住む人のご家族も、そこで働く人も、決め手は一緒。入所・または就職の際の「施設の選び方」はこれです②
以前の記事の続きです。
私達が何らかの理由で引っ越しをする時は、候補地の環境や生活のしやすさ等、しっかりと吟味してから、何か所か挙げた候補の中から、最終的に住まいを決めますね。おそらく「どこも一緒」といった決め方はしないのではないでしょうか。
施設選びも一緒です。
もしかしたら、認知症の症状の影響等で、ご本人は決定できない状況にあるかもしれません。しかし、今までの暮らしや環境については、ご家族も把握されていることが多いのではないでしょうか。
私達が今までとは違う環境に身を置く時、初めのうちは慣れるまで気力も体力も結構使います。
新しく引っ越したなら、部屋の設備の使い勝手が違って当然ですし、仕事に通ったり、今までの生活とは違うパターンに、自分を合わせていく事になります。
高齢になってからの生活のリスタートは、若い方達とは全く異なります。
体が追い付かない、心が追い付かない、認知症であるならなおの事です。
施設に入居となれば、知らない他の入居者やスタッフが常時いるわけで、新しい人間関係を築くための努力も必要になります。これは相当な負担になります。
介護支援は、基本以外の応用がものを言います。
施設に見学に行かれたら、そこで生活している方と、働いているスタッフの表情を見てみましょう。
介助している場面に出会ったら、そのスタッフが「不自然な動きの介助をしていないか」というところを見てみましょう。
立ち上がりの介助なら、入居者が自然に立ち上がっているように見えるか・・・
歩行介助なら、入居者が自然に歩いているように見えるか・・・
なぜなら、「入居者ご自身が自然に行動できるための介助をしているか」が大切だからです。
そこを見れば、だいたい普段どんな介助をしている施設か、入居者がどんな生活をしているのかが分かります。
また、就職を決めるために見学に行った場合、自分がどんなスタンスで勤務できる施設かも、想像できるはずです。
力任せに介助している施設は、おすすめしません。
介助のスキルは、力任せにするためにあるわけではありません。
「介助が必要な方が普段の生活で出来ない部分を、サポートするために行う」ものです。
そこに、その施設の「入居者に対する考え方」が顕著に表れます。
・入居者を中心に考えているか(その方に合わせた介護支援をするか)
・施設側の事情に入居者を合わせるか(その人の事情は関係ない介護支援をするか)
今見ている姿が、入居後に待っている生活の姿です。
今見ている状態が、これから勤務する際に自分がする状態です。
長く生活していけるよう、また、長く勤務していけるよう、出来る事なら何か所かしっかりと見学してみて、「生活の面で考えるなら、自分はここがいいな」と感じられるところに出会っていただきたいと思います。
介護分担についての話し合いでは、「第3のスケジュール」を明確にする必要があります
いざ身内で介護が必要になった場合に、「誰がどの位介護負担を担うか」という問題について、今までなかった、家族・親族間の争いが起こる場合があります。
今回は、そのことについて。特に、同居中であるご夫婦での話し合いについて、お伝えしていきます。
最近はご夫婦とも何らかのお勤めをされている事が多いと思います。
プラス、家事や育児、その他、それぞれの趣味やお付き合いなど、夫婦単位だけではなく、個人単位でも一日・週間のスケジュールを見てみると、おそらくどちらの立場の方でも「余裕のある時間」は限られているのではないでしょうか。
この時点で、すでに「介護に使える時間」を捻出すること自体、困難に感じると思います。
しかし、介護に「待った」はありませんね。
そこで、誰がどのように介護を負担するかが問題になってきます。
「男は仕事、家の事は女がして当然」なんて事を、未だに口にする方がたくさんいます。
「女だって働いて、家事もしているのに、これ以上無理よ」と、言いたくなりますね。
(上記については、男女逆の場合ももちろんあります)
介護は実子がしろ、いいや、同居の嫁がしろ・・・今までは毎日特に喧嘩もせずに過ごしてきたのに、毎日が言い争いになってしまい、険悪なムードただよう家庭になってしまうこともあります。
こんなやり取りをしているうちに、下記のような部分での戦いになる事が予測されます。
・いかに自分の方が日々大変か
・いかに自分の生活スタイルを変えずにいくか
・いかに相手に多く負担を強いるか
これでは、冷静に話し合うと言うより、いかに相手に勝つかという争いになってしまい、結局介護負担以外の夫婦喧嘩に発展してしまいますね。
また、意地になって「なにがなんでも介護は自分がするんだ」となった場合、継続していく事は容易ではありません。
そこで、タイムスケジュールを目に見える形で夫婦相互に見てみる事で、実際に必要な時間を共有し、話し合ってみる事をおすすめします。
目に見える形にすることは、男性陣にとってはよりイメージがつかみやすく、女性陣が説明しやすくなるメリットもあります。
まず、それぞれの一日のスケジュールを、簡単に書いてみます。
それから、「介護に必要な一日のスケジュール」も書いていきます。
これが、「第3のスケジュール」です。
それをかさねてみる事で、どの時間に介護する事が可能で、どの時間は困難になるかが見えてきます。ピンポイントで介護負担について話し合う事が可能になります。
「仕事を減らせば、介護ができるだろう」
「夜中だって、何回か起きて面倒を見ればよいだろう」
そんな事を言い出す方が出てくるかもしれません。
・どちらかが仕事の時間を減らすということは、その分誰かが稼いでくる必要があると
いう事。
・毎晩起きて介護するとなったら、今までの睡眠時間が確保できなくなり、健康面にお
いて体の負担が大きくなり、仕事にも影響が出るという事。
こんな場合は、このように話してみるのもいいかもしれませんね。
話し合いの目標は、「どのようにして介護に必要な時間を確保していくか」にあります。
決して「どちらに責任を多く取らせるか」にあるわけではありません。
ピンポイントで必要な介護時間や介護負担が見えるようになったら、介護施設や自治体のサービスを調べ、どんな形でそれをフォローしていくことができるかを話し合っていきます。
担当のケアマネさんに相談する際も、具体的な事を伝えやすくなりますよ。
本日発売の全国紙「ミスターパートナー」に掲載されました
以前から度々私を取り上げて下さる出版社、それが「ミスターパートナー」さん。
<イギリスから豊かな暮らしと生き方を考える>というコンセプトで、そろそろ創刊30周年を迎えられるこの情報誌に、2ページにわたりMELLOWZが掲載されました。
こんなおしゃれなものに、果たして掲載いただいていいものか・・・と、毎回思っていますが、ご興味のある方は、どうぞお手に取っていただけたらと思います。
1/10、全国書店で発売中!
今年もどうぞよろしくお願い致します。
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<緊急特番>年末年始、親族からの「もっと親身になって介護できるはず攻撃」の内情を理解しておく
普段あまりお付き合いをしていない親族にも、なんとなく会う機会が増える季節、それが年末年始です。
特に介護が必要な方がいるご家庭では、普段の介護に対する外部の意見や要望が、話題に上る事があるのも、こんな時期です。
というのも、普段どんな形で介護支援をしているのか全く把握していない親族ほど、たまに来ては好き放題に、まるで重箱の隅をつつくような事を言い出しかねないのです。
例えば、こんなこと。
・もっといい部屋においてやれ
・身だしなみをしっかりしてやれ
・親を第一に考えてやれ
・夜中もしっかり介護してやれ
・仕事などせずに、もっと手厚く介護してやれ
・施設などに入れるような事をするな、家で嫁が介護するべき
・ヘルパーなど頼まず、家族が世話するべき
・いいものを食べさせてやれ
・自分ならもっとうまくできる
・自分ならもっと大切に手厚くしてやれる
・男に介護などさせるな
・・・もうね、あきれます。
口は出すが手は出さない親族の、身勝手な言い分を聞かされて、普段頑張って手を尽くしている側からしたら、たまらないですよね。
「介護は実子」など、最近介護の話題や家族間の介護負担の話になると、誰がどこまで介護をするのかが、重要な話になる事があります。
実際は実子かどうかなんてどこかに飛んで行ってしまい、同居の家族、それも、女性が担う事が多いと感じます。
「長男の嫁がするべき」
「同居している嫁がするべき」
「一番近居のものがするべき」など。
上記のような事を言いたい人の共通点は、ただ一つ。
「自分以外が介護するべき」ということ。
普段、それこそ自分の時間なんて全くない状態で、仕事をし(これだって、介護にかかる費用をなんとか捻出するためかもしれないですよね)、家事をこなし、一生懸命介護支援をしている状態の方が多いです。
介護支援に参加していない人は、その苦労を知りません。知る気もありません。
ただひたすら、それこそ「酒の勢いで」攻撃する人も多いです。
無礼講だなんて勘違いな事を言いながら。
こういう人たちは、どうしてそんな事をするのでしょうか。
これも、簡単な理由です。
「うしろめたさ」なんですね。
・自分は実際に介護もせず、丸投げしており、それでどうにも気が咎める
・そうはいっても、普段は自分の目が届かず、不安である
こういうことです。
その自分のやましい、後ろめたい気持ちをなんとか正当化すべく、人のあら捜しをして、なんとか自分を有利に保っておきたい・・・それが、普段しっかり介護支援している人に対して、攻撃という形で現れるということ。迷惑です。
普段はこのように介護しています、寝る間も惜しんでしています、これ以上はできない位いっぱいいっぱいなんです、少しは理解してください・・・
攻撃された側が一生懸命現状を説明して、理解を求めようとしても、相手にもっと手ひどい事を言い返されたりするのは、相手のその後ろめたい気持ちを暴かれているような気持になるから。
「あなたは言うだけで、なにもできない人ですよ」と、見透かされているような気持ちになるからなんです。
言い返せば言い返すほど、聞きたくもない事を言われ続ける悪循環は、こうして生まれます。
相手の内情を知っていると、対処が変わってきます。
今回は、簡単な対処法をふたつお伝えします。
①黙ってその人の顔を見てみる
何も言い返さず、かといって怒るでもなく、悲しむでもなく、ただ「今の話って、
何の事?誰の話?」位の不思議そうな顔で見てみると、相手は単純にドキドキしま
す。「え、何かまずいかも?」位のインパクトを与えられます。
②肯定も否定もしないでおく
「あ~、〇〇さんはそう思うんですね~」とだけ、伝える。
こちらの出方が分からないと、相手は次の手を打てません。
「なんか言ったらどうなんだ」なんて言われたら(これを言った相手は、とっても不
安な気持ちでいます)「う~ん・・・」なんて感じで答えておいて、その人を放って
おく位でちょうどいいです。
そして、通常通りの介護支援をしましょう。
結局、周りが何を言おうと普段している人にはかなうわけがありません。
介護問題に関しては、普段している人が一番感謝されてよいのです。
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住む人のご家族も、そこで働く人も、決め手は一緒。入所・または就職の際の「施設の選び方」はこれです①
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高齢者向けの住まいが増えています。特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け賃貸住宅など、地域によっては、宅老所がその役割を「宿泊」という形で担っていることもあります。
要介護度によって、利用できたりできなかったり、サービスの内容も、その場所によってさまざまです。
いざ入居を検討しようと思った時には、パンフレットやインターネットでの情報、紹介してくださったケアマネさんなどの話を基に、何件か見学に行かれると思います。
また、現在介護士として働いている・もしくは、これから介護士として就職する、そんな時も、面接を受ける前に情報を集めて、初めて目的の場所へ行く事が多いと思います。
ご家族と介護士、どちらの立場でも、「その場所には初めて行く」という共通点があります。
そこで、一歩入った時にまず感じていただきたい事があります。
「自分がここに住みたいと感じるか」です。
ご家族が入居となれば、そこはその方の「家」になります。
この記事の中で、私が「施設」を「場所」、「入所」ではなく「入居」と書いているのは、このためです。
介護士の方にとっては、「就職する施設」とみるのが、当然の感覚ですよね。
しかし、その施設の良し悪しを考える際にも、この「家」という見方は大いに役立ちます。
今は完全介護の所が多く、24時間職員が常駐している事がほとんどで、もし何かあった時の対応もすぐに対応してくれる場所に住むことになります。
多くの高齢者入所施設には介護保険を使ったサービスが併設されていて、日中はデイサービスに通ったり、ヘルパーさんに来てもらったり、施設によっては入所しながら色々なイベントが開催されるでしょうから、住む方の良い気分転換になったりします。
部屋の広さや人数も、その暮らし方も、様々です。
一人部屋・多人数での部屋、トイレは部屋の中か、共同か。
お風呂は個人用なのか、それとも大浴場か。
食事の内容はどうか、好きな飲み物は飲むことができるのか。
(状態にもよりますが)好きな事を好きな時に出来るのか。
今までの交友関係は維持できるのか。
※行きたくない場合は、併設されたデイサービス等の介護保険サービスは自分の意志
で休めるのか。
休めた場合、自分の部屋で好きに過ごせるのか※ココとても重要!
そこで、想像してほしいんです。
「その場所での生活を、自分ならしたいか」という事を。
次回に続きます。
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「どこに重点を置き、どこで力を抜くか」で、人間関係はもっと楽になる。あなたがまず重点を置くべき人は、あなたです。
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どこまでもまず相手の事情を思いやり、相手の気持ちを考え、波風を立てないように人付き合いをしよう・・・
おそらく、上記のように考えて行動する事が多い方は、自分の事情や気持ちをおろそかにしています。
・自分の気持ちは二の次
・自分の意見や事情より、相手の意見や事情を優先する
・たとえ自分がきつくても、相手のためを思うと無理せずにはいられない
・嫌な気持ちになっても、こらえてしまう
・自分が好きな事も、相手に合わせ我慢してしまう
こんな事が、いつもついてまわります。
こうなってしまうのは、ひとえに「自分のこころを守るため」ですね。
最近は「空気が読めない」という言葉に、とても臆病になっている方が多いと感じています。まるで「空気が読めない」という事について、読めないと自分がとても鈍感な人間で、悪い事をしているかのように思えるのではないでしょうか。
特に、相手の事を最優先に毎日を暮らしている事情のある方ほど、その気持ちが強いと感じます。
「空気など、読めなくて当然」なんです。
言い換えれば、「相手の事情など、推測しても、わからなくて当然」という事。
・きっとこう思っているだろう
・きっとこうしてほしいのだろう
こう考えても、推測と本当の相手の気持ちや事情とは根本的に違う という事です。
ここでもう一つ。相手の事情や気持ちに重点を置いてしまう方の特徴があります。
それは「本当は、自分の気持ちや事情を、相手も理解してくれているはず」と思ってしまいがちな事。
「そう思いたい」というのが、本当のところかもしれません。
・相手の事情を考慮してあげる=自分の事情も、いつか考慮してくれるはず
・相手に合わせて行動できれば(空気を読めば)、自分も同じようにしてもらえるはず
上記のようなことは、この先いくらがんばっても起こりません。
相手もまた、あなたの本当の気持ちや事情は分からないからです。
では、どうするか。
一番簡単な方法は、確認する事です。
自分の本当の気持ちや人の本当の気持ちは、なんとなく聞きづらいし、言いづらいものです。
したがって、気づけば双方の気持ちや事情を確認しないまま、なあなあで過ごしていることが、実はかなり多いのです。
まるで、ハッキリしないものを、手探り状態でなんとか確認しようとするようなものです。
・そんなことぐらい、言わなくてもわかるでしょ
・それくらいの事は、聞かなくても察してよ
上記のような事、言われたり、言ったりした経験はありませんか?
これは、間違っています。
・言わなければ、本当の事は伝わらない
・事情を理解していなければ、察することなどできない
これが本当の所です。
仕事においても、家庭においても、交友関係においてもです。
私たちは、一人として同じ人間ではありません。
考え方も、全く同じ人などいないのです。
事情も人それぞれ。それで、合っています。
まず、あなたにしていただきたいのは、「自分の気持ちはどうなのか」を最優先に考えてほしいという事。
そして、「それを相手に話してほしい」という事。
相手と意見が違っても構わないのです。
もともと違う考えを持った、一人の人間です。
もし、相手と意見や考え方が違った場合、「違うんだ」と思えれば、それでいい。 「なんとか相手の意見に合わせなければ」とか、「どうしても自分の事をわかってもらわなければ」とか、そういう事は不要です。
この事自体に、重点を置く必要はありません。
それをどうするかは、双方で話していくことでしか、解決しません。
もっと力を抜いて、違うところに重点をおきましょう。
大切なのは、自分のこころがどう思い、どう感じているか、それをあなたが理解しているかです。
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どこまでが自分にとって重要な人間関係なんだろう・・・その目安とは②
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前回、人間関係を3つに分類していただきました。
①あなたがもっとも重要で、力を入れる必要を感じている人のこと
②その次に大切にしている人のこと
③そこまで深いお付き合いをしなくてもいいと感じている人のこと
あなたはどんな分類をしましたか?
では、それぞれの意味を見ていきましょう。
①あなたがもっとも重要で、力を入れる必要を感じている人のこと
→重要な他者
主に、配偶者・家族・子供・自分の両親・恋人・親友の事を「重要な他者」と考え
ます。
②その次に大切にしている人のこと
→まあまあ親しい人
主に、友人・知人・親戚などが、これに相当します。
義父や義母も、こちらに分類します。
③そこまで深いお付き合いをしなくてもいいと感じている人のこと
→職業上の役割における人間関係など
会社でのお付き合いはあるけど、退職したら基本的に付き合いがなくなる人が、
これに該当します。
学校の行事や、お子さんが通学する間関わる人間関係(ママ友など)も、こちらに
分類してみます。
これは、学校を卒業したらお付き合いしなくていい関係になるからです。
さて、あなたのした分類と比較して、ズレを感じる人はいましたか?
人間関係にしっくりしたものを感じない時は、大抵この人間関係の力の入れ具合に不都合な事が起こっています。
たとえば、
・夫(妻)が嫌いで、家庭内別居中
・モラルハラスメントの被害者だと自覚している
・家族と過ごす時間がほとんどなく、何をしているのかもよくわからない
・恋人はいるが、不安が強い、いつも恋人との事だけで頭がいっぱいになっている
・ついつい親友に依存してしまう、親しい中だから、多少は大目に見てもらえるはずと
思っている、もしくは、その逆である
・介護問題について、夫婦でまともに話ができない
・結婚後も、両親からの過干渉に参っている
・友人からの誘いに断りきれない、いつも自分が我慢をして相手に合わせている
・友人が自分の事を優先してくれないと頭にくる・もしくは、不安でたまらなくなる
・嫁姑問題に頭が痛い、いつもそのことを考えてしまう
・「嫁だから当たり前」と、必要以上に介護要員にされている
・多すぎる親戚づきあいに、自分の時間をさいて対処している
・家に帰っても、仕事の事が頭から離れない
・上司や先輩から攻撃されて、ヘトヘトで家に帰る
・休日出勤を断れない、毎日かなりの残業をするのが当たり前になっている
・嫌な事でも、上司や先輩から言われると、やらざるを得ない
・職場の嫌な人が気になって、夜も眠れない
・ママ友や学校のお付き合いを断れない
・自分の意見を積極的にいう事が難しくなってきている
などなど
挙げだしたらキリがない位、人間関係では不具合が起こりがちですね。
この分類と、あなたの分類がずれていた場合、そこがあなたの「人間関係のズレ」と言えます。
特に、②と③が①に分類されているような場合は、人間関係を整えていくと、かなりスッキリしたお付き合いになります。
次回は、具体的な距離の取り方についてお伝えします。
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