオススメですよ!



今回のポイント


今の時代、休日こそ本を読もう!
それが究極の贅沢!

スマホをしまってカフェで読書!

なお、私は資料を読み込む際
自宅だと気持ちがダレてしまうので
カフェに行くことが多いです。

(北大大学院の自習室も活用しています)

その時のポイントは
スマホをカバンにしまうこと。

スマホが目の前にあると
それこそYouTubeなどを
観てしまいそうになるからです。

そうやって資料だけを机に置くと

「仕方がないから読むか」

と前向きになれるのです。

休日こそじっくり資料を読み込む!

それが大学院進学合格のカギですし、
大学院に受かった後
大学院の授業についていくための秘訣となりますよ!

ではまた!


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