波 | 空の詩~月がきれい~

空の詩~月がきれい~

主にピアプロにて作詞活動をしています。
何かあなたのこころに残るものがあることを願って…。
I love you…月がきれい

誰もいない朝 昨日と変わらない机

もしかしたら、と 少し期待していた

突然の波に 僕は嬉しかったけど

何か 違う気がする

言葉には、出来ない

 

僕の中の君は いつも10ヶ月前のまま

机の上に飾った 1枚の写真のまま

笑顔で僕を呼んでくれた君

いつも、一番傍に居た

 

背中からかけられた声に 僕は振り向いたけど

その笑顔がぎこちなくて

僕には、笑ってるように見えなかった…

 

何の言葉もなく また君は行ってしまう

久しぶりに会った二人は 少し、変わってしまった

突然の波に 僕は手を伸ばしたけれど

飲み込まれそうな気がして

僕は 怖かった

 

遠のいてしまった 10ヶ月という距離は

戻せるだろうか?

泣き出したくなる

繋いだ手の先、君が遠すぎて

僕は笑えなかった

 

君の瞳に 僕は本当のことを言えなかった

"何を我慢してるの?"

言わなくても わかるから…

 

言葉に、笑顔に、君に届かなくて

今、泣きたくなる

伸ばす手に 何もつかめない

 

いつも一番だと思ってた

いつだって そんな存在でいたかった

少しでも君が、僕を必要としてくれるなら

僕は、それにつかまっていられる

 

今、君が何を見ているのか

言わなくたっていいけれど

きっと僕は離れてしまう

君に必要とされることが

僕にとって 一番必要なことだから

 

波が怖くて 僕は海に行けない

その"あお”を見ることが出来ない

その波は

僕がつくりだしたものなのに