信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&高津屋森林公園管理組合総会&大日向上空からの風景

2024年04月25日 | 生坂村の会議
 4月25日(木)は晴れて日差しが届き、昼間は過ごしやすくなりました。
 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、今年度も色々な生坂農業に関して、皆さんでご協議を頂く訳でございます。今日も事務局から説明がありますが、道の駅いくさかの郷はお陰様で、3月までの令和5年度の売り上げが順調に伸びまして、開設以来一番の売り上げで、かあさん家も同様でありまして、皆様方には感謝を申し上げる次第であります。

 今日の信毎と市民タイムスも掲載されていましたが、27日土曜日には道の駅いくさかの郷及びハンガリー村開設5周年記念式典を開催いたします。27日・28日と色んなイベントを考えて頂いておりまして、多くのお客様で賑わうのではないかなと思っております。
 また、6年度に向けてしっかりと、皆様の力を頂きながら道の駅いくさかの郷を盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いを致します。
 それから、松本係長をはじめ振興課の皆さんで地域ぐるみで話し合いを進めて頂いており、最適土地利用総合対策という国からの交付金を頂いて、各地区で地域ぐるみの話し合いで農地をどうしていくかという事で、構想を練って頂いております。

 条件の良い所、悪い所がありまして、農地はどうなっているか地域の皆さんが改めて再確認をしながら、今後どうすればいいかという話し合いを進めて頂いております。
 やはりそこで耕作している皆さんで農地を守っていくという事が大事であると思います。行政ばかりに頼むのではなく、生まれ育った土地を皆でどうにか維持管理をしていく、そして農地保全、農業振興につなげていくという事が大事であると考えております。これから話し合いや意向調査をして、今年度中に地域計画を策定しなければなりません。そういう点でこの生坂農業未来づくりプロジェクト会議でも、生坂農業の将来について検討協議をして頂きながら、生坂スタイルの農業を構築してまいりたいと思いますので、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
 道の駅いくさかの郷について
2月農林水産物直売所収支について
2月の月別収支は歳入が4,541,485円で、歳出は4,202,855円で収支は338,630円のプラスとなり、荒利高が834,500円で粗利率20.0%になった。
 3月の売り上げは3,220,816円で昨年度対比93%、集客数4,133人で昨年度対比97%だった。3月は雪が降り天候が悪く、売り上げや集客数が伸びなかった。
 4月についても昨年に比較して売り上げが伸びず苦戦している。これは山菜の出荷が遅れているのが影響している。直売所の売り上げは農産物等の出荷量が影響するので山菜や農産物の出荷量を増やすように取り組んでいく。
 また、道の駅の駅長とやまなみ荘の副所長を今年度から兼務していくので、やまなみ荘と連携して売り上げを増やしていきたいと説明を行いました。
次に、5月の営業カレンダーについてと5周年イベントの内容について説明しました。

かあさん家
3月の売り上げは食堂が1,282,664円、来店者数が1,393人で、おやき販売1,268,650円、来店者1,220人で直売所の売り上げが2,548,190円となり、合計が5,099,504円となった。
 3月は雪のため停電休業等で売りあげ伸びなかった、しかし1年通してしては売り上げが伸び全体の売り上げは63,102,千円となり、特産品開発部では全体で初めて80,000千円を超え81,000千円となったと説明がありました。
意見と質問はありませんでした。

  1. 農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
 地区での話し合いについては各地区で1筆ごとの状況を図面上に検討して将来の目標を検討している。今後地域での話し合いについての日程で4月9日(火)に予定している本村太郎、宇留賀1地区から4月21日(日)の下生野地区までの11地区の日程について説明を行いました。

主な意見と質問の概要については
・現状を把握して色別に図示しているのかと質問があり、地目や現況について把握してその状況により図示していると説明しました。
・県下の状況はまだ事業の対応が進んでいない自治体もあるとの事を聞いている。当村は進んでいる方だが、村内の条件不利地はどうなっているかと質問があり、耕作条件が悪く原野化している農地は非農用地化していくと説明しました。また、非農用地化している個所は、北部地区の山沿いが多くなっている。担い手の状況は、5年くらいを目標に検討しているが、条件不利農地は担い手が不足している状況と説明がありました。

 私から、平成23年度から生坂農業未来創りプロジェクト会議を行い、各地区での農業懇談会の中でぶどう団地化や農地の面積拡大等意見が出て、このプロジェクト会議で検討し、県営中山間総合整備事業を実施して農業振興につなげてきた地区もある。今後の生坂農業をどのようにしていくか皆さんの意見をお聞きしたいと依頼しました。
各委員の意見として
・大日向地区はぶどう団地化、圃場整備事業を行い活気づいている。農業公社での受託は10年前と変わっていないが、今後はどうなるか懸念している。農地の状況で耕作していく農地と非農用地を分けていくことが必要と思う。
・耕作できない方は集落内で耕作を行ったり、不在地主の対応については、地域ぐるみの取り組みが必要ではないか。

・生坂村は県下で農業公社や新規就農制度でモデル地域と評価されている。今後は地域計画の中で担い手の確保等必要となっている。稲作で収入を得ていくのは小規模経営では難しいので半農半Xも考えればどうか。
・ぶどう栽培はここ数年良い状況が続いているので今後もぶどう園を増やしていけばどうか。また、Uターン者や就農する農家の住む住宅の確保も必要と考える。ぶどう栽培には水が必要なので水を確保する為の検討が必要ではないか。
・東京電力で管理している草尾ラインの水の利用方法について水利組合と東京電力と検討をして対策を講じることが必要。また、今後水田についても耕作できない方が増えていくことが予想されるので、地域計画の地域での話し合いの中で、そのような水田を把握して、今後ぶどうなど少ない面積で高収入に結び付く様な作物に転換していくように対応していけばどうか。また、そのような農地について村内でも法人化した経営体があるので、法人化した経営体に集約していくのも良いと思う。
・移住者等で農地を利用したい人にマッチングしていけばどうか。また、有機栽培やオーガニック栽培についても取り組んでみてはどうか。

  1. その他
 JA松本ハイランド生坂明科支所地域農業振興について、生坂支所の営農スケジュールで、5月3日(金)の春まつり苗もの市から、5月31日(金)第1・四半期決算棚卸であぐり資材センター川手休業について、また5月中旬に予定している小梅出荷目揃い会から7月上旬に予定しているジュース用トマト出荷目揃い会の日程について説明を行いました。他に、5月の繁忙期には土日祝日もあぐり資材センター川手の営業を行うと説明しました。

 今後も、最適土地利用総合対策を活用し、地域ぐるみの話し合いによる最適な土地利用構想の策定を進めていき、話し合いや意向調査の結果を生坂農業未来創りプロジェクト会議で検討協議し、各区の特色を活かした生坂スタイルの営農パターンを構築してまいります。

 午後6時からは、令和5年度高津屋森林公園管理組合定期総会が開催されました。
 開会に当たり、一ノ瀬組合長から、当公園管理組は発足して、今年度で25年目となりますが、長野県から里山整備、利用地域として、2008年に県下で3番目に認定して頂き、今年で認定16年目となりました。現在26名の組合員で森林整備と公園の環境保全を行っております。
 高津屋森林公園管理組合は、村の森林環境保全の中核施設として、地域住民との協働により森林公園周辺の草刈りや展望台周辺の支障木の伐採作業を行い、環境整備を進めております。
展望台からは北アルプスの常念岳や爺が岳、鹿島槍等壮大な北アルプスの展望を臨むことができます。また、森林公園の山菜園で収穫した山菜や椎茸等の林産物は、生坂道の駅で販売して収益と産業振興を推進しております。

 令和4年4月からはオートキャンプエリアを追加し、令和5年度にはキャンプエリア利用者が255名ありました。またコテージの利用者がキャンプエリアを利用して、バーベキューを楽しんだ方も増えておりますし、コテージのお客様がキャンプ場を利用する方もおり、キャンプエリア新設により相乗効果が出て、売上が増えております。
  令和5年度の高津屋森林公園の4月から11月までの利用者数は、1,789名、売上額335万円と開設以来過去最高額となりましたなどの挨拶をされました。

 議事は、令和5年度事業報告並びに収支決算の承認、令和6年度事業計画(案)並びに収支予算(案)については、原案通り認められました。


 来賓祝辞として、私から高津屋森林公園は多くの資源がありますし、キャンプエリアも整備をして、オートキャンプなどの新たな取り組みも始めております。行政としては管理組合の皆さんと協議をしながら、様々な対応もしっかり進めてまいりたいと思います。
 当村の観光資源の高津屋森林公園は、私も時々登ってドローンを飛ばして、素晴らしい景色を眺めていますが、その良さを村内外に広めていきたいと思います。今後もしっかり発信をしながら、この高津屋森林公園を盛り上げていきたいと思いますから、引き続き管理組合の皆さんとしっかり連携をしながら、行政も良い事業があれば取り入れていきたいと思いますので、組合員の皆さんには引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げますなどとお祝いの言葉を申し上げました。


太田議長からは、キャンプエリアにお客様も来ていただいておりますし話題も出てきております。私も毎年コテージの方を利用させて頂いて、仲間や県外の友達とも利用しましたが、皆さんは本当に感動しています。
また、キャンプ場も私が関わり整備しまして、他のキャンプ場にはない静けさが売りにできる施設だと思っています色々自然のポテンシャルが高い高津屋は、まだまだ伸びる可能性があると思います。
 組合員の皆様のお知恵やお力添えを頂いて良い空間を作って頂きたいと思います。議会の方としましてもできる限りのご協力とご支援をさせて頂きたいと思いますのでご協力の方よろしくお願いいたしますなどとお祝いの言葉を述べられました。

 松本地域振興局林務課普及係 横山担当係長からは、当公園管理組は発足して、今年度で25年目となり節目の年を迎えられおめでとうございます。また、里山整備、利用地域として、今年度で認定16年目ということですが、県としては20弱の地域を認定しましたが、今は約半分ぐらいしか活動していない中、高津屋森林公園管理組合の皆さんは、ずっと活動されていることに敬意を表したいと思います。また開かれた里山の取組もされており、一般の方との交流も盛んとのことですので、それぞれ事業につきましてもご協力できることもありますのでよろしくお願いいたしますなどとお祝いの言葉を述べられました。

 続いて、眞島振興課長と日岐係長もお祝いの言葉を述べられ、久しぶりに折詰と飲物で意見交換会も行われ、森林の里親制度などについても話し合いをしました。

 生坂村の大切な観光資源である高津屋森林公園のために、当管理組合の皆さんと行政が一緒に力を合わせて、情報発信、イベント、里山整備など、様々な取組を行い、高津屋森林公園を盛り上げていきましょう。

大日向上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向南平のぶどう畑に行き、雨上がりで新緑が鮮やかな風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で園庭開放、小学校で児童会・外国語、中学校で生徒総会、民生児童委員協議会定例会などが行われました。


「はるかぜ」検討委員会&下生坂上空からの風景

2024年04月24日 | 生坂村の報告
 4月24日(水)は雨が降ったり止んだりで、日差しがなく少しヒンヤリと感じられました。
 午前10時からの「はるかぜ」検討委員会について、健康福祉課長から下記の内容を示していただきました。

 「はるかぜ」使用変更での利用制限については、「はるかぜ」の建設から13年が経過しており、転用であれば国庫納付はなく承認される見込みです。特に、使用の制限は示されていないが、建物を譲渡又は処分する場合はこの限りでなく、別に相談が必要とのことです。

 具体的に県に相談した訳ではないですが、ワーケーションへの対応やシェアハウス等の活用も可能ではないかと考えています。
 建物としては新しく耐震性もあり、緊急宿泊機能も備えていることから、有効に活用できないか、各部署に知恵をお借りしたいと考えていて、福祉避難所としての機能も残したいとのことです。

 まずは、福祉施設として建設したものですから、福祉関係で活用できる事業がないかを確認しており、短時間・短期間での利用を組み合わせて運営できるのかを検討したいと考えているとのことです。

利用イメージとしては、
  •  喫茶サロン(就労センター利用者給仕)+介護予防(お風呂提供)+引きこもり児の受入。
  •  夏休み等の期間中の子どもの集いの場。
  •  カルチャー教室(AM)+地元の交流場所+健康講話など。

 健康福祉課では、デイサービスでの入浴に躊躇している方に向けた、お風呂の活用などで利用したいと考えておりますが、常時必要とするものではないとのことです。
 以上の事項を参考にしながら、今後「はるかぜ」検討委員会で検討協議を進め、村民の皆さんのための施設になるように考えております。

 私は、午前9時15分に松本市副市長になられた中野嘉勝さんが就任の挨拶に来られ、松本広域連合の消防や観光について、脱炭素先行地域の取組、新エネルギー会社などについて話をさせていただきました。

 午後4時からは、安曇野市都市建設部部長 横山佳久さんと、建設整備課課長 佐々木智弘さんが挨拶に来られ、犀川直轄改修期成同盟会による下生野築堤工事の起工式、道路・河川・治水砂防の三同盟会の総会や要望活動、各県道整備期成同盟会の要望、安曇野ナンバーの発足などについて話をさせていただきました。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生坂のもも畑の花々と雨交じりの上空からの風景を撮影しました。
下生坂上空からの風景


 その他生坂村では、保育園で誕生会(以4,5月生まれ)、小学校で歯科検診(高学年)、中学校で全校草取り、児童館でしょうぎ教室などが行われました。

長野県町村会政務調査会合同部会&県町村会臨時総会&上生坂上空からの風景

2024年04月23日 | 私の活動報告
 4月23日(火)は雲が多くスッキリしない天気でも、過ごしやすい一日でした。
 午前10時30分から長野県自治会館 大会議室において、長野県町村会第1回政務調査会合同部会が開催されました。

 羽田町村会長から、日頃から住民福祉の向上と地域の振興発展のため、ご尽力いただいておりますことに対し改めて敬意を表します。
 さて、元日に発生した能登半島地震から、まもなく4か月が経過しますが、被災地では今も6,000人を超える人が避難所に身を寄せているほか、各地で断水が続くなど、被災者は厳しい環境での暮らしを余儀なくされています。
 これに対し、各町村に置かれましては、長野県とともに、合同災害支援チーム「チームながの」を編成し被災地への職員派遣等にご協力いただき感謝申し上げますとともに、引き続き災害支援へのお力添えをお願いいたします。
 また、2月15日開催の第38回定期総会でご説明いたしましたとおり、全町村にご協力いただいた公費義援金については、2月19日に石川県町長会の矢田会長に面会し、贈呈しましたことをご報告申し上げます。

 ところで、令和6年2月に長野県の総人口が200万人を下回ったというニュースがございましたが、我が国全体で急速に進む少子高齢化による人口減少は、地域産業の担い手不足を招き、町村の社会経済に深刻な影響を与えています。
 さらに、国内外の目まぐるしい社会情勢の変化による物価高騰や自然災害の頻発等、地方を取り巻く課題は山積しております。
 このようななか、国では「こども未来戦略」を策定するなど、次元の異なる少子化対策に取り組んでおり、長野県においても、「長野県少子化・人口減少対策戦略方針(案)」がまとめられ、少子化対策と人口減少を前提とした社会づくりに向けた取組をさらに深化・加速させていくこととしております。
 町村会といたしましても、活力ある地域を次代に継承していくため、財政基盤の強化や、町村の実情を踏まえた施策を国・県に対して、しっかりと訴えて参る所存であります。
  
 本日は、県の部課長の方々から令和6年度の主な県施策についてご説明をいただくこととしております。
 県の主導的な役割に期待するとともに、町村長各位におかれましても、県との連携・協力を図りながら、諸問題に取り組んでいかなければならないと考えております。
 また、県の施策・事業の説明の後、関副知事との意見交換会を予定しております。テーマとしては、地震防災対策と少子化・人口減少対策戦略を設定していますが、副知事と直接意見交換する大変貴重な機会となりますので、積極的にご発言いただければと存じます。

 なお、昼食休憩後に、臨時総会を開催し、平林前副会長の退任に伴い欠員となっている副会長1名の選挙及び政務調査会規程の一部改正を議題としてご審議いただくこととしています。
 最後に、この政務調査会は、すべての町村長の参加のもと、町村の抱える諸課題について調査研究を行い、国や県に対する要望を検討するものであります。
国・県ともに極めて厳しい財政状況にあることをふまえ、58 町村長の総意として、真に必要な要望、政策提言を行なってまいりたいと考えておりますので、格段のご理解を賜りますようお願い申し上げますなどの開会の挨拶をされました。

 挨拶後、町村会事務局より、令和6年度長野県町村会政務調査活動等について、令和6年度 国・県に対する提案・要望取りまとめ方針として、基本的な考え方、提案・要望の取りまとめ手順、国・県に対する提案・要望スケジュールなどの説明を受けました。

 そして、今年度の町村に係わる県の施策・事業について、10の部局より説明を受け、質問や意見交換を行いました。
▽ 町村会政務調査会合同部会において、長野県の各部課長達が説明をされているところです。

 令和6年度県の施策・事業については、長野県防災行政無線(衛星系)更新、特定地域づくり事業協同組合制度、自家用有償旅客運送及び自家用車活用事業の積極的な活用、

 「女性から選ばれる長野県を目指すリーダーの会」への参加、子ども・子育て支援施策の拡充、上下水道の広域連携及び耐震化の推進、

 新たな観光振興財源の検討、豚熱・アフリカ豚熱及び高病原性鳥インフルエンザへの対応、地域計画の策定、主伐・再造林の推進、木曽谷・伊那谷フォレストバレー、新たなツキノワグマ対策(案)、市町村等の水力発電所開発支援などの県政全般について説明をしていただきました。

 午後1時からは臨時総会を開催し、平林前副会長の退任に伴い欠員となっている副会長1名の選挙及び政務調査会規程の一部改正を議題としてご審議いただき、私が副会長に選任されました。

 私からは、皆様方からのご推挙により、副会長の大役を仰せつかりました。元より微力ではございますが、羽田会長さんを補佐させていただき、長野県町村会のために誠心誠意尽力して参りますので、引き続き皆様方のご指導ご鞭撻をお願いし、就任の挨拶とさせていただきました。

 臨時総会の前に中信地区町村長会議を開催し、中信地区の理事を務めていました私が、役員会において副会長の候補者として推薦されましたので、私の後任として、町村長歴と中信地区の3郡からの順番として、木曽郡大桑村の貴舟豊村長に決まり、臨時総会において紹介されました。

 午後1時15分からは関副知事との意見交換が行われ、最初に関副知事から、今日のテーマですが、能登半島の地震を受けて地震防災対策を更に一層強化する必要性があるということで、県ではアクションプランを策定しようとしております。これまで地震防災対策ですとか風水害の対策について、防災計画、強靱化計画にそれぞれ取り組んでおりますが、今回の能登半島地震では、新たな教訓、課題を突きつけられたと思っております。
 中山間地域の多い長野県においても能登半島の状況は非常に参考になりますし、今回の教訓を踏まえた具体的な実践が求められていると思っております。
 それには是非、町村会の皆さんと共に県としての対策について、更に一層強化をすることにより、県民の安全・安心につながるような取組を進めてまいりたいと思っておりますので、今日の意見交換も重要な場でありますし、これからの対策の強化について一緒に知恵を絞りたいと思っております。

 もう一点の意見交換のテーマとさせていただいております、長野県としても少子化・人口減少について、これまでも様々な施策を導入して参りました。今回の当初予算編成の段階でも、市町村の皆さんと連携をしながら、三歳未満児の保育料の無償化ですとか、子ども子育て応援市町村交付金の創設と、新たな取組をさせていただくなど、医療費の助成も含めて取り組みを強化したところであります。
 ただ、まだまだ人口減少・少子化という課題を考えますと、これから様々な施策を導入しても少子化については、すべてをどうすることはできません。現在取り組んでおります少子化に歯止めをかけるかは大きな課題でありますが、そういう中でも人口減少は長野県でも200万人を割ったということに象徴されるように、これは現実のこととして受けとめていく必要があろうかと思います。

 そうした中では人口減少しても県民の皆様、一人一人が幸せな生活を送れるような地域社会をつくっていくことも実際課せられた我々の大きな課題だと思っております。そういった意味では、人口減少の適応策、人口減少社会でしっかりとした地域社会をつくっていくかということについて、今年前半に議論をさせていただき、秋までには人口減少の戦略を取りまとめたいと思っております。
 これは、県、市町村の皆さん、県民の皆さん、団体の皆さん、経済界の皆さんが一緒になって議論をしていき、今日も意見交換の中でも取り上げさせていただきますので、是非忌憚のないご意見をいただき、今後の議論の土台となる様な意見交換となるように思っておりますなどの挨拶をいただきました。

 そして、危機管理部前沢部長から「地震防災対策強化アクションプラン(仮称)」の策定について、目的、能登半島地震の被害・対応、検討の視点、アクションプランの構成、市町村と県にて連携が必要な課題などについて説明していただきました。

 次に建設部新田部長から、地震防災・減災対策として、建物や上下水道等の耐震化、緊急輸送路や迂回路の確保、ドローンの活用等の災害時の調査などについて説明されました。

 町村長からは、穴水町と災害協定を提携しており、建物の倒壊が酷く耐震化の推進と、上下水道も被災し簡易トイレの必要性を痛感し、県や市町村で備蓄したトイレを融通する仕組みづくりを検討すること、県では150万円までの補助があるので、市町村でも啓発して耐震化の対応を進めて欲しいこと、県では災害提携で簡易トイレも用意できるが、バイオトイレなど毎年トイレの展示会があり、町村でも参考にして備えて欲しいこと、

 能登半島地震時に栄村は震度5弱であり、大地震が発生すると秋山郷が孤立する可能性があり、現地調査で現状把握して欲しいこと、県内各地で緊急輸送道路と迂回機能を確保するために取り組んでいきたいこと、災害情報プラットホームにより災害リスクに関する理解を深め、災害への備えをお願いしたいこと、罹災証明書のソフト開発は検討したいこと、ドローンの活用や住宅の耐震化を進めて欲しいこと、地域によって地盤の強化や道路改良が必要であること、

「トイレ・キッチン・ベッド」の略のTKBの提案や社会基盤の問題の提案をいただき、それらの解決のため、「快適で十分な数のトイレ」「温かい食事」「段ボールベッドの様な簡易ベッド」の提供の取組や緊急輸送道路のサブルートの確保などを検討していかなければならないが、予算には限りがあるので、優先順位を決めて取り組み、ソフト的な手段として、DXを進め、罹災証明等のノウハウの蓄積が大切であり、地質の違いによっても防災・減災対策、強靱化を進めていきたいなどの意見交換をしました。 

 長野県少子化・人口減少対策戦略(仮称)について、企画振興部清水部長から、目指す戦略、戦略の策定方法・推進体制、これまでの経過と今後の予定、長野県少子化・人口減少対策 戦略方針(案)などの説明を受けました。

 長野県はここ数年移住したい県の上位に位置して、そのプロモーションは良いが、空き家の問題があり、解体の補助を出しているが、中々人口減少は抑止できず、県と町村が連携して取り組むことと、リニアの開通により国の機関の移転を進めては如何か、医療費の無料化は殆ど高校生まで行っており、雇用によって生活が成り立つかが問題であり、県外から家族を呼ぶには雇う会社に支援するとか、家賃や生活に支援し、地元が温かく迎えてくれるかなど様々な要素があること、早期に人口の定常化の早期は難しく、2060年と明記しては如何か、「緩和」と「適応」の抽象的な言葉を変える方が良く、家と雇用は大事だが、町村のコミュニティの維持が課題であること、
 銀座NAGANOを改修して更に発信していき、サービスの提供や雇用の受け皿も検討して、長野県少子化・人口減少対策 戦略方針(案)は調整が出来るので検討し、移住したい県のプロモーションにも力を入れ、空き家の問題や解体の補助など、少子化・人口減少等の県政の喫緊の課題の2点について話し合いが出来ましたが、今後も知事と私が色んな場で協議をして、前例に囚われない方法で課題を解決したいなど、関副知事はじめ職員の皆さんと意見交換が出来ました。


 最後に、公益財団法人長野県国際化協会から、県内に在住する外国人の推移について説明され、長野県多文化共生相談センターの活用を進められました。

 また、「長野県多文化共生相談センター」の運営、通訳・翻訳有償ボランティア事業、ヤングケアラー等支援のための外国語対応通訳派遣事業、外国籍児童就学支援事業(サンタ・プロジェクト)、「災害多言語支援センター設置・運営」などの説明も受けました。

 多くの施策・事業の説明をお聞きして、当村が長野県や関係機関にご指導をいただき実施できる事業、県と協力して県・村を活性化させる事業、村として早々に取り組まなければならない事項など盛り沢山の内容でしたので、今年度も県の担当部署のご指導・ご支援を賜り、村民の皆さんのためにより良い事業を実施していきたいと考えます。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、総合グラウンドの花々や雲が多めの上生坂上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、保育園でソーシャルスキルトレーニング、小学校で歯科検診(低学年)・外国語、乳幼児健診、農業委員会などが行われました。




ゼロカーボン推進プロジェクト会議&やまなみ荘テイクアウト昼食&雲根集落上空からの風景

2024年04月22日 | 生坂村の会議
 4月22日(月)は朝まで雨が降りましたが、昼間は過ごしやすい体感でした。
午前10時からの令和6年度第1回生坂村ゼロカーボン推進プロジェクト会議は、最初に私から、いよいよ今年度は脱炭素先行地域づくり事業が具体的、本格的に稼働します。4月から村づくり推進室を4名体制にして、脱炭素関係は村づくり推進室を中心に仕事をしていただくことになりました。

 大きな事業でして、生坂村が始まって以来の当初予算ですので、この会議が大変重要な訳でして、これからも縷々今年度はどの事業をどの様に具体的に実施していくかお示しをしていく訳です。そして、皆さんから忌憚のないご意見を頂いて、基本は脱炭素先行づくり事業ですけれど、30%の変更ができますので、生坂村、村民の皆様のためになる様な事業にしていただき、全国から注目をされることは確かですし、ドミノ的に周りにも波及できる素晴らしい事業にしたいと思います。

 3月末に令和5年度の(株)いくさかてらすの融資もいただきまして、(株)いくさかてらすは今年度PPA事業で大きく動いていきます。それぞれの事業を動かすためには、今までの先行事例がないために大変な部分があると思います。それを環境省からご指導いただくとともに、各機関からもご指導いただいて、皆さんでしっかり協議を進めてまいりたいと思いますなどの挨拶をさせていただきました。

3 協議事項脱炭素先行地域事業 令和6年度事業予定について 
 令和6年度事業で予定している、デマンドレスポンス、古民家脱炭素リノベーション、公共施設省エネ機器・LED導入設計、自営線マイクログリッド設計及蓄電池設置、EV充電器設置、EVバス導入、公用車EVシェアリング、公共施設ペレットストーブ導入、公共施設チップボイラー導入について事業内容や実施スケジュールについて説明を行いました。
主な意見と質問の概要については、
・公営住宅のPPA事業の設備の設置について振興課と村づくり推進室で調整して、入居者への説明を行い進めるように依頼しました。

(2)省エネ機器・木質バイオマスストーブの購入補助(いくさか便り龍と子)について
 4月25日の全戸配布で、配布予定している「龍と子」の内容で、令和6年度省エネ機器・木質バイオマスストーブの対象機器の補助内容、導入補助フロー、指定業者一覧について説明を行いました。
 主な意見と質問の概要については、
・補助対象経費について、対象になるもの、ならないものを可能な限り示せるように対応して欲しいと意見があり、調整し対応していくと説明しました。
・指定業者の基準についてどうなっているのかと質問があり、対象機器の施工実績等確認して指定業者としている。また、今後も指定業者と充分調整し行っていく。

(3)その他について                  
 令和6年度森林施業計画(案)で、実施計画の内容について、今後の進め方について説明を行いました。
主な意見と質問の概要については、
・今年度は着手できるかと質問があり、補助事業の内容を確認して順調にいけば、年度内着手する様に進めて行くと説明がありました。
・広葉樹を伐採し、来年度からやまなみ荘の稼働に併せ対応できるかとの質問があり、来年度からの稼働は難しいが、施業計画が順調にいけば再来年度から対応できるように進めて行く。また、チップ化するのは、信州リサイクルセンターで対応できるように機械設備等調整していくと説明がありました。
・今後ペレット工場も計画していくのかと質問があり、ペレット工場については、費用対効果、設置後の運営状況を精査し検討していく。また、木材を伐採していくのに良い補助事業がないか併せて研究していくと説明がありました。

 全体を通して、古民家リノベーションの補助の募集について、5月配布予定の「龍と子」で周知できるように対応して欲しいと意見がありました。

 お昼には金曜日から月曜日に移行しての職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。

 今回もカツ丼、親子丼、焼肉丼、肉野菜炒め丼、鶏から丼、中華丼、チャーハン、パスタ、野菜サラダなどのメニューをたくさん注文してもらいました。

 私は、味噌汁、デザート、コーヒー、安曇野の水を持参して、春のパスタフェアのクリームソースとサラダを注文して食べました。評判通り美味しく味付けされていてお腹いっぱいになりました。

 また、再開しました灰焼きおやきも購入して、翌日の朝食で食べましたが、生地の焼き具合、中身の味付けが美味しいと感じました。

 村民の皆さんも、引き続きやまなみ荘のテイクアウト、宴会、食堂、灰焼きおやきをご利用いただきますようお願いいたします。

 午後3時からは、公益社団法人 全国防災協会の監査を初めて当村役場で行いました。「令和5事業年度 監事監査資料」に沿って、遠路お越しいただいた、当協会事務局長の水落さんから、その資料に沿って事業報告、決算報告等の説明を受けました。

雲根集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲根集落に行き、雨が上がって朝霧が立ち込めている上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で眼科検診、EVバス購入に係る機種選定委員会、脱炭素関係事業打合せ、商工会で労働保険書類提出締切などが行われました。



2024年度 山雅後援会 会員親睦会

2024年04月21日 | 私の活動報告
 4月21日(日)午後5時30分からは、松本市のホテルで松本山雅FCの後援会員親睦会に出席しました。多くの後援会員及び名誉顧問並びに相談役の皆様が180名ほど参加され、激戦を繰り広げる松本山雅FCの選手やチームスタッフの皆様をお迎えし、選手たちが入場されると盛り上がり会員親睦会が始まりました。

 山雅後援会 臥雲後援会長、神田社長、霜田監督が、それぞれの立場から、松本山雅FCの更なる飛躍と山雅後援会の発展を願い、これからも山雅らしく最後まで諦めずに上位を目指していくなど、力強い挨拶をしていただきました。


 百瀬塩尻市長が、強くなること願ってOnesoulで乾杯の発声をされ宴に入りました。

 私のテーブルには霜田監督が一緒でして、ファンも詰めかけて、サインと記念撮影をしていました。その他のテーブルでも、選手、コーチが、サインや記念撮影、お話の相手などファンサービスされていて、プロの世界において、後援会員やサポーターの応援に対し、感謝の気持ちを持っての対応に感心しました。

 選手の皆さんがステージに上がり、前日の20日に誕生日を迎えた米原選手と、当日21日に誕生日を迎えたビクトル選手と臥雲市長へハッピーバースデーソングのサプライズプレゼントがありました


 チームを代表して御礼のことばと、応援歌を大合唱し、みんなに見送られ選手たちが会場を後にしました。

 その後、恒例の片山クラブプロモーション担当とのじゃんけん大会があり、勝った方々にサイン入りボールと色紙が贈られました。

 最後に、J3優勝・昇格を祈念してOnesoulの一本締めで幕を閉じました。
 松本山雅の皆さん、市町村長の皆さん、スポンサー企業の皆さんなど関係の皆さんと色々なお話ができとても楽しい親睦会でした。


小舟集落のおてんま(協働作業)・鹿島様・天神様&高津屋森林公園上空からの風景

2024年04月21日 | 私の活動報告
 4月21日(日)は雲が多く雨が時々降りましたが、昼間は過ごしやすい体感でした。
 午前8時から、私の地元、18軒の小舟集落で、花畑の手入れ、水路ざらい、防護柵の修理等のおてんま(協働作業)を行いました。
また、多面的機能支払の関係から、役員で今年度の田畑の機能診断もしました。

 常会長が恒例の点呼と本日の作業の手順等を話して始まりました。

 最初の作業は、我が集落集会場近くの花壇の草取りや側溝ざらいをしました。



 土側溝は主に枯葉を取り除き、U字溝は枯葉や泥を取り除いて、これからの雨水等の排水に備えました。毎年のことですのでそれぞれに役割分担ができていて、スムーズに仕事が進みました。

 防護柵の維持管理もほぼ毎月1回、3班に分かれて作業や補修をしていますが、野生獣の力で破られるなど、修理するところが毎回何ヶ所もある状況です。


 作業終了後は村・区の報告事項等の話し合いをしてから、鹿島様、天神様などのお祭りを行いました。

 天神様の幟を上げ、それぞれの神様に御神酒を上げて、集落みんなで美味しいお料理を食べ、一献を交わしながら作業の慰労や村のことなどを歓談しながら親睦を深めました。皆さんお疲れ様でした。

高津屋森林公園上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、高津屋森林公園に上がり、八重桜やハナモモの花々や新緑が芽吹いてきた風景を撮影しました。


 本日生坂村では、農地に関する話し合い、松本消防協会ポンプ操法・ラッパ吹奏講習会、松本消防協会第3ブロック合同訓練会、松本山雅会員親睦会などが行われました。




松本駐屯地創設74周年記念式典&小立野上空からの風景

2024年04月20日 | 私の活動報告
 4月20日(土)は日差しが届くものの、段々と雲が多くなりましたが、昼間は過ごしやすい体感でした。

 午前10時から、昭和25年11月創設以来、長野県の郷土部隊として「地域に貢献する魅力ある松本駐屯地」として着実に歩み続けてきて、通称「山岳連隊」の異名を持つ第13普通科連隊等が所属しています松本駐屯地の創設74周年記念式典に出席いたしました。

 松本駐屯地を拠点とする第13普通科連隊等の隊員が整列され、駐屯地司令の秋山1等陸佐の下、記念式典が始まりました。

 私は、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震など数々の災害派遣の被災地支援等に感銘を受け、長野県内で発生した平成26年9月の木曽御嶽山噴火災害、令和元年東日本台風災害等の災害派遣任務に敬意を表し、都合の付く限り出席させていただいております。

 また、我が地域は糸魚川―静岡構造線断層帯に位置し、その影響の大地震や昨今多様化している大災害が危惧される中、それらの有事の際の対応として自衛隊の皆さんに派遣要請することを鑑み、平素のお付き合いを大切に思い、今回も出席させていただきました。

 執行者臨場、執行者に敬礼、国旗掲揚、巡閲、秋山1等陸佐の執行者式辞、関副知事と臥雲松本市長の来賓祝辞、来賓紹介と進みました。

 観閲行進・飛行は、音楽隊の演奏に併せ、多くの隊員の行進と充実した各種装備を備えた特殊車両等がパレードしました。






 


 次は松本アルプス太鼓と滝ヶ原雲海太鼓と空自入間修武太鼓による息の合った素晴らしく力強い演奏を聞かせていただきました。


 今年も模擬戦闘訓練として、松本駐屯地を拠点とする第13普通科連隊の隊員たちが、オートバイ、ヘリコプター、高機動車、戦車、追撃砲などを使っての訓練を見せていただきました。



 スピーディーに正確に役割を果たし、実戦がないことを願いながら、有事の際の対応の素晴らしさと危機感迫る迫力に日頃の厳しい訓練の成果を感じました。



 今後も日本、長野県、市町村の住民の生命と財産を守るとともに、安全で安心な生活の確保のために、多くのご活動やご支援を賜りますようお願い申し上げます。松本駐屯地創設74周年、誠におめでとうございました。

小立野上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、小立野に行き、見事に咲いていたハナモモなどの花々と朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、マイナンバーカード休日交付窓口設置、農地に関する話し合いなどが行われました。




第1回村づくり研究会兼知恵の輪委員会&日岐と小舟上空からの風景

2024年04月19日 | 生坂村の会議
 4月19日(金)はスッキリと晴れて日差しが届き、昼間は過ごしやすい体感になりました。

 午後1時30分からの第1回村づくり研究会兼知恵の輪委員会は、私の挨拶で始まり、協議事項として、最初に令和6年度いくさか「村づくり計画」の最終確認について協議をしていただきました。

 この計画は生坂村の実施計画であり、まず各部署で令和6年度からの新しい施策や事業と現状に合わせた内容などにローリングしていただき、3月19日の全員協議会で議員各位にお示しして3月末に完成しましたので、労いの言葉を申し上げ、気付いた点があったら村づくり推進室に申し出ていただく様にお願いしました。


 次に、令和6年度いくさか「村づくり計画」(ダイジェスト版)の作成依頼について、今年度は例年度より1ヶ月遅らせて、5月24日(金)に全戸配布できるように進めていくことにしました。


 各部署で今年度の新施策や村民のための事業、脱炭素先行地域づくり事業の今年度の実施計画などを掲載した「いくさか村づくり計画」のダイジェスト版を、5月8日(水)までに村づくり推進室へ提出し、5月14日(火)の第2回村づくり研究会&第2回知恵の輪委員会で協議をした後、その内容を反映して各部署で修正し、5月24日(金)に全戸配布するスケジュールで進めることにしました。

 令和6年度村政懇談会の開催については、6月下旬~7月下旬の期間に、各10地区にて村政懇談会と脱炭素事業説明会を開催し、開催時間は区長各位に決めていただき、別途に土曜日の午後2時から子育て世帯を対象に1回開催し、Webを併用し託児の予約を受け付けて行い、多くの皆さんが出席できるよう計画することなどを協議しました。


日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲の隙間に青空が広がった日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。



 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド・園庭開放、小学校で5年セーフテイリーダー委嘱式、中学校でIkusaka学(オリエンテーション)、ヘルスアップ結果返却、農地に関する話し合い、6班の皆さんの元気塾などが行われました。



やまなみ荘定例会&県道上生坂信濃松川停車場線清掃作業&鷺の平集落の八重桜の風景

2024年04月18日 | 生坂村の取組
 4月18日(木)は日差しが届いても雲の多い空でしたが、昼間は過ごしやすい体感でした。

△▽ 今月のチラシです。多くの皆さんのご利用をお待ちしております。

 午前10時からは、やまなみ荘定例会が行われ、3月の利用状況は、コロナ禍前の令和元年度と比べて、宿泊と食堂はプラスになり、宴会関係はかなり低く、単月としても赤字となりました。
 売上は令和元年度対比で96.1%、福祉センター特別会計の当初予算から算出した目標額対比は103.3%となり、厳しい運営状況が続いている状況でした。

 3月のフェアについては、海鮮丼147食、復興支援定食220食(18食テイクアウト)、義援金宴会と宿泊プラン89名、義援金24,475円などの説明を受けました。
 4月のフェア(途中経過)については、春のパスタフェア トマト20食、クリーム42食、和風24食、三つの星肉野菜定食41食などの説明を受けました。

△▽ 5月用のチラシです。来月も皆さんのお越しをお待ちしております。

 5月用の全戸配布は、中華フェア、山菜揚げます、新緑プラン、平日ゆったりプラン、バーベキュー台、レンタサイクル、GW他の案内などのお知らせをすることにしました。

 主な意見と協議の概要については、飲み放題のお酒類の注文は、お酒の徳利やビール瓶が空いた本数だけ補填するようお客様にご理解いただくこと、連休明けは予約が少ないので営業強化をし、宴会の予約は部屋が空いている場合にスタッフを遣り繰りして対応すること、クラブツーリズムの大城・京ヶ倉春のトレッキングツアーのようなお客様の開拓、今までの企画等の踏襲と新たな角度からの誘客の企画を提案して欲しいなどの協議をしました。

 午後1時30分より、私が村長になった年から始めて、今年度で続けて18年目になります県道清掃作業を行いました。松本建設事務所の太田所長をはじめ職員の皆さん、太田議長はじめ有志の議員各位、上生坂区の瀧澤区長、生坂建設業組合の建設会社から30数名の皆さんのご協力をいただき、いくさか大好き隊員、振興課の職員、牛越副村長と私を含め、総勢50名以上で行うことができました。

 始めの式で最初に私から、多くの方々にご参加いただき、年度初め恒例の県道清掃ができますことに感謝を申し上げ、生坂村の中心部や道の駅いくさかの郷に来られる重要な県道でして、27日(土)にはいくさかの郷開設5周年になり、ハンガリー大使もお見えになりますし、今年度も多くのお客様にお越しいただけると思いますから、皆さんの力で綺麗にしていただきたいので、怪我のないよう注意して作業をしていただきたいなどとお願いの挨拶をさせていただきました。

 太田所長からも参加された皆さんに謝辞を述べられ、生坂村にとって大切な県道を3月には100メートル一寸舗装をしましたして、今後も財源を確保して県道の舗装を進めていき、皆さんから愛される県道にして、道の駅いくさかの郷などへ来られるときに気持ち良く走っていただくために、暑さ対策をされ怪我のないように作業をしてくださいなどと挨拶をいただきました。
 続いて担当の振興課日岐建設係長から清掃の分担などの説明をして始まりました。

 松本建設事務所の皆さん、振興課職員と我々が、国道19号に接する南側のところからスコップ、竹ぼうき、雪かきなどで路肩と歩道を清掃しました。

 ここ10年程はボランティアとして多くの皆さんに参加していただき、今年度も一般車両を全面通行止めにして、高所作業車1台、ドーザー2台、ダンプカー4台、スイーパーなどを使って、2km弱の清掃範囲を両側と中ほどから、支障枝や蔓草を伐採する班と路肩の草や枯れ葉を片付ける班に別れて実施しました。

 中ほどは、いくさか大好き隊員、建設業組合の皆さんが繁茂している蔓草などを刈りながら路肩も清掃していただきました。

 今回も生坂建設業組合の皆さんが、高所作業車で支障枝を伐採しながら、角スコップと竹ボウキで北側から路肩の清掃をし、路面清掃スイーパーでも路肩のゴミを吸っていただき綺麗になりました。

 路肩の草や枯れ葉は、ドーザーで一押しした後、角スコップと竹ボウキで集めてダンプで運びました。皆さんは力を合わせて作業をしていただき、協働の清掃作業で見違えるほど綺麗な道路になり、引き続き安全に走行できると感じました。


 作業終了後は、私と太田所長から多くの皆さんにご参加いただき、怪我もなく無事作業が終了し、当県道が大変綺麗になったことなどに謝辞を述べ、国道側からオーバーレイをしていただき、今年度も続けて実施していただくことになっており、清掃作業とともに環境維持、道路整備にもつながっていることなどの御礼の挨拶をしました。

 今回の作業で、安曇野市方面から村の中心部や道の駅いくさかの郷、やまなみ荘に来られる皆さんが、山紫水明の生坂ダム湖の湖畔を気持ち良く走って来られると思います。作業に参加していただきました皆さんに感謝申し上げます。そして、大変お疲れ様でした。


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、今年も満開になりました鷺の平集落の八重桜の風景を撮鷺の平集落の八重桜の風景 影しました。



 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小・中学校で全国学力学習状況調査、小学校でNRT検査(2~5年)、外国語、中学校でNINO・部活動発足会、児童館で子ども工房、県道清掃作業、ヘルスアップ結果返却、生坂おとこ塾などが行われました。


道の駅いくさかの郷定例会&昭津上空からの風景

2024年04月17日 | 生坂村の会議
 4月17日(水)は朝まで雨が降ったものの、その後は天気が回復して日差しが届きました。
 午後3時30分からの道の駅いくさかの郷定例会は、最初に私から、令和6年度最初の道の駅いくさかの郷の定例会にご出席を頂きありがとうございます。今さっと資料を見せて頂きますと、令和5年度は前年度対比が農産物直売所も、かあさん家も100%以上という売り上げになりました。皆様方のご協力に感謝申し上げます。直売所の方も3月は天候不順という事で、3月だけ前年対比がクリアできなかった訳ですが、令和5年度は色々な要素があり、売り上げが伸びて良かった年度だと思います。

 令和6年度の4月は、陽気の関係もありまだ山菜の出荷が少ないという事で苦戦をしておりますが、この20日の特産市、また、27日の道の駅開設5周年記念イベントという事で色々な催しを行います。月末に向けて売り上げの方も伸びていくのではないかと思っております。

 令和5年度が良かったので、令和6年度はハードルが高くなって、前年対比をクリアするのが厳しくなっていく訳でございますが、道の駅いくさかの郷の駅長がやまなみ荘の副所長も兼ねることになりましたので、両施設をしっかり連携強化をして売り上げ増に向けて、頑張っていきたいと思っておりますので、引き続き皆さんのお力添えをお願いし挨拶とさせて頂きました。

協議事項
かあさん家実績について
3月の売り上げは食堂が1,282,664円、来店者数が1393人で、おやき販売1,268,650円、来店者1220人で直売所の売り上げが2,548,190円となった。
 3月は雪のため停電等で売りあげ伸びなかった、しかし1年通してしては売り上げが伸びた。ユーチューブでおやきなどを作っている状況が紹介されてからお客さんが増えている。紹介されている内容は、かあさん家の仕込みから1日の状況を紹介している。
また、特産品開発部全体の売り上げは81,098千円となったと説明がありました。

主な質問と意見の概要は、
・かあさん家の売り上げ実績について、前年度対比を示してほしいと意見があり、次回から対応していくと説明しました。

2,2月農林水産物直売所収支について
2月の月別収支は歳入が4,541,485円で、歳出は4,202,855円で収支は338,630円のプラスとなり、荒利高が834,500円で粗利率20.0%になった。

3.3,4月(途中経過)農林水産物直売所販売実績について
3月の売り上げは3,220,816円で昨年度対比93%、集客数4133人で昨年度対比97%だった。3月は雪が降ったり天候が悪く売り上げ、集客数が伸びなかった。
4月についても現段階で昨年に比較して売り上げが伸びず苦戦している。これは山菜の出荷が遅れているのが影響している。しかし、昨日位からから山菜の出荷が始まり、今後出荷量が増えれば売り上げの伸びを期待している。
 
主な意見と質問については
・山菜の出荷量が増えてきていることを宣伝してほしいと意見があり、やまなみ荘と連携して宣伝していくと説明しました。

  1. その他
4月20日(土)の特産市のチラシについて、5月の営業カレンダーについて説明しました。
次に5周年イベントの内容で、タイトルが「5周年大感謝祭」~これからも、ずくだしてがんばるだぁ~で行う事、当日のタイムテーブル、会場のレイアウト、5周年式典、抽選会、スタッフ配置、ラジオ生放送、チラシの内容について説明しました。

主な意見と質問については
・先着140名さまにバックのプレゼントを行う場所については、店内で行った方が良いのではないかと意見があり、バックのプレゼントについては、店内で買い物をした人に対応する人員を増やして行っていくと説明しました。
・中学校の楽器の搬入について調整する様に意見がありました。

 本日も会議終了後に、農産物直売所に並んでいた各種山菜、葉物野菜、しいたけとハチク、パンなどの加工品、おやきやおまんじゅうの冷凍食品、かあさん家のクッキー、ジュースとメダカ、ハンガリーワインなどを撮影しました。



△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、昭津の犀川対岸から青空が少し見えた上空と花々の風景を撮影しました。
昭津上空からの風景


 その他生坂村では、ノーマイカーデー、保育園で身体測定(未)、中学校で1年心電図検診、児童館でしょうぎ教室、いくさか歩こう部などが行われました。