【日本庭園を知って楽しむ】 2-8 安土桃山時代の庭園 築山・自然石に草木を配する
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■■2 日本庭園の歴史
何ごとも、歴史や生い立ちを知りますと、そのものの本質のようなものが見えてくることが多いです。
庭園も、変化の歴史を知ることにより、知識に幅が出ることもあり、奥深さを見出すことがあります。
「面白みがない」という思いの方もいらっしゃると思いますが、上述のような理由で、私自身のために記述しておきます。
■ 2-8 安土桃山時代の庭園 築山・自然石に草木を配する
安土桃山時代の日本庭園は、室町時代の庭園に比べて、より豪華で華麗な様相を呈していました。
戦国武将や大名が庭園文化をリードし、城郭庭園が盛んに造られた時代です。その影響から石組みなどは、質実剛健さと華麗さを併せ持っています。
多くの武将や大名が築城技術に通じていただけではなくは土木・建築・造園の知識を備えていました。また、それらに通じたブレーンを持つこともありました。
安土桃山時代の庭園は、水を重視し、土地の起伏を生かす築山を築き、自然石としての庭石や草木を配し、四季折々に観賞できる景色を造型するのが一般的でした。
池には、太鼓橋、飛び石、八ツ橋など、庭園内には灯籠、東屋(あずまや)、茶室なども配置されることが多かったのです。
織田信長が足利義昭のためにつくった二条旧庭園(現存せず)や、朝倉義景の越前一乗谷館址の諸庭が代表的です。粉河寺(和歌山)、名古屋城二の丸・三の丸、松尾神社(滋賀)、徳島の阿波国分寺、千秋閣などもあります。(重森完途氏・コトバンクを参照して作成)
■ 日本を代表する庭園
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【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています