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「タイタンシネマライブ」初体験記。(爆笑問題/ウエストランド/ハリセンボン/ヤーレンズ/and more…)

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隔月に、東京銀座の時事通信ホールで行われる「タイタンライブ」

爆笑問題、ウエストランドらを擁する芸能事務所「タイタン」主催のお笑いライブだ。

1996年から開催されており、今回で168回を迎える伝統のライブとなる。

2009年からは、ライブの模様を映画館で生上映する『爆笑問題 with タイタンシネマライブ』*1が開始。

2023年現在は、全国25カ所で開催されているようだ。

僕は、「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオの人気深夜番組)を毎週欠かさず聞いていて、番組では、時々このタイタンライブの話が出るため、その存在は気になっていた。

ただ、ホールチケットはいつも瞬殺のようだし、映画館で見るのもちょっとなぁ…と思い、とりあえず参加は見送り中。

…であったのだが、今年4月の開催だけは、見過ごすことができなかった。

今、僕が一押しの芸人、ヤーレンズがゲストに出ると言うではないか。

ヤーレンズの漫才も見たいし、爆笑問題との絡みも見たい!

ということで、勇躍ホールチケット争奪戦に挑んだが、「発売開始1分の戦い」に敗れ、撃沈。あまりに瞬殺すぎるだろ、おい。

仕方なく、シネマライブに切り替えてチケットを確保した。

シネマライブも指定席。

発売直後に購入した為、中央のど真ん中という、結構いい席がとれた。

ホールでの生鑑賞が叶わなかったのは残念だけれど、ライブを生で同時に見られるのだから良しとしよう…と自分を納得させることに。

いよいよ開催日となった4月19日。

会社帰りに映画館へ。

爆笑問題の古参ファンが多いのか、客層は結構高めで、僕より上の世代の人たちもいた。

落ち着いた雰囲気が漂っていたし、映画館だから、(ホールと違って)ポップコーンやビールと共に、飲食しながら見ることもできる。

僕は、ホールがとれなくてちょっと悔しかったのだけれど、これはこれで悪くないかも…と思えてきた。

今回ライブの出場者は以下の通り。

【タイタンメンバー】

  • 爆笑問題
  • ウエストランド
  • キュウ
  • まんじゅう大帝国
  • シティホテル3号室
  • ネコニスズ
  • 脳みそ夫
  • 春とヒコーキ
  • しびれグラムサム
  • ガールズナイト
  • ひらおか族
  • (新人枠)藤元達弥

【ゲスト枠】

  • BOOMER
  • 納言
  • ハリセンボン
  • ヤーレンズ

僕は、お笑いにあまり詳しくないので、タイタンのメンバーで知っているのは、爆笑問題、ウエストランド、キュウぐらい。

ただ、今回はゲスト枠でヤーレンズが出るし、さらに、ハリセンボンまで加わっているので、実に豪華。

その内容を大いに楽しみにして、上映を待った。

僕にとっては、初のシネマライブ鑑賞となったが、結果的には大満足。

映像も音響も全く問題なく、臨場感溢れるライブ体験をすることができたからだ。

名前を知らなかった芸人たちの漫才やコントも結構面白くて新発見があり、時間を忘れて楽しむことができた。

待望のヤーレンズは、後半寄りに満を持して登場した。

タイタンライブの《ゲスト枠》ということを意識してか、ネタ(お花屋さん)に入る前の脱線トークは控えめ。

とはいえ…ヤーレンズらしさ満載のトークが聞けたので、最高。

ネタは、これまで何度も聞いたことがあるものだったけれど、ますます進化していて、僕は至福の快感に酔った。

ハリセンボンも流石。

全国区での人気芸人だけあって、会場の反響も凄かった。

一般客まで巻き込んだ、即興力の高いネタを披露。やっぱり上手いなぁ。

ウエストランド登場。

冒頭は、河本太の吐き出す怒りを井口がたしなめるという、珍しい(?)展開で始まったが、途中から、その立場が逆転。

いつものように、井口の弾丸トークが炸裂した。

TikTokにハマる人たちをやり玉に挙げ、「Bling-Bang-Bang-Born」の手振りを真似ながら、こき下ろすのが面白くて面白くて…。

いやぁ、もう、笑った笑った。

河本も、いつもより喋っていて、結構いい感じだった。

それなのに…このライブの翌日、あんな引き事件を起こして奈落に。バカすぎるよ、ホント。

そして、爆笑問題。

ライブなので、テレビより過激なネタが聞けるかも…と思い、期待して臨んだが、意外にも、普通のネタだった。

むしろ、テレビより落ち着いているんじゃないかと思うほど。

もちろん面白かったし、貫禄も感じたのだけれど、ちょっと意外だった。

ライブ終了後は、ゲストを含めた出演者たちが一堂に会し、フリートークを実施。

ここでは、爆笑問題の存在感、親分感が光っていた。

全体を取り仕切り、後輩芸人たちやゲストへの気配り、絡みなども見事。

やっぱり、爆笑問題あってこそのタイタンなんだなぁ…という思いを強く感じたのだ。

何だかかんだ言っても、太田光さんは、やっぱり優しい。

こんな素晴らしい事務所にいるから、ウエストランドは伸び伸びできるのだし、河本も救われたのだと実感。(だからしっかり断酒しないとダメだよ…。)

河本太事件の顛末が、今後、ネタとしてどのように昇華されるのか気になるので、次回のタイタンシネマライブにも参加してみようと思っている。

*1:内容は「タイタンライブ」のシネマ上映版なのだけれど、それだけでは一般に伝わりにくいことを考慮?して、「爆笑問題」のネーミングが追加されている。


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