今日は「日銀会合無事通過で、相場は通常モードに戻りそう」というお題で書きたいと思います。

 

昨日の日経平均は306円高と反発し、終値は3万7934円になりました。また、TOPIXも22.95ポイント高と反発し、2686.48ポイントとなりました。

 

昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが1189銘柄、値下がりが420銘柄、変わらずが42銘柄でした。

 

さて、昨日は、日銀金融政策決定会合の結果が発表され、3月に決定された金融政策を維持するとし、発表後に買戻しが入り、多くの銘柄が上昇しました。ニコニコ

 

日銀金融政策決定会合の結果は、拍子抜けするぐらい、何の変更もありませんでした。ニヤリ

 

さらに、植田日銀総裁の記者会見でも、早期の金融政策変更を示唆する発言はなく、金融緩和を維持する旨の内容に終始していました。

 

また、国債買い入れ額を縮小するのでは?という事前報道があったのですが、これも、3月に決定した方針に従って実施するとしました。

 

 

ところで、植田日銀総裁は、現在の円安が物価に与える影響を、敢えて無視しているのでしょうか?キョロキョロ

 

昨日の記者会見で、植田日銀総裁は「金融政策は為替をコントロール対象とするものではない」と述べ、さらに、現在の円安が物価へ与える影響について、「物価への影響は大きくない」と述べているのですよ。びっくり

 

これでは、日銀は円安誘導していると思われても仕方ないですね。口笛

 

そして、「2%の物価上昇という目標を実現するため緩和的な金融政策を継続する」と、まだまだ金融緩和を継続するするそうです。

 


そして、日銀金融政策決定会合後、緩和的な金融政策が続くということで、とうとうドル円が156円を突破しました。びっくり


しかし、昨日の夜、一時的に155円を割って154円95銭まで円高が進んだのですが、直ぐに反発して、156円98銭まで円安が進むみました。と思っていたら、157円を超えたぞ!!ガーン

 

昨日は、一時的に、155円を割って154円95銭まで円高が進み、「為替介入か?」と思ったのですが、1円程度の円高は、普段でもあるので、為替介入ではなかったようです。

 

また、以前から、ドル円が155円68銭まで達したら、エリオット波動第5波の上値目途に達したとして、下降トレンド入りする可能性が高いと書いていたので、「やっぱり、下がったきたか!」と思っていたのですよ。ところが、急反発したのですから、これは騙しですよ。びっくり

 

ドル円の日足チャート

TradingView提供のチャート

 

やはり、誰もが、エリオット波動第5波(⑤)が、エリオット波動第1波(①)の1倍伸びたところに当たる155円68銭に達したら、「そろそろ下落か?」と思っているんだよね。口笛


また、為替介入のラインも155円と見ていた為替のプロも多かったですからね。キョロキョロ

 

だから、こんなところで、ドルの仕掛け売りが起こったら、「下降トレンド入りだ!ドル売り!」と反応してしまうのですよ。びっくり

 

そして、ドルを売りたくて、うずうずしていた人が「待ってました!」とドル売りを出すから、1円程度の円高になったのかと思います。しかし、もっと、円高になると思っていた人が逃げ遅れて、ヤバイ!と損切りが急速に入ったので、156円98銭まで戻ったのかと思います。

 

結局、エリオット波動第5波(⑤)が、エリオット波動第1波(①)の1倍伸びたところに当たる155円68銭で下降トレンド入りする目はなくなりましたね。キョロキョロ

 

そうすると、ドル円は、エリオット波動第5波(⑤)が、エリオット波動第1波(①)の1.618倍伸びたところに当たる165円22銭を目指して上昇する可能性が高いと思います。

 

 

最後に、色々心配したのですが、日銀金融政策決定会合が無事通過したことで、相場は通常モードに戻りそうですね。ニコニコ

 

ただ、今、3月期決算企業の決算が本格化しているのですが、これが終わるまでは、様子見姿勢が続くものと思います。

 

決算発表時、次期の見通しを保守的に出してくる企業が多いのですが、この保守的な見通しを嫌気して、相場が下落する可能性が高いので、相場の見通しを楽観的に考えるのは、避けたいところです。

 

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