NHK総合 

毎週月-金 8:00-8:14 / 12:45-12:59

 

朝ドラの「虎に翼」にどハマりしてます。

最初はお昼の放送だけを観ていましたが、

今週から朝虎と昼虎、両方視聴しているほどです。

土曜日にはその週の総集編が放送されています。

 

日本で初めての女性弁護士であり女性判事であり、

女性家庭裁判所所長になった

三淵嘉子氏がモデルのドラマです。

 

 

タイトルの「虎に翼」は韓非子を由来にしており、

「鬼に金棒」と同意語です。

タイガーマスクに出てくる虎の穴のモニュメントは

この言葉を元にしていると思われます。

 

 

第1週 女賢しくて牛売り損なう?

 

女学校に通う猪爪寅子は結婚に自分の幸せを見出せず、

性差別的な法律に疑問を抱き、

法律を学ぶことを決意する。 

 

「そうやって女の可能性の芽を

摘んできたのはどこの誰?男達でしょう。」

 

 

第2週 女三人寄ればかしましい?

 

明律大学女子部に入学した寅子が

ある裁判の傍聴を通して

山田よねを中心にクラスメイトと交流する。

 

「女のくせに、一個の人格者として

認められていない女のくせに、

法律を学んでいる地獄の道を行く同志よ。

考えが違おうが、共に学び共に戦うの」

 

 

第3週 女は三界に家なし?

 

2年生になった寅子たちは退学者続出で存続の危機にある

女子部のために学祭で法廷劇をすることになる。

そして山田よねの過去が明らかとなる。

 

「怒り続けることも、

弱音を吐くのと同じくらい大事だって」

 

 

毎回フェミニズムの視点から週のタイトルなどの

ドラマの構成や演出に感心させられています。

シスターフッドやエンパワーメントを盛り込んだ

こんなにフェミニズム満載のドラマが放送されることも、

フェミニズム色が強い本作品が好評なことにも、

感激しています。

このドラマを通してフェミニズムに興味がある人が

増えることを祈っています。

 

主題歌も大好きなのですがインタビューで

フェミニズムアレルギーが強い日本で

米津玄師が「フェミニズム」という言葉を

使ったことに感嘆しました。

インタビューを読むと、男性からの応援歌では

他人事で無責任になるので主観的にしたなど

彼が非常に物事を考慮して作曲していると分かり、

その姿勢に尊敬の念を覚えます。

 

 

 

ドラマの法律考証を担当されている

明治大学の村上一博教授による解説の連載です。

ドラマをより楽しめます。