じっくりコトコトプラモデル&ムービー作り

プラモデル作るだけじゃ物足りない、もぉ少し遊びたいたいからこれでムービーつくちゃいました。

深海工作潜水艇出現ムービー作りMovie Protocol#4

2017年06月14日 | 日記

この一連のムービー解説の最初にオープニングムービーの中で沈没していた潜水艇がまだ元気に動き回っているシーンの撮影に関して紹介します。

暗い深海の中から亡霊のように現れる潜水艇。富山湾沖の深海で活発な活動をする活断層に地震爆弾(核兵器)を設置し、これを起動させて有事の際に日本海側の機能を停止させようと、効果的な地震ポイントに向かう某国潜水艇のシーンです。

1/721/48のスケールのキットを2個使っています。本来は1/72ハセガワのキットだけで済ますつもりでしたが、やはりアップに耐えられないと言うことと、バンダイの1/48スケールの方は、乗組員と潜水艇内部がキット化されて、内部シーンが撮れると作ったのですが、これは完全な失敗で、内部シーンは、最終的にCG処理にする事にしました。

これじゃまるで、サンダーバードのパペットの出来損ないではありませんか。出来上がった動画を見てガックリしました。そもそも動きが無いフィギュアに会話させるのには無理がありました。なのでシナリオの内容を変更してなるべく内部や乗り組み員の出番を減らす方向で作り変える予定です。

 

この潜水艇は1/72のハセガワのキットなんですが、なかなかのカメラ映りではないかと、結構気に入っています。不審船の母船が1/72スケールなのでこの後このスケールのキットはかなり多く出演します。

ここから地震爆弾を設置するまでは、1/48のキットがメインとなります。

1/72スケールでグリーンバックのキーイングを行うとキット自体の塗装が明るめのガンメタリックなのでバックのグリーンが映りこんで、どうしてもうまく抜けません、そこで1/48スケールの方は、塗装をなるべく暗めのつや消しメタリックにして合成作業がうまく行くように配慮しました。それでもご覧の通りグリーンが船体にかなり映り込んでいます。後はAfterEffectsの合成処理でグリーンを抑えて最終出力します。

この光の具合や潜水艇の見え方は、これ以降の潜水艇のイメージになる形で、やっと自分的に気に入った絵になったと思っています。ここまで来るのにPC上であれこれエフェクト処理して、撮影の仕方を変えたり随分時間がかかっています。でも動画にするとホントーに一瞬ですから、でも満足です。といっても撮影はこれからが本番で作業量も半端では無いのですが。

 

ということでここまでです。次回はこのムービー全体の主演となる、魚雷艇PT15のダンスシーン(?)の撮影紹介です。


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