2024年5月10日

小園4番、末包昇格から動き出す! 流れ止めてたのはベンチ


5月10日、中日戦(マツダスタジアム)、対3。

基本、阪神に2連勝したときのスタメン。勝った試合のスタメンを翌日平気で変えてくることが多々あった新井カープだっただけに、よろしくてよ。

30代スタメンは秋山翔吾と菊池涼介だけ。昨年は、20代が西川龍馬だけという日もあっただけに、やっとやっと。若ければいいって、そういう意味じゃない。この空気が循環してる感じがいいんです。

中村健人が8番から6番に(当たり前だ)。スタメンマスクは代打で結果を出してきた石原貴規。実に2年ぶり、お待たせしました。そして今日、スタメンでも2安打。


「開幕してからもいろんな選手にチャンスをあげたい。とにかく、グルグル回しながらやっていきたい。〈俺にもチャンスがある〉という感じなら、チームにも勢いが出てくると思う」と、開幕前に話していた新井さん。

ところがどっこい、開幕してみたら、その言葉どこ行ったー。というベテラン・中堅主体の選手起用。ガッカリする日が続いたが、前回の阪神戦から路線が変わってきた。

俄然、見る気が起きてきた。そしたら風向きも変わって、阪神に2連勝(しかも、村上頌樹と大竹耕太郎の日に)。その流れを止めないスタメンで、またまた見る気が。

不調の堂林翔太、坂倉将吾を下げて、小園海斗を4番に置き、末包昇大がスタメンに入ったのは大きかった。この打ちそうな二人が並んでいる喜び。今日も機能しましたよ~。


アドゥワ誠は4回、カリステの2ランで先制される。しかし、その後、大崩れしないというふんわりした安定感がいつもある。

直後の2回ウラ、菊池ヒット、末包のピッチャー強襲の内野安打、健人のタイムリー、矢野雅哉のレフト方向ポテンヒットで同点に(中日から点の取れる喜び。これで喜んでいてはいけません)。

5回、小園海斗のタイムリーで勝ち越し。小園、4番に置かれてから3戦連続打点。この場所が小園に一番向いているのかどうかはわからないけど、小園はこうでなくては!

5回途中で、松葉貴大は勝野昌慶に交代。末包の打球直撃が影響したかもなのだけど、カープキラー松葉をマウンドから引きずりおろす(引きずっては、いない)。


6回にも、矢野、石原の連打で、代打・松山竜平がタイムリー。点が入る~。

8回には、矢野ヒット、石原バントで送って、代打・田中広輔がタイムリー。また点が~。

途中からマウンドに上がった根尾昂は宇草孔基にフォアで満塁。小園は押し出しで、4点リードに。栗林良吏の出番がなくなる~、という贅沢なため息。

よって9回は、中﨑翔太。ざわ、ざわわ。2アウトとったところで、山本泰寛に1号ソロ。おぬしまたしてもかと言わせたが、矢野の好守備が出て3アウト。

カード白星発進。アドゥワは3勝目だよ~。


先週のDeNA戦での右手人さし指のマメのため、明日のサタデー森下暢仁はお休み。「登板間隔は短いのが好き」の九里亜蓮が、柳裕也と対戦。よりによってまた好投手と。

し、しかし。カープ打線はこれまでと違って対流しています。今度こそ援護を。

だがしかし、敵は味方にあり。カープベンチよ、この流れを止めるスタメンを組むでないぞ。
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