1974年4月6日,アメリカのABCテレビジョン主催により,アメリカ合衆国カリフォルニア州オンタリオ・モーター・スピードウェイにて開催された一大ロック・フェスティバル 『 カリフォルニア・ジャム (California Jam) 』.
 ヘッドライナーの ディープ・パープル(Deep Purple)と,エマーソン・レイク & パーマー( Emerson, Lake & Palmer)に加え,ブラック・サバス (Black Sabbath),アース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire),イーグルス(Eagles)等,豪華バンドによる一大共演のイヴェントでした.

 先日,Shadesレーベルから 『 California Jam 1974: 50th Anniversary Edition (Shades 1979) 』(DVDR)がリリースされたのは記憶に新しいのですが,何と,今度は,ディープ・パープル(Deep Purple)系のメイン・レーベルでもある Darker Than BlueレーベルからプレスDVDで 『 California Jam 1974: 50th Anniversary Edition (Darker Than Blue 327) 』 としてリリースされました.
 何と,2週間間を空けて,同内容がプレスDVDとは(泣)

 告知時にも 「 ★至宝の一枚 」 の一言が記載されてましたね.

 メーカー情報では
 『先日リリースされ、大ヒットを記録している50周年版『CALIFORNIA JAM 1974』。あの衝撃を永久保存するプレスDVDが緊急リリース決定です!
 そんな本作に収められているのは、もちろん無論「1974年4月6日オンタリオ・モーター・スピードウェイ・パーク」。世紀の巨大フェス“カリフォルニア・ジャム”のマルチカメラ・プロショットです。25万人を動員したと言われる超巨大フェスだったわけですが、それをロック史の伝説に引き上げたのは、ひとえにDEEP PURPLEの歴史的な大名演に尽きる。その模様はプロショットで残され、現在では公式DVDも大定番。それこそDEEP PURPLEというバンドの存在さえも超越し、ロック・ミュージックそのものの教科書ですらあります。本作は、そんな象徴映像の新バージョン。伝説の“カリフォルニア・ジャム”から50周年を記念するに相応しいオフィシャル超越版なのです。
 この映像は先日、同タイトルのDVDR版『Shades 1979』としてもリリースされましたが、あまりの大反響に急遽プレスDVD化も決定しました。内容的にはShadesレーベル盤と同じですので、予めご理解の上でご用命をお願い致します。

●2年前に発掘されたリール・サウンドボードをシンクロ
 先日のShadesレーベル盤を体験された方なら、もうお心を決められている事でしょう。しかし、運悪く見逃してしまった方、プレス・タイトルしかチェックしていない方もいらっしゃると思います。そんな方々のため、本作の何が「新バージョン」なのかご説明していきましょう。
 本の最大のポイントとは、音声。そう、2年前に発掘されて全世界のコレクターを震撼させた「サウンドボード・リール」をシンクロさせているのです! この発掘リール・マスターは、プレス名盤『CALIFORNIA JAM 1974: REEL TO REEL SOUNDBOARD(Darker Than Blue 297/298)』として大ヒット中のもの。2022年になって突如ネット上に登場したマスターで、従来の放送サウンドボードや公式ライヴアルバムとはまったくの別モノでした。従来の放送版やオフィシャルのようにマルチからミックスされたものではなく、ステージ上のアンプの前に置かれたマイクから録音。つまり、伝説ステージの現場PAが吐き出していた出音をそっくりそのまま記録されていた。本作は、そんな超ド級リアル・サウンドボードをオフィシャルの完全版DVDの映像にシンクロさせたものなのです。

●伝説の現場を超リアル体験できる異次元プロショット
 そんな「公式プロショット+現場サウンドボード」によって生まれた映像は、従来とは完全な別モノ。その猛烈・苛烈に生々しい視聴感には、頭がクラクラする。映像は脳裏にこびりついていますし、演奏自体もお馴染み。しかし、そこには25万人に及ぶ大歓声も皆無ならコンサートの雰囲気を演出する加工も一切なし。光景に馴染み切っているからこそ、脳がバグを起こしたような感覚に襲われるのです。
 もちろんバグ感覚でありながら、同時に肌が粟立つ超快感でもある。マルチカメラ・プロショットならではのドアップが画面いっぱいに映し出され、その手元・口元から発せられた生演奏が無加工・無修正で襲いかかってくる。ヴォーカルは呼吸ごと耳元に吹きかけられますし、ギターは弦の振動どころか指紋が巻き弦をこする感触すらリアルに感じる。その現実感はドラム・キーボード・ベースも同じ。「Space Truckin'」中盤でソロを執るベース・サウンドのエグい事と言ったら……。
 この視聴感を喩えるなら、現場スタッフの体験感でしょうか。プロショット映像には格好いいシーンを繋いだ「作品感」と、ドアップによる「密着感」の2つが特徴で、磨き込まれたサウンドの公式DVDは前者イメージが強い。言わば「映画風」とでも言えるような作品感です。それに対し、無加工・シンクロ系サウンドの本作は「密着感」がムキ出しになる。すぐそこで楽器が鳴っているという実感は、それこそステージ袖で伝説パフォーマンスを目撃しているかのような没入感なのです。

 全盛DEEP PURPLEの超名演、そしてあの大爆発ギター・クラッシュ。ロック史の伝説……いや、神話ともなっているフルショウを同じステージ上で体験しているような異次元の快感。まさにロック・ミュージックの醍醐味そのものがカタチになった映像作品です。DEEP PURPLEの最高傑作ではなく、ロックという音楽文化の最高傑作。50年に一度の衝撃を永久保存したプレスDVDで、いつでも、いつまでもお楽しみください。

★衝撃50周年版のプレスDVD化。

★「1974年4月6日カリフォルニア・ジャム」のマルチカメラ・プロショットで、公式の完全版映像に、2022年に登場したサウンドボード・リールをシンクロ。ステージ上のアンプから吐き出される出音を直接録音した音声は、異常なまでの生々しさ。まるでステージ袖で歴史的な超・名演を観ているような錯覚に襲われる衝撃の絶対映像です。

California Jam 1974 : 50th Anniversary Edition (Darker Than Blue 327)
 
 Live At Ontario Motor Speedway, Ontario, CA, USA
 06th April 1974
 Synced with Reel To Reel Soundboard
 PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.85min.
 

   01. Intro
   02. Burn
   03. Might Just Take Your Life
   04. Lay Down, Stay Down
   05. Mistreated
   06. Smoke On The Water
   07. You Fool No One
   08. Space Truckin'

 David Coverdale : Vocal
 Ritchie Blackmore : Guitar
 Glenn Hughes : Bass, Vocal
 Jon Lord : Keyboards
 Ian Paice : Drums

 収録されている映像の一部
 

 本アイテムには,リリース初週に限って,旧オーディオ音声と,2022年に発掘されたリール・トゥ・リール音声の 2音声を収録し,比較できるようにした 『 California Jam 1974 : Dual Audio Edition (Ltd Bonus DVDR) 』 が,ボーナス・アイテムとして付属しています.
 本アイテムは 『 California Jam 1974: 50th Anniversary Edition (Shades 1979) 』(DVDR)がリリースされた週のギフト・アイテム 『 California Jam 1974 : Dual Audio Edition (Gift DVDR) 』 と同内容なので,今回を逃しても,その内,ギフト・アイテムとして登場するのでしょうね.

 メーカー情報では
 『本編プレスDVDは、歴史的名映像に無加工の本生100%サウンドボードをシンクロさせた衝撃作。50周に一度の見応えを永久保存した超・決定作です。観れば一発でブン殴られたような衝撃を受けるド級映像ではありますが、一般の公式版と見比べるとさらにそのスゴ味を実感できるでしょう。そこで初週購入してくださる熱心なコレクター諸兄のために、「見比べ専用」の特別仕様版も限定でご用意しました。
 そんな本作の正体とは、やはり「1974年4月6日カリフォルニア・ジャム」のマルチカメラ・プロショット。その2音声収録版です。2音声とは「Reel To Reel Audio」と「Original Video Audio」。前者「Reel To Reel Audio」はプレスDVDと同じステージ上のアプから直接録音した本生サウンドボードであり、後者「Original Video Audio」はオフィシャルDVDに使用されていた元々の公式サウンドボードです。
 基本的には、本編プレスDVDと同様に「Reel To Reel Audio」で設定されていますが、再生中いつでも元々の「Original Video Audio」に切り替えられる。これにより、いちいちディスクを入れ替える事なく、どんなパートでも自在に聞き比べができるわけです(もちろん、どちらの音声でも全編再生が可能です)。

 オフィシャルDVDをお持ちの方でも簡単に見比べができ、もし公式版をお持ちでない方にも安心。永久保存には本編プレスDVDこそが最適ではありますが、普段は本作の方を頻繁にご覧になるかも知れません。そんな便利な2音声版も同時コレクションできるチャンス。どなた様もお見逃しなく!

★伝説プロショットの2音声特別版。公式音声の他に、ステージ上のアンプ音声も収録したもの。凄まじい生々しさだけでなく、いつでも切り替えてカンタンに聞き比べできる便利仕様の特別盤です。

★プレスのガイド・ディスクとして最適です。この機会をお見逃しなく!

California Jam 1974 : Dual Audio Edition (Gift DVDR)
 
 Live At Ontario Motor Speedway, Ontario, CA, USA
 06th April 1974
 PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.85min.
 Audio Selectable / Audio 1 : Reel To Reel Audio, Audio 2 : Original Video Audio
 

   01. Intro
   02. Burn
   03. Might Just Take Your Life
   04. Lay Down, Stay Down
   05. Mistreated
   06. Smoke On The Water
   07. You Fool No One
   08. Space Truckin'

 David Coverdale : Vocal
 Ritchie Blackmore : Guitar
 Glenn Hughes : Bass, Vocal
 Jon Lord : Keyboards
 Ian Paice : Drums

[参考]









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#2024-04-17