Art Tree ブログ

アートツリー出版社のブログです。

美術家たちの沿線物語 小田急線篇

2024年02月20日 | 日記
★取材レポート★

世田谷を走る鉄道と、その沿線ゆかりの美術家たちの作品を紹介する、世田谷美術館の展覧会「美術家たちの沿線物語」。
これまで「田園都市線・世田谷線篇」(2020年度)、「大井町線・目黒線・東横線篇」(2022年度)が開催されました。
そして2024年4月7日まで開催中の「京王線・井の頭線篇」と並行して「小田急線篇」が2024年2月17日(土)から4月7日(日)まで開催されています。



鉄道の話であり、街づくりと文化芸術の話であり、世田谷美術館の話でもある内容です。



小田急小田原線は世田谷の中心部を走る鉄道で、1927年に新宿ー小田原間で開通しました。
今回の展覧会では、鉄道開通により生活が変わることを戸惑いつつも楽しむ文化人や、
街づくりとともに縁あって移り住み、そこで活動を始めた美術家たちの作品が紹介されています。



成城の東宝スタジオと「砧人会」、下北沢のサブカルチャーなど、小田急線沿線の各地域でそれぞれ文化芸術が生まれ発展してきました。
経堂、豪徳寺界隈には多くの芸術家が住み、美術家たちの集い「白と黒の会」が生まれました。
写真家の荒木経惟氏、島尾伸三・潮田登久子夫妻も豪徳寺界隈に住み、日常を写した作品を発表しました。



世田谷で活動してきた美術家たちの世界に惹き込まれるような展覧会です。



美術家たちの沿線物語 小田急線篇
【会期】2024年2月17日(土)-4月7日(日)
*毎週月曜日休館
【開館時間】10:00-18:00 *入場は17:30まで
【会場】世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)
【お問い合わせ】050-5541-8600(ハローダイヤル)
【公式HP】https://www.setagayaartmuseum.or.jp

■投稿できる写真雑誌『PHOTOSAI』では
写真作品を掲載できます。
詳細はこちら


株式会社アートツリー出版社

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中平卓馬 火―氾濫  | トップ | 生誕120年 安井仲治 僕の大... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事