ロシア人のヴェリーキー・ポスト | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

みなさま、おはこんばんちは!

 

これを季節の行事と言っていいのか

疑問はありますが

ムスリムは今絶賛ラマダン中。

 

日の出から日の入りまで

飲食禁止という期間に入っています。

 

春のお祝いであるノールーズにぶつかっていて

どうするのかと思いましたが

ラマダンは夜中ならいくらでも食べてもいいので

さほど難しくないみたいです。

 

それよりも学校のお茶会に

「ラマダン中なので飲み物も飲ませないで」という親がいて

衝撃でした。小学校1年生です。

 

普通は子どもや妊婦さんは除外されるんですが

信仰の度合いは人それぞれなので

何とも言えません。

 

ちなみにラマダンはこちらではオロゾといいます。

 

この時期はみんなお腹がすいて、いら立っているので

日本の外務省から旅行はしないように注意がされます。

ラマダンのことを知っている人なら問題ないでしょうが

現地の食堂などもラマダン仕様で

日が暮れてからしかあかないことがあるので注意です。

 

外国人目当てのカフェなどはあいてます。

 

こういう宗教行事はどことなく似たものがあるようで

ロシア正教会ではいま

「ポスト」という期間に入っています。

 

私の大好きなバター祭り「マースレニッツァ」が終わって

今、大斎期「ヴェリーキー・ポスト」というそうです。

 

肉や乳製品などの動物性食品を控えます。

魚は火曜日と金曜日だけ食べてよいそう。

 

これが48日間続きます。

 

終わるとこれも私の好物「パスハ」

復活祭が始まります。

 

一般的にはイースターといいますね。

 

卵探すやつです。

 

とここまで書いといてなんですが

「ポスト」はこれまで一度もやったことがありません。

 

何を思ったか今年からロシア人が挑戦しています。

 

挑戦という言葉が正しいかはわかりませんが

人生初ポストに挑んでいます。

 

それほど信仰心が高いわけではないので

何が何でも一口も食べてはいけないという

感じではないようですが

(クッキーとか食べてるし…確か卵もバターも入っとるよ)

「控える」ということで協力しよっかな~とは思っています

 

とはいえ

 

長いのよ!!

 

5月の4日までって1カ月以上ありますよ。

 

肉も卵も牛乳も買わなくていいのは助かりますが

代わりに何を食べたらいいのか?

 

豆腐か??

 

日本人には豆腐があるぞ!!

 

たんぱく源には豆腐が一番!

 

早速朝のコーヒーに入れるのに

私の豆乳がロシア人に使われました。

 

子どもたちも私も協力はせども一緒にやる気はないので

卵も乳製品も食べようと思いますが

控えている人の前でバクバク食べるのもなんでしょう??

 

朝昼は仕事でいないロシア人なので

夜だけポスト食にしようかしら?

 

私はポケットからチーズ、食べ歩きはベーコン!ってほど

動物性食品が好きなのですよ。

 

48日も我慢するなんてできない!!

 

ってところを我慢するのが信仰心なんでしょうね。

 

火曜と金曜の魚ってのも決まってていい。

 

野菜と豆腐を駆使して4月を乗り切ろう!

 

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