今までのお話はこちらから
「学校、休んでもいいよ」って
親の立場で言うのはすっごく勇気のいること…
と思っている人、多いと思います。
中学校勤務時代
この初期の状態で
「学校に行きなさい！」と言う親と
「…行けない」または「…行きたくない」
で親子がバトルする様子を
たくさん見てきました。
不安なんだよね。
親の方が。
わかる、分かります。
でも、大切なのは
みんなと同じように学校に行くこと
じゃなくて
心身ともに健やかでいること
最終的には自立すること。
学校に行きたくない、と言えたことは
そのプロセスの一つなのです。
さ、前置きが長くなりました。
（romiの欠点：話が長い）
その③ね。
同時並行してやるからよーく聞いてね。
③本人の好きなことをさせる
と同時に担任の先生、または話しやすい先生に早めに事情を話す
ただ単にサボりたいと思って
「行きたくない」と言う子を除けば
大半の子は何らかの理由で
エネルギーを消耗して疲れ切っています。
「あなた、今日学校休んだんだから
勉強はしておきなさいよ」
…なんて言われたら
なんか余計に心が削られちゃいます。
条件づきでなく、無条件で
ゲームが好きならゲームを
お出かけしたいならお出かけを
（あ、でも保護者同伴がいいかな）
絵を描きたければ絵を
食べたいものがあれば好きなだけ。
とにかく子ども本人が好きで
没頭できて
時間を忘れられるものをやっていいよと
許可を出すのです。
大人も仕事とか恋愛とか
人間関係で疲れ切った時って
スイーツ食べたり
出かけたり、愚痴ったり
好きなことするでしょ？
子どもだって同じ。
ましてや思春期の子ならなおさら。
わがままになんかなりません。
「今日はいいよ！」
または「○曜日までならいいよ！」
と許してしまいましょう。
ただし、家族としてのルール
（ご飯は一緒に食べるとか、朝起きて夜寝る生活をするなど）
は守ってもらいましょう。
ここからは親単独で、ですが
できるだけ休みたいと言って休んだ段階で
担任の先生か
お話ししやすい先生（保健室の先生や相談室の先生など）
に状況を伝えましょう。
現代の親子関係って
密室型が多いんです。
こうして一見ネガティブな事柄があると
なるべく自分だけで、
自分の身内だけでなんとか頑張っちゃう…
ってことがあります。
でも、それって長く続かないし
保護者が疲れ切ってしまいます。
先生たちも早い段階で相談してくれた方が
動きやすいし配慮もしやすいです。
「こんなこと先生に話して、
明日ケロッと学校行ったら怒られちゃうかな…？」
ぜーーーんぜん、そんなことありません。
初動が大事です。
空振りでも、ちょっと大げさになっても
さっさと相談する方がお互い楽ですよ。
さらに、他にもう１人相談できる人がいるとベスト。
学校に関係ない人で
例えば職場のベテランママさんとか
近所のおばあちゃんとか
学生時代の友だちとか
見る世界が違う人に話してみるのも
視界が狭くなるのを防ぎます。
あ、もちろん
私もいっぱいお話し聞きますよー！
今日は盛りだくさんになっちゃいましたね。
すみませんー！
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ときどき子育て中のお母さんに向けに
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