こちら佐世保コーチングオーガナイゼーションB面です(A面はコチラ)。
言葉というものは本当に大事で、その準備や構成、あるいはその言葉を聞いた相手に与える印象というもの想定し、これを巌に取り扱わないと、一国の大臣がその役職を解かれてしまう程の影響があります。
(どなたか余裕のある方、ツッコミいれてあげてください)
そして「考えることは、書くこと」という言葉があるように、人の思考というものもハッピーだろうがモヤモヤしようが結局は何かしらの言葉(「モヤモヤ」という言葉もそのひとつ)に収斂していきます。
また、考えるから書くのか、書くから考えるのかという順番の問題もありますが、どちらも正しいような気がしていて、例えばずーっと考えていたことや、ふとした瞬間に「ややっ!」と思い付いた考えをバーッと書く(頭の中にすでにあるものを言葉にする)ということもありますし、
逆に、頭が空っぽであっても、紙にただのひとフレーズ、例えば「約束の時間にあの人は来なかった…」みたいな「それっぽい」言葉を書いてみるだけで、何やらその後のストーリーが頭の中に浮かんできて小説めいたものの発想が次々と生み出され「っぽい」が取れて「それ」になる、なんてこともあります。
約束の時間にあの人は来なかった・・・
…
約束の時間にあの人は来なかった・・・
…(あれ…)
約束の時間にあの人は来なかった・・・
…(えっと…)
…とまぁ、こういう風に何もアイデアが浮かばないことももちろんありますが(笑)、浮かぶ時は代謝物が分泌するかの如く体の芯からベタベタと(笑)アイデアが出てきて「筆が乗る」のです。
…と、どうしてこういうことを考えたかというと、昨年の5月1日からブログを初めて本日で365回目なのですが、「まず書く」ことの重要性をこれでもかと痛感できたからです。
「まず書く」をすると、なんというか、汗のように体の中から何かが分泌されて言葉になっていくと、そういう体験がスタートします。
そして、この体験を通して、コーチング等で取り扱う行動喚起(初動)にも通じる、まずはとにかく手を動かしてみる、足を動かしてみる、笑ってみる、泣いてみる、大声で叫んでみる、飲めないお酒を飲んでみる、隣人を愛してみる、知らないお店(スナックがおススメ)に飛び込んでみる、といった「まず動く」ことがその後の大きな「大河ドラマ」を呼び起こすきっかけ足り得るのではないかという、以前から薄々気づいていたことの確信を得ることが出来ました。
今後この分泌活動(笑)はその頻度や様相が徐々に変わることになるやもしれませんが、いずれにしても頭の中に汗をかくことは継続していこうと思っています。
この365個の「分泌物」(生々しいし、ちょっとクサそうな笑)を読んでくださった全ての皆様に取り急ぎ感謝!であります。
…考え、気づき、行動する。そのシンプルな繰り返しが、コーチング。