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2019年02月15日
チェロが無理ならヴィオラはどうでしょう?
本ブログはアクセス履歴を見る限り、チェロ関係の記事をご覧になっている方が圧倒的のようです。
それだけ潜在的にチェロを始めたい方がいるということなのでしょう。
でも躊躇するのは、やはり楽器一式が初心者用でも高価ということですね。
まず実用的で安価なセットが無いということ。
1.ヴァイオリンなら激安でも何とかなるが…
ヴァイオリンのセットなら、音質とか加工精度などの細かいことを無視すれば、3万円のでもとりあえず何とかなります。
鳴るには鳴りますから。
ただ楽器本体はともかく、弓は心許ないですけどね。そのうち最低でも5万円の弓に替えたいところ。
ところがチェロの激安セットは、最低でも20万円台でしょう。
その値段になればハズレ楽器は引きたくないですよね。
しかもケースはソフトケース。車で移動できる人以外は実用的ではありません。
ハードケースってピンキリだけど、一般的には高価なものほど軽く、安価なものほど重くなります。アコードのような軽量ケースは20万円以上しますもんね。あれは職人さんがカーボン繊維を手で削って、薄くしていると聞いたことがあります。
手がかかっているので、そりゃ高くなるはずです。
もっとも最近はカーボン繊維ではなく、カーボンの粉末を加熱成形した軽めのケースが、手頃な値段で出回っていますが。
しかも自宅で練習できない人は、レンタルスタジオやカラオケまでの移動が大変ですもんね。
なので本ブログの主旨には逆行するようですが、うんと本音の部分ではチェロは金銭的に余裕があり、楽器の重さに耐えられる覚悟のある人向きかもしれません。
大手の音楽教室では、スタッフも先生ももちろんそんなことは言いませんが、個人教室ではやんわりと言われることもあります。私も言われた記憶がありますし…覚悟が必要。
2.ではヴィオラの選択はどうかな
それでも弦楽器をやりたい方は、ヴァイオリンの高い音がイヤならヴィオラを検討してみたらと思います。
地味ちゃ地味だけど、実音はチェロの1オクターブ上なので、チェロで好きな曲も弾けるはずです。
慣れればヴァイオリンも容易に弾けるようになります。アマオケでは不足気味な楽器なので誘われるかも知れません。
問題はヴィオラ専門の先生が少ないことですが、多くのヴァイオリンの先生はヴィオラも弾けるはずです。(音大のオケの授業などでやらされることがあるから)
先生がいないということはありません。
あと教本も少ないし、ソロ曲も少ないのが難点かな。
もちろんポピュラー曲ならいくらでも弾けます。
ただアルト譜なので、ト音譜やヘ音譜に慣れている人は混乱しそう…
ドの位置がどちらとも微妙に違うところがね…
でもすぐ慣れるらしいし、先生がいろいろフォローしてくれると思います。
楽器はヴァイオリンほどではないですが、激安セットもあります。
ただし楽器の大きさ(長さ)が一定ではないのが要注意です。
小柄な方は39.5cmの楽器を選ぶのが無難でしょう。
やらない理由を探すより、やれる理由を探しましょう。
少し前に書いたように、私もヴィオラによるレッスン復帰を狙っています。
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2019年01月09日
チェロ&ピアノDUOコンサートに行ってきました
今日から私が行った弦楽器がらみのコンサートの感想も書きます。
1/6(日)に東京都杉並区にあるスタジオピオテータで行われた、伏木唯さん(ピアノ)と山口徳花さん(チェロ)のデュオコンサートを聴きました。
「〜ベルリン発デュオ ドイツ音楽を巡る旅〜」と銘打った通り、バッハ、メンデルスゾーン、ブラームス、ベートーヴェンのプログラムです。
1曲目のバッハの無伴奏チェロ組曲は、第3番からプレリュード、サラバンド、ジークの3曲。
無伴奏のプログラムでもない限り、なかなか生で3番を聴く機会は無いですよね。まあブーレは弾いたことがある方は多いでしょうけど。
私は無伴奏については突飛な演奏(超高速で弾くとか)は苦手です。
今回はオーソドックスな演奏で、安心して響きを楽しむことができました。
2曲目のメンデルスゾーンのチェロソナタ第1番は、私はほぼ初めてかも。
こんな曲です。
第1楽章の疾走感(グルーヴ感?)が気に入りました。
チェロとピアノのデュオの場合、音域によってはチェロの音がかき消されることがよくあります。
しかしこのコンサートではそんなことがなく、チェロとピアノの音が溶け合い、かつ耳を澄ませば各々の音がはっきり聞こえる抜群のバランスでした。
あとで聞いたところによると、音量バランスには相当気を遣ったとのこと。
相手がチェロの場合、ピアノの蓋は半開が多いのですが、あえて全開で行っているとのこと。スゴイ!
後半のピアノ独奏のブラームスの6つの小品と、再びデュオによるベートーヴェンのチェロソナタ第5番もたっぷり堪能して、アンコールはシューベルトの菩提樹で締めました。
今回は少規模のコンサートでしたが、このような一流の演奏家によるコンサートは、都内ではあちこちで行われています。チケット価格もお手頃なので、足を運んでみるといいですよ。
このコンサートの感想はnoteというサービスでも違った切り口で書いています。
こちら
音楽専門noteではないのですが、音楽ネタもたまに投稿しているので、よろしかったら覗いてみて下さい。
2018年12月24日
そしてヴィオラへ?
えーっと、実は家の事情でしばらくレッスンをお休みしています。
親の介護問題が、年々シビアにのしかかってきているのです。まあしょうがない。
そんなんでレッスンを再開しても、今後はあまり自由に時間が取れそうにないので、何を優先したいかを決める時期が来たようです。
ぶっちゃけチェロについては、自分はメロディよりもアンサンブルで、白玉の音符を弾くほうが好きなのが分かりました。まあメロディを弾くことは、ヴァイオリンで満足しているからかもしれません。チェロは一旦休止の方向で考えています。細々とは弾いていこうと思ってはいますが。
なにしろ人生の残り時間が見えてきました。基本的に少人数のアンサンブルが好きなので、お呼ばれしてくれそうな楽器がいいなと思い始めました。そうなると人数の少ないヴィオラになります。
私はチェロから始めましたが、その後当時の職場の近くに音楽教室があったので、ヴァイオリンも並行して習いました。でも実はヴァイオリンよりもヴィオラを考えていました。しかし当時はまだヴィオラを教える教室は少数で、そこの教室も開講していませんでした。
ただヴァイオリンが弾ければ、ヴィオラも一応弾けるはずなので(実際弾けました)ムダにはなりません。
いや最初のヴァイオリンの先生は熱心で、実によく教えて頂きましたしね。感謝しかありません。
そんなんでヴィオラデビューしようかなと本気で考え始めています。まだ考え中ですが来年中には結論が出ると思います。なにやってるんだよという声も聞こえてきそうですが、そこはご勘弁を。ブログ的にはネタが増えますし…(^^ゞ
それでは本年もたくさんの方々に読んで頂き有難うございました。
よいお年をお迎え下さい。
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2018年11月06日
チェロを選んだからには他の楽器の人とも仲良く
えーと、雑記というか独り言に近いです。
チェロを選んだ人は、ヴァイオリンの人と明らかに違うなと感じることは多いです。人数的にはチェロは少数派のはずですが、何というか楽器に対する思い入れがスゴいですね。
もちろん楽器自体がデカくて高価なこともあるでしょうが、ヴァイオリンよりもインテリかつ富裕層が多い印象です。(あくまで主観です!)
あと仲間を求める気持ちが強い気がしますね。twitterで私をフォローして下さる方は圧倒的にチェロの方です。またこのブログを読んで頂いている方も、チェロ関係の検索で来られたケースが多いようですね。個人的にはヴァイオリンの記事も読んで欲しいのですが(笑)
私自身は弦楽器はチェロのグループレッスンから始めたので、チェロ的心情はよく分かります。その一方で、傍からみればちょっと閉鎖的な傾向も感じられるのも事実。よくいわれる「チェロ弾きは群れたがる」ってヤツですね。
私はギターなどを含めた弦楽器全般が好きなので、ヴァイオリンもやっているのです。なのでヴァイオリンは何々、ヴィオラは何々と分けて、チェロ内で結束する雰囲気はちょっと苦手です。だってみんな弦楽器仲間じゃないですか。
例えばひとつの楽器に徹していない人をあれこれ言うのは簡単ですが、我々は所詮アマチュアです。ヴァイオリンとチェロの両方弾ける人なんて沢山いますよ。
人生なんて短いのだから、前向きに明るく楽しんだ方が勝ちです。
ちょっと気になるので、書かせてもらいました。もちろんほとんどのチェロ弾きさんは優しい人ですし、ヴァイオリン弾きさんやヴィオラ弾きさんも、身内で固まっていないか、自分(ら)は特別と思っていないか、常に気を付けるべきです。
チェロを選んだ人は、ヴァイオリンの人と明らかに違うなと感じることは多いです。人数的にはチェロは少数派のはずですが、何というか楽器に対する思い入れがスゴいですね。
もちろん楽器自体がデカくて高価なこともあるでしょうが、ヴァイオリンよりもインテリかつ富裕層が多い印象です。(あくまで主観です!)
あと仲間を求める気持ちが強い気がしますね。twitterで私をフォローして下さる方は圧倒的にチェロの方です。またこのブログを読んで頂いている方も、チェロ関係の検索で来られたケースが多いようですね。個人的にはヴァイオリンの記事も読んで欲しいのですが(笑)
私自身は弦楽器はチェロのグループレッスンから始めたので、チェロ的心情はよく分かります。その一方で、傍からみればちょっと閉鎖的な傾向も感じられるのも事実。よくいわれる「チェロ弾きは群れたがる」ってヤツですね。
私はギターなどを含めた弦楽器全般が好きなので、ヴァイオリンもやっているのです。なのでヴァイオリンは何々、ヴィオラは何々と分けて、チェロ内で結束する雰囲気はちょっと苦手です。だってみんな弦楽器仲間じゃないですか。
例えばひとつの楽器に徹していない人をあれこれ言うのは簡単ですが、我々は所詮アマチュアです。ヴァイオリンとチェロの両方弾ける人なんて沢山いますよ。
人生なんて短いのだから、前向きに明るく楽しんだ方が勝ちです。
ちょっと気になるので、書かせてもらいました。もちろんほとんどのチェロ弾きさんは優しい人ですし、ヴァイオリン弾きさんやヴィオラ弾きさんも、身内で固まっていないか、自分(ら)は特別と思っていないか、常に気を付けるべきです。