初老おやじの愛と悲しみ

我が人生に悔いありあり

既視感…(福原愛と三原じゅん子)

2021-03-03 22:45:22 | 雑感
約2年ぶりの投稿です。


誰も期待してないし、観ていないだろうと思っていましたが、1日1~2人訪問者がいるんですね。
ありがとうございます。
どうやってここにたどり着いているのか、不思議です。
やはり、前回の純愛物語から気になって、見に来てくれているんですかね!
*正確にはただ単に、「通い詰めた風俗嬢が辞めてしまった話゙…。」



卓球の愛ちゃんに不倫・離婚騒動が起きている。
いい加減なマスコミの事なので、本当のところは当人同士しかわからないし、わかりたくもない。
以前、愛ちゃん夫婦の結婚生活がテレビで放送していた。
カメラ越しに何度も何度もキスをして、観ているほうが恥ずかしくなるようなラブラブぶり。


ん?
なんか以前見たことあるような…


そうだ!
三原じゅん子‼!
三原じゅん子とコアラだ‼!


もう20年以上前、女優の三原じゅん子(現在国会議員‼)とお笑いコンビ「アニマル梯団」のコアラが
カメラの前でいちゃいちゃして、一瞬テレビを賑わせていました。

なんだろ~。本人たちは堂々としているのに、見ているほうが恥ずかしいんだよな~。


三原じゅん子…。好きだったな~…。


「3年B組金八先生」のスケバン「麗子」役

「顔はやばいよ ボディーやんな、ボディー」


…。


結局、コアラと三原じゅん子は結婚8年後に離婚…。

三原じゅん子と愛ちゃんがシンクロしている気がするのは私だけだろうか…。


期待しない

2019-07-15 02:04:26 | 風俗
彼女との付き合いは4年前くらいからになると思う。

身長の低い私より10㎝以上ぐらい背が高く、肌はすべすべでスタイルはミロのビーナスのように程よく肉付きが良かった。
顔は綺麗系というよりはかわいい系で、笑顔が魅力的な娘だった。

サービスは献身的で、濃厚…。
ドMということだったが、必ずしもそうではなく、私に対してはどちらかというとS的だったような気がする。

こころの拠り所を探していた私は定期的に彼女のところに通うようになった。


シベリア(羊羹をカステラで挟んだケーキ)が好きで、量販しているヤマザキのものが特に好きなようで、発見すると買い占めてしまうらしい。
人形の衣装を造る仕事をしているらしく、私が興味があったオリエント工業のラブドールについて熱く語ってくれた。

とにかく日々忙しいようで、あまり睡眠をとっていないことが多く、食事もサプリで済ますことが多いようだった。
私が体の心配をしても、どこか、生きることに執着がないというか、いつ死んでもいいというか、なんかそんな印象を受けた。


「相手に期待してしまうから傷ついたり、怒ったり、悲しんだりしてしまうのよ。だから私は期待しないようにしてる。」

悲しい言葉だけど、本当にその通りだ。



HPから彼女の名前が消えていた。

突然のことだった。

先週まではあったのに…。


4年の間、いろいろな話をし、彼女のことを理解していたつもりだった。
白いところも、黒いところも…。

でも、本当の名前も知らない、年齢も、連絡先も、住所も、何も…。

何にも知らないんだ…。

もう逢えないんだ…。



この業界にずっといることは、一般的には幸せなことではないもかもしれない。
だから、彼女はここから幸せに去ってくれたと思いたい。いや、そう願う。

ずっと通っていたから、いつもいてくれると思っていたんだよな。
無意識に期待しちゃっていたんだよ。馬鹿だな~。俺…。



でも、突然だったから、本当に伝えたいこと、伝えられなかったよ…。




あなたの幸せを祈っています。
いままで本当にありがとう。
大好きだよ…。






Lemon

2019-03-27 23:56:21 | 昔ばなし
「あなたと一緒にいると、私自身が嫌いになってしまうの…。」

そう言って彼女は去っていった。

西武池袋線の池袋駅で彼女の後姿をずっと見ていた。

本当なら、一緒にそのまま電車に乗っていたはずなのに。
彼女は一度も振り返らないまま、そのまま雑踏のなかに消えていった。

本当に終わったんだ…。終わってしまったんだ。


あれから長い長い月日が流れたが、何で今でも鮮明に覚えているのだろうか?



家に帰ってくると、彼女が待っていた。

そうか、みんなにも言わなきゃな、またやり直したって。
「そうだね。」優しく彼女が言う。
他愛もない会話が心地いい。
永遠に続けばいい、そう、続くはずなのだ…。
今度ばかりは夢じゃない。
温かな、穏やかな日常が続いていくのだ…。



けたたましく目覚ましが鳴り響く…。

…。

夢か…。

リアルな、そして決してリアルではない夢…。
虚しさと脱力感だけが残る。


それは突然やってくる。
時限爆弾のように…。
呪縛のように…。


何度も、何度も…。


あの時、全てを受け入れたつもりなのに、まだ、何故こんな気持ちになるのか?


僕はからっぽだ…。




久しぶりにあった彼女は、優しく微笑んでいた。
もう別れてからどれくらい経ったのだろうか…。
昔の話に花が咲く。
笑いが絶えない…。
全てを受け入れている僕。幸せそうな彼女。
過ぎていた時間が優しく包んで、僕たちは付き合う前の、先輩と後輩という関係に戻っていた。


…。


目が覚めた。
前に進む彼女、立ち止まったままの僕。
現実に近い夢…。


これは進歩したのかな?



でもまたあり得ない夢を見続けるのだろう。
永遠にその呪縛は取れない。


彼女のことを本当に今でも愛しているということではない。
たぶんそうだろう。
そういうことではないんだ。

彼女のことを愛していた、その時の「幸福感」、「この上ない気持ちよさ」がそうさせるのだ。

そう、これは脳が求めている。
麻薬中毒患者のように…。



永遠に求め続ける…。




運び屋

2019-03-19 19:40:48 | 映画
クリントイーストウッド最新作、「運び屋」を観た。

ひょんなことから凄腕の麻薬の運び屋になってしまった90歳の退役軍人のじじいのはなしである。

実際のイーストウッドは88歳‼
いかにもカッコいいアメリカじじいの代表である。
私の父は80に満たないがもうすでにぼけ始めているが、このおやじは映画の中で美女と3Pこなしている。
まじか‼ 俺でさえ無理なのに…(泣)。

悟りきったような渋さ、背中からにじみ出る悲しみ…。
やっぱりかっこいいなぁ、この人は…。
何か、「覚悟」みたいなものを感じるんだよな~。
「死」を恐れていないというか…。


派手な作品より、こういった沁みるほうが好きです。
ただ、テイストが似ている「グラントリノ」のほうが好きかな。

来る

2018-12-20 23:23:02 | 映画
クリスマスは1年で一番忙しい。


愛する子供や妻へのプレゼントを忘れて買ってきたり、高級レストラン予約など、男として、やらなければいけないことが多い。
それら一連の行為は、一番幸せを感じられる瞬間なのかもしれない…。


…といっても、子供はおろか、嫁、さらには彼女もいない私はそういう意味では全く忙しくない。
クリスマスに需要の多い業界にいる私は、彼らの幸せを手助けするために、身を犠牲にして早朝から深夜まで鬼のように働かなくてはいけない。
ただそれだけなのだ。そういった意味では文字通り、クリスマスは1年で一番忙しい日なのだ。


クリスマス前の最後の休日、明日からの激務に備えてリフレッシュが必要と思い、映画を観ることにした。
周囲からは「ボヘミアン・ラブソティ」を強烈に勧められるが、もちろん、感動してしまうのは目に見えているので、ひねくれものの私はお気に入りの監督である中島哲也の「来る」を観ることにした。


中島哲也監督は一番のお気に入りで「嫌われ松子の一生」「告白」「下妻物語」などが代表作で、前作の「渇き」はかなり後味の悪い作品だったが、今回の作品もホラーということで、開けてびっくり玉手箱的な感覚で観てきた。


ストーリー的にはホラーよりもエンターテイメント作品のような印象を受けた。憑りつかれた家庭の崩壊から大除霊大会までの話なのですが、キャスト陣がどれも実力を発揮しており、監督の力量を感じさせる。中島組初出の岡田准一、黒木華もとてもよく、特に黒木華の優しそうな母親からの壊れっぷりがキレキレで凄い。また、小松菜奈はビジュアルだけのアイドル女優ではないな。霊能力のあるピンク髪のキャバクラ嬢を見事に演じている。

ただ、「来る」ものの正体が明確でなく、何となくさわりみたいなものがあるが、何が原因で狙われたのか?何に襲われているのかがはっきり描かれていない。たぶん、観るものそれぞれ感じてほしいと思っているのか、わざとそのように作っていると思うが、そういった意味では評価が全く分かれる作品だと思う。

原作は未読だが、他者のレビューを見る限りでは、そのあたりが明確になっているようで、原作を読んでから映画を観るとがっかりする人が多いようだ。ただ、キャスト、映像表現なども含めて、見ごたえのある作品だと思う。

しかし、小松菜奈は正直、そこまで綺麗とか美人とか思わないけれど、なんであんなに魅力的なのかな?
小松菜奈の太ももにドキドキしてしまったおやじの冬…。