「春の雪」 | 空の詩~月がきれい~

空の詩~月がきれい~

主にピアプロにて作詞活動をしています。
何かあなたのこころに残るものがあることを願って…。
I love you…月がきれい

澄んだ空気   風の囁き
鈍色の雲に  あなたの面影を見たんだ
流れる懐かしい香りに
少し、心が濡れたよ

アルバムの中のあなたは  いつもあの頃のまま
変わらないその瞳で   私を見つめるけれど
交わることのない  感情の交差点
通り過ぎる   幾千もの記憶

「雪が溶けたら春になるよ」
でも私の心の雪は  涙になって
今もまだ、ぬかるんだ足元
歩き出せずにいるの

「幸せの色は何色ですか?」
その答えを私は今も、見つけられずに
問いかけは虚しく   孤独な空に呑まれて消えた

泣かないのは   決して強いからじゃなくて
私の叫びを拾った、あなたが居たから

書きかけの手紙
いつまでも  その先を紡げずに
泣き崩れる私の横には
もう、あなたが居ない

ーーーほら、今年も春が来たよ?
ーーーねぇ、今  あなたは何色?

私は.....
私が見ていた雪は、
春になって   幸せの涙をくれたよ


2020/5/3    叶瀬葵(つむぎ)



--------キリトリ線--------

お久しぶりの投稿となりました。葵(もしくは、つむぎ)です。
これは、ほんとうに悲しい、切ないものを書きたくて、泣きそうになりながら書きました。
わたしは幸か不幸か(?)常に擬似失恋みたいな気持ちになれる人間なので(どう考えても辛いだけだろ...)
こういうものを書くときはひたすら心を虐めます(-_-;)

日本語として間違った部分が多少ありますが、わかりますか?
.....明らかにわかるのは、交差点のとこです。わざとです(笑)
交わらなければ交差点じゃないだろ、っていう。

こういう、
本来なら間違った書き方ができるのも、詩の魅力かなと思います。

--------キリトリ線--------

ふたたび、この詩のことについて。
これは、

わたしに幸せを教えようとしてくれたあなたは、
もうそこにはいない...

残された「彼女」の虚しさや孤独、不安、
その悲痛な訴え、

そういった感情を言葉にしたものです。

でも完全に「悲しさ」だけを入れてしまうと、
書いてるわたしも少し報われないので(←笑)
最後の一文だけ、すこし.....



長いことこのブログを更新してなかったのですが
これからはもう少し更新できたらなと思っています。
最近、詩を書くことがまた増えつつある...感じなので。

ではではまた。
お会いしましょう!