何度か通りかかって気になっていた豊川稲荷東京別院。
愛知県の本院の方には一度お参りに行きたいなぁと思いつつ、未だ機会がない。
こんなに通りかかるのだから別院でもいいかな、と春の節目のお参りに。
小ぶりではあるけれどしっかりした作りの別院。
すごく立派。
予想ではしんと静まり返った処なのかと思いきや、お詣りに訪れる人が多い。
何だか賑やかな別院。
本殿の前には狛犬のように対になったお狐様が番をしている。
巨大なお狐様。
見上げるように大きくてしかも筋肉質。
心なしかニンマリ顔のお狐様。
お祀りされているのは豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)。
お稲荷様というと神社と思いがちだけど、こちらは寺院。
コンパクトな敷地の境内にはいくつものお稲荷様の御社。
こちらは叶稲荷尊天。
悪縁を切り良縁を繋ぎ直すお稲荷様。
融通稲荷尊天。
様々なものを融通してくれる福徳のお稲荷様。
融通金を頂いて帰り、願う福徳を得られたならばお礼と共にお返しする習い。
中には十円玉が入っていて、誰でも頂ける。
もう至る所にお稲荷様。
作風も素材も違うお狐様だらけ。
赤い幟とたくさんのお狐様。
いったい何処から集められたのだろうか。
もう、賑やか。
奥の院まで来るとうわっと驚くお稲荷様。
めっちゃ見られてる。
恐いよぉ。
よくこんな配置にするよなぁと思いつつ。
厳粛に進んでお詣り。
何度も通りかかるから、きっとご縁があるに違いない。
そう思って念願の豊川稲荷東京別院詣り。
春の節目の良き日に。