岐阜市の長良に教室を構える

オルタナティブスクールあいぎふ・自由学校

 

主に不登校がきっかけでここに通う子が多いのですが

みなさんに安心して通っていただくために

「学校連携」を行っているんですね。

 

事務が苦手なひろし先生に代わって私がやっているのですが

月末、学期末になると半日くらいがこの作業に追われます笑い泣き

 


 

スクールに通うことになると学校へ連絡を入れ

「出席扱い」にして欲しい旨と

出席になるならないに関わらず「報告書」をお送りする旨をお伝えします。

出席扱いに関しては校長判断が原則ですが

数年前の文科省の通達のお陰もあり

ほぼすべての学校が「出席扱い」となっています。

出席扱いになろうとなかろうと

行こうと行くまいと

実は小中学校は卒業はできるんですね。

ただ、なぜ「出席扱い」を希望するかというと

お子さんや親御さんにとって

・不登校であることでの後ろめたさ的な気持ちが無くなること
・「出席扱いになっている(=学校も認めてくれている)」ことで周りからの批判的な目が和らぐ

という効果があり

また、お子さんにとってスクールに通う意味の一つとして認識される。

それはお子さんが伸び伸びしながら自信を取り戻していく一つの力となっています。

 

また、学校側からしても

不登校でなかなか接点が持てない生徒の

「元気で頑張っている様子」がわかることで

先生方も安心するようです。

進学時にも役に立って

「在籍校には通えてなかったけれど、自分にあった環境なら通える」

つまり

「合格後に通い続けることのできる可能性が高い」

という証明にもなっていたりします。

 

だから、「学校連携」をする意義は大きいなあと感じます。

この学校連携・・・

ただ、一つだけ問題点がありまして

決まったフォーマットや連携制度がないために

各学校ごとに違うんですね。

 

大抵はこちらで作った報告書を使うのですが

一部は学校で作ってくださったフォーマットがある。

岐阜市だけではないので

他の市町村では教育委員会が作ったフォーマットがある。

ということで、若干ばらつきがあります。

 

基本的に

出席した日と1か月の活動、成長の様子を出すのですが

学校によっては細かい登下校の時間や

1日1日の取り組んだ教科や単元、活動の様子を求められる学校もあります。

 

そして提出の仕方もそれぞれ。

メールでPDF、メールでパスワード掛け

本名で書くところもあれば、イニシャルでというところもあります。

事前に日数だけ電話報告をし郵送するところもあります。

 

だから私は報告書提出日はてんやわんや笑い泣き

ミスのないように、報告漏れのないようにしなきゃ・・・ですからね。

 

とはいえ、今年度は各学校さんがとても協力的でお優しくて

とてもありがたかったです。

以前はとても高圧的な先生もいらっしゃって

「月末○○時までに送ってくれないと困るんですけど!!」と

お怒りのご様子で電話かけて来られることもありました。

今年はそうではなくてみなさん

「お忙しいとこいつもすみません。ありがとうございます。」

といった姿勢でお互いつながりあえましたので

お互いが「協力しあいながら生徒を見守っている」という感じでいられました。

 

今年度も終わり

今年度最後の報告が終わりましたニコニコ

ちなみに、わが子は中学校へは入学式と卒業式の2回しか学校へ行かなかったのですが

スクールに来ていた日は全て「出席扱い」となり

親子ともども精神的にとても救われました♪

 

来年度も「報告書担当」として頑張ります(^-^) 

 

スクールでは新年度生徒募集中

定員になるまでは随時募集していますので

お気軽にお問合せくださいね。

3月23日~4月7日まで春休みですが
見学相談は受け付けております☆

 

 

by あやちゃん先生