伏見稲荷大社はいつ来ても、混んでいる。
祭があろうがなかろうが関係ない。
伏見稲荷大社というと千本鳥居が有名。
朱色鮮やかな鳥居を観に、日本人より海外の人が多くやってくる。
日本旅行のツアーのルートにしっかり組み込まれているのだろ。
JR稲荷駅を出ると、すぐ、伏見稲荷大社の大鳥居が目に入る。参拝の人達は、ここでテンションが上がるのだろう。
鳥居の写真を写真におさめようとする。
ちなみにJR稲荷駅は、人でいっぱい。
上の人達が見ている鳥居は、下のような鳥居。
下の写真は2017年の8月20日の日曜日に撮った。
まだ、インバウンド・コロナ以前の時、この時は、日曜日だが、今ほどの混雑でしていなかった。日本人も多かった。
2024年5月3日は、伏見稲荷大社稲荷祭還幸祭の日。
伏見稲荷大社御旅所から、神様を乗せた神輿が、伏見稲荷大社に帰ってくる。
伏見稲荷大社に来ている旅行者は、そんなことに頓着していないような感じだ。
自由に思い出を写真に収めて、日本の景色は出店の食べ物を楽しむのが目的。
本殿にお参りした後、還幸祭の神輿の列を待つ間、表参道の大鳥居近くの壁に寄りかかり、通る人を見ていた。
境内をうろうろするより、こうして、通る人を見ていると、意外と面白かった。
ここにくると、国際色豊だった。本当に海外の人が多かった。
アルメニアからの団体が大鳥居の前で記念写真。
その時大きな声で「〇〇アルメニアー」と声を合わせていた。
雑然とした境内の中に響き渡っていた。
大きな黒人の男性が、大鳥居の前で、ポーズをとって記念撮影。
可哀そうだと思ったのが、トラックが帰ってくる為通行規制が始まったとき、鳥居を背景に写真を撮ろうとした欧米の人カップに、神社の人が「ノーノー」と写真を撮ろうとするところに割り込んで、写真を撮らないようにしていた。
神社の人も、これはやらないといけないことなので、仕方ないことだと思う。
一人を許せば、みんな許さないといけなくなり、収拾がつくなかくってしまう。
その状況を目にして、少し可哀そうだと思った。
新婚旅行なのだろうか?
しかたないことだ。
後でまた写真を撮ることができただろうか?
神輿を乗せたトラックは表参道を通る。
話が前後するが、ちょっと本殿前へ行き、お参りをした。
神幸祭と同じように神様が通る白い布で両側が隠された通路が用意された。
祭に関係なく、人がどんどんやってくる。
そのうち、通行整理ようのペールが出てきた。
表参道の通行規制が始まり。表参道の真ん中から人が消えた。
しばらくすると、稲荷祭の巡行を触れ回るアナウンスを流している車両が戻ってきた。
その後は続いて境内にトラックが入ってきた。
神輿を乗せたトラック以外は、この先、右の駐車場に入る。
神輿を乗せたトラックが帰ってきた。
このトラックは、左に曲がり、本殿前に向かう。
駐車場から、神官さんたちが、本殿へ向かったのだろうか
本殿前の外拝殿。
この時は、トラックが停まっていて解体作業が一部始まっていて、先ほどのように本殿近くに行くことができなかった。
神様は戻られたあとのトラックが出て行った。
ついて行ってみたい。
参拝者でいっぱいの中、トラックは奥へ進んで行った。神輿蔵の近くに行くようだ。
そこで解体作業開始。
この奥に神輿蔵がある。
本殿前でも、解体作業が行われていた。
本殿では、神事が続いていた。
神幸祭の時とは大違いで、バタバタした感じだった。
参拝者が多い神社。
参拝者が多い時間にトラックで戻ってくるのだから仕方ない。
神幸祭や還幸祭より、御旅所でおおなわれる区内巡行は、神輿が担がれ街中を巡る。
これの方が、いいように思う。
前の記事で伏見稲荷大社御旅所に、行った4月29日の前の日の4月28日にあった。
この時が稲荷祭の本当を感じることができたかもしれないと思った。
それでも、還幸祭を御旅所を出る様子と、伏見稲荷大社に帰ってきた様子を見たかったので、満足できた。