サッカー決勝トーナメント進出⚽
おめでとう😃🎊✨
やりましたね!!
色々言う人もいますが、旦那さんと「確かに勝つか引き分けで決勝トーナメント進出が理想的だったけど、ああいう戦略もある!!勇気ある西野監督の采配は素晴らしい✨」と、興奮しながら喜びを分かち合ってました口笛
きっと妹が生きていたら、同じように喜びを分かち合っていたことでしょう😃

さて…6月29日
今日は妹の月命日。

去年の今頃はアバスチンのおかけで大分調子良かったんですけどね。
そう、忘れもしません…
耐性ができてしまい、アバスチン投与ができなくなったと告知をされた日。
弱音をはかない妹がはじめて弱音を吐きました。
「今後もし出来る治療があったとしても、もう治療はしないかなぁ」って。
「だって、どうせ治療してもまた耐性ができて、治療できなくなるでしょ。
辛い治療をしても、ちょっとだけ命の期限が伸びるくらいなら、もう何もしないという選択肢もあると思うんだ」って。

生きる目的が見つからない。

その言葉を聞いたときに私は言葉が見つからなかった。
でも…

私達家族のために生きてほしい!!

それは生きる目的にはならない?
と、妹に聞いたことを思い出します。

妹はすぐに笑って「ありがとう、でもすぐには出せないこたえなんだ。ちょっと言いたかっただけ。気にしないで」って話してました。

無治療になったら、どんどん状態が悪くなり…
めまいはひどくなるし、あちこちに痛みも出てきて…
あの頃は毎日毎日吐いてましたね。
起き上がって頭を動かすと、クラクラが強まり嘔吐を繰り返す。
そんな状態でした。
ご飯なんてまともに食べれなくなり、水まで吐くようになり…
免疫力低下してるせいで、顔に帯状疱疹まで出来てしまう始末😵
これじゃあ本当に明日どうなるか分からない!!

とりあえず腫瘍内科のK先生に相談したら、「食べられるようにして体力を戻したいね、薬をで調整しましょう!!」
と、薬を処方してもらったら、それがとても効果的だったみたいで、食欲がだんだん戻り普通に食べられるようになってきました😃
やっぱり口から食べれるのって、ありがたいし幸せな事ですよね✨

K先生の受診後日にちをあけずに、たまたま築地のH先生の受診があって様子を伝えたら…
「どうした!そんなに弱って!!ダメだ、そのままだったらただ緩和ケアで終わってしまうぞ!!
今日治療していきなさい!!
死にたくないだろ?!」
と、なかば強引に…笑い泣き

妹も「はい!!生きたいです!!先生、治療して下さい!!」
そう、一時はもう治療しないと言ってましたが、先生の一言でハッ(゜ロ゜)と、我にかえったようで、とっさに出たセリフだったようです(笑)

その日はかなりフラフラしていたし顔に帯状疱疹までできちゃうし、結局入院して点滴とか色々打ってもらい…
K先生にはナイショで髄注治療受けちゃいましたグラサン
それが11月末の話です。

顔にできた帯状疱疹も気になっていたので、入院した築地の病院の同じビル内に皮膚科があって、そこに私が妹の代理で行って先生に話をしたんです。
そしたら、入院していた部屋まで先生が来てくれたんですよびっくり

なんという神対応✨✨

で、神対応の先生が、まぶたにもかかっていたので失明のリスクあるから眼科も受診した方がいいと言ってたので…
退院後に受診したら、失明は免れました💦

まー踏んだり蹴ったりの日々を送りつつ、12月に亡くなった病院に入院する事になったのです。
なぜ入院する事になったかというと、以前記事にも書いたと思いますが…
たまたまその日はリハビリ受診の日で、待合室で待っていて名前を呼ばれ立とうとした瞬間…

足が突然動かなくなり、急に下半身が痙攣して、緊急入院となったわけです。

髄注の治療で強い副作用が出る可能性もあるって言ってましたから、もしかしたら副作用だったかもしれないし、病状の悪化だったかもしれないし…

もはや、副作用なのか、病状なのか、分からない状態でした。
でも、私達姉妹にとっては、治療をしているという事で、なんとなく安心感があったというか…
生きるモチベーションにもつながっていたんだと思います。

亡くなるまで、いろんな症状が出ました。
ありがたいことに、痛みは薬でかなりコントロールできていたので、それだけでも救われた気分です。
毎日嘔吐は当たり前、めまいがひどくなったり、目の焦点がどんどん合わなくなり、そのうち携帯も使えなくなり…
耳もはじめは片方だけ聞こえづらい状況だったのに、もう片方も聞こえづらくなり…
耳元でものすごく大きな声で話さないと聞こえないという状態になってしまいました。

そのうち、せん妄が現れて…
夜中に看護師さん達を困らせる場面もあったようです。

脳に居座ったがん細胞…
脳の壁にベッタリがん細胞がくっついて…
妹の視神経にこれでもか!!というくらい悪さをして…
亡くなる1週間前あたりからは、ほとんど意識はなかったし、痛みはコントロールできていたので辛そうな表情とかはしていなかったです。
でも、痛みはコントロールできていても、他に辛い症状が色々あったので、本当によく頑張ったなと思ってます🍀

癌性髄膜炎は辛い症状が色々出ます。
予後が悪いと言われてますが、早めに診断してもらい諦めずに納得のいく治療をしてほしいと思います。
癌性髄膜炎と診断されずにそのまま亡くなる方が結構多いようなので、まずは診断してもらう事が大事かなと。

早く癌性髄膜炎に有効な治療方法や、薬が開発されることを祈ります🍀