きょうも映画館通い by Banzong

わたしたちは世界一の映画の街に住んでいる!

2018年6月第1週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週は観たい映画が多い!

2018-06-02 | 映画レビュー
6月第1週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週の公開本数は12。すぐにでも観たい、必ず観るというのはないんですが、気になる作品は多く、半分以上に「オムカエデゴンス」マークがついてしまいました。

『デッドプール2』
相変わらず人を食ったキャラクターが楽しい。

『レディ・バード』
スルーしようと思ったが予告を観て、気に入った。カリフォルニアの女子高生の1年間の物語。女性監督らしいきめ細かなディテイルがよい感じ。

『ビューティフル・デイ』
タイトルとはうらはらに、ノワールな雰囲気でいっぱいの犯罪映画。行方不明者捜索のプロという男が主人公です。『タクシー・ドライバー』とか『レオン』なんかが引き合いにだされています。スタイリッシュな予告でした。

『修羅の華』
シネマートで何度も予告を観ていなければ、このタイトルではスルーですよね。元娼婦、現在は韓国の企業グループNo.2、現在の地位は血まみれで勝ち取ったというキンパツ女性が主人公の韓国アクションです。キム・ヘスがかっこいい。

『50回目のファーストキス』
ドリュー・バリモアの映画を長澤まさみでリメイク、なんですが。福田雄一監督、山田孝之、ムロツヨシとくると、バカバカしそうでいい。

『OVER DRIVE-オーバードライブ』
これはTOHOシネマズで予告をさんざん観た。公道自動車レースをテーマにした青春映画です。日本の映画が現在どこまでカーアクションをリアルに描けれるか、興味があります。

『馬の骨』
イカ天にでた過去が忘れられない中年男。なるほど、いそう。その彼とシンガーソングライターを目指す現アイドルの恋。テアトル新宿のレイトショーですが。



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2018.5.27 番外編。赤坂ACTシアターで『志の輔らくご」。毎年同じ『中村仲蔵』、大満足です。

2018-05-27 | 映画レビュー
今日の午後は、赤坂ACTシアターで『志の輔らくご」。4日連続公演の楽日。「昨日まで3日間、リハーサルしてまいりました」っておなじみのセリフで始まりました。演目はこのところ毎年同じ『中村仲蔵』。第一部で『大忠臣蔵〜仮名手本忠臣蔵』を面白おかしく解説し、仲入り後に忠臣蔵五段目にまつわる「仲蔵」をたっぷり、というていねいな趣向です。カミさんも私も国立で通し狂言を観てますし、「仲蔵」も何人かの方のバージョンをきいて、予習は充分。1時間近い口演でしたので、仲蔵のおいたちや修行時代のなど、定番として残されている八代目正蔵バージョンではでてこない話も多く、おかげで、いくつか背景が理解でき、なるほどと腑に落ちました。大満足です。キャパ1300で4公演、それを10年満員にし続けている、というのは納得いきました。

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2018年5月第4週の「わたし的週末映画ガイド」です。オススメは『軍中楽園』。

2018-05-26 | 映画レビュー
5月第4週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週の公開本数は19。

このなかで試写を観させていただいたのは2本。
『軍中楽園』
1979年、大陸至近の金門島に実在した軍人慰安の官製娼館を舞台にした台湾映画。主人公は殺人の罪を犯し、減刑を条件にここに来た、といった風に娼婦たちは様々な過去を持つ。客の兵隊もしかり。ラストが切ない。『帰らざる河』のテーマが効果的に使われています。オススメ!

『ゲティ家の身代金』
ゲティ家とは、ロサンゼルスのJ・ポール・ゲティ美術館で知られるアメリカの総資産1.4兆円という大富豪。1973年ローマでおきたその御曹司誘拐事件を映画化しています。完成間近に老富豪を演じていたケビン・スペイシーのセクハラが発覚、急きょクリストファー・プラマーを代役として、すべて取り直したことが話題になりました。リドリー・スコット監督はこういうサスペンスも得意なんです。

これは観ます、という一本は
『ファントム・スレッド』
時代は1950年代、ロンドンのファッションの世界。ダニエル・デイ=ルイス演じるのは高級服飾店のデザイナーで仕立て屋です。レストランのウエイトレスに魅せられ、モデルとして雇うのですが…。スリリングな展開するラブアフェアー、ちゅう感じですかね。

気になる作品は3本。
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』
山田洋次監督作品はとりあえず観ます。

『友罪』
瀬々敬久監督作品は観逃せません。

『犬ケ島』
黒澤明を尊敬するウェス・アンダーソン監督によるストップモーションアニメ。舞台は近未来の日本の都市。「近未来のはずの風景やキャラクターの昭和のにおいが漂う」(讀賣)。

* * * *
最近観た日本映画3本。

それほど期待しないで観た『のみとり侍』が意外や面白かったですね。明るい艶笑コメディ。真面目な阿部ちゃんがプレイボーイの豊川悦司について、性の極意を勉強するシーンとか笑えます。

「警察じゃけえ、何をしてもええんじゃ!」とうそぶく役所広司。『孤狼の血』は東映”県警対組織暴力”、広島弁が楽しいですね。

『いぬやしき』は「ファンタジーじゃけえ、何をしてもええんじゃ!」といいたそうな映画でした。



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番外編 2018.5.17 神楽坂の赤城神社で「とっておきの講談、ここだけのトーク」。神田松之丞! 山本益博さんのプロデュース公演です。

2018-05-17 | 映画レビュー
今日は、神楽坂の赤城神社で「とっておきの講談、ここだけのトーク」。山本益博さんのプロデュース公演です。いつもは落語なんですが、今回は番外編で講談。神田松之丞さんの登場です! 益博さんと松之丞さんのトークが前半。立川談志さんへのリスペクトで繋がるふたりだけあって、講談と談志の話や、現代の落語家への益博さんの本音を聞き出そうとする松之丞さんとの丁々発止が楽しい。確かに「ここだけのトーク」でした。仲入り後は、長講一席、松之丞十八番の『慶安太平記より宇津谷峠〜箱根の惨劇』。この会、面白い!



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2018年5月第2週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週はなんといっても 『孤狼の血』ですね。

2018-05-12 | 映画レビュー
5月第2週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週の公開本数は21。連休中開け大放出です。

このなかで試写で観させていただいたのは
『モリーズ・ゲーム』
TVシリース『ホワイトハウス』が好きで、DVDも全巻もっているのですが、その脚本家アーロン・ソーキン初の監督作。元モーグルの選手が主人公が、セレブ相手のポーカー賭博場の経営でのしあがり、失墜する。テンポの良い会話劇で、最後まで気がぬけませんが、私は結構楽しめました。

今週必ず観ます、という作品は
『孤狼の血』
久しぶりの東映らしい、県警対組織暴力もの。監督が『凶悪』の白石和彌。役所広司がやくざまがいのダーティー刑事役で「警察じゃけ、何をしてもええんじゃ」といい放つ予告編を観ると、できるだけ早く観たいと思います。

気になる作品が3本。
『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
新聞各紙の評を読んで、観たくなりました。前作『タンジェリン』は全編iphoneで撮影した注目のショーン・ベイカー監督作品。フロリダ、ディズニーワールドの周辺にある安モーテルに暮らす若いシングルマザーと娘の生活を描いています。

『MIFUNE:THE LAST SAMURAI』
こういう映画界のレジェンドもののドキュメンタリーは好きです。しかもこの映画はフッテージ映像も多そうなので楽しみ。

『私はあなたのニグロではない』
ジェームズ・ボールドウィンを中心に、人種差別と暗殺の歴史をたどったドキュメンタリー。「映画で黒人がどう描かれたかの歴史にもなっている」(夕刊フジ)というコメントで、興味がわきました。





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