2024年5月6日月曜日

面倒くさがりは距離が伸びる

 GW後半はまず嵐山ツーリング。予想通りの大賑わいでした。しかも暑い。最高気温30℃。勿論半袖ジャージで走りました。

上流から見た渡月橋 この右にはボートがわんさか

8:35出発。トイレ休憩2回で、嵐山・松尾の車折神社に11:15着。ここは純粋に参拝に訪れているので、あっさりと11:30出発。嵐電は本日2両編成で運転していました。踏切越えて昭和通りを西進、JR嵐山駅へ。1月に来た時に閉まっていた博物館「19世紀ホール」へ。

自転車置場はトロッコ嵐山駅と反対方向にありました(こんな広い駐輪場、要るのかなって程)。なので裏口から入ると、いきなり「ジオラマホール」。

車折神社

ジオラマ京都 裏口?

巨大ジオラマはどうやら別室有料のようでしたが、売店でチケット買って云々と面倒そうだったので一般公開されているものだけを眺め、3両編成の新幹線が走っていました。走らせるのも1回200円だそうです。そのままトロッコ嵐山駅に抜けられますが、階段を下がった所にカフェがあったので休憩に入りました。すると、そこにSLが堂々鎮座。前から見ると3台。実は後ろにチビが居たので4台ですかね。飲食はカウンターで購入し、イートインみたいなスペースで頂く形。ざっと見ると半数以上はインバウンド。日本は安いとか言うんだったらもうちょっと値の張る店で食べてくれ。

モデル地がいまいち判らんジオラマ

特急つばめ この左にSLカットモデルが鎮座

特急はと(あんま速そうじゃないけど)

カウンターではバイトらしき女の子たち、大奮闘。大学生くらいの年齢ですかね、英語すら覚束ないゲストに、メニューの説明、セルフサービスの説明、取り間違えたゲストへのフォロー。正直、彼女たちの英会話力はそれほど高くない。私程度。しかし最後は丸く収め、OK,No problem で、スマイル。スマイル0円ってよく言ったものです。ああ言った子たちの活躍で日本はインバウンド需要をなんとかこなしているのですね。頼もしい限りです。

フォンダンショコラ(要はチョコケーキ)とコーラを頂き、ふと見るとストリートピアノ。子どもがそれなりに弾いて遊んでいます。中にはある程度の子もいてお母さんが動画?撮ってました。で、じっくり見ると相当歴史もののピアノです。銘柄は"JOHN BROADWOOD & SON'S   London"  私、ピアノ調律師の素人小説も書いていて、その際に海外のピアノメーカーを随分調べましたが、不覚にも知らないブランド。しかも歴史的って感じの使い古された1台。帰宅後調べると、現代のピアノの構造を作った世界最古のピアノメーカーで英国王室御用達。ベートーヴェンもお気に入り。すごいピアノやん! 弾けばよかったー、と思うものの、私、スコアレスでは殆ど弾けない。ショパンのOP9-2ならほぼ毎日弾いているので、暗譜出来ていると言えばそうなんですが、出だしはスコア見ないとムリっす。しかも公衆の目前だから余計に。チビちゃんたち、大切に弾いてね。

人力列車ですと?

英国製の古いピアノ

で、ホール内売店をチラチラ見ていると、小さなプラ瓶に小指の爪の半分くらいの「電車の顔消しゴム」詰め放題がありました。4歳の孫用にとせっせと詰め始めると、トコトコと2歳位の、瞳が円らな、ぽっちゃり系の女の子が傍らにやって来て眺めています。照れくさいので「やあ」と挨拶すると、これを入れろ、あれを入れろとご指示が。あー、あれさっき入れたよ~とか言いながらも、仰せに従ったものもちらほら。「パパとママは?」と聞くと、すぐ傍のベンチを指さし「あっち」。親、傍観でいいんかい。私が不届きモノだったらどうすんだ、と思いましたが、親に動きなし。お父さんなんかスマホ片手にどこかへ行ってしまった。そのうち彼女も同じようにプラ瓶に消しゴムを詰め始め、「それ、やっていい?ってママに聞いてお出でよ」。頷くものの、おままごとの料理のようにせっせと進めています。

新幹線こまちヘルメット。速そう!

これは静観しかないかと、私がレジをしていると、私より随分歳上のお爺様らしき人が傍らにやって来て、しかし、「??」状態だったので「消しゴム詰め放題で560円だそうですよ」と説明しておきました。保護者も現れたので、私は「じゃあね、バイバイ」と立ち去りましたが、彼女はボトル消しゴムズを手にすることが出来たのでしょうか?

折角来たからと、その後、丸太町通りから清凉寺前、落柿舎、長辻通から天龍寺前をくるっと回り、横断歩道待ちで零れてる観光客を避けながら渡月橋を渡ります。中之島が人で一杯なので、バス通りからくるっとCRに入ろうとしましたが、渋滞からバス通りに誘導され、仕方なく地元民らしいママチャリについて行ったら細かい住宅地の路地に入り込み、行きつ戻りつでようやく松尾神社前でCR復帰。地元ママチャリにはついてゆくものではありませんね。しかしね、GWに狭い路地まで進入して来る車が多過ぎる。GWの嵐山がどんな状況かくらいは判りそうなものだけどね。

清凉寺 仁王門

渡月橋 混んでます

本日は御幸橋から下道に入り、八幡市の府道22沿いのローソンで休憩と目論んだのですが、東高野通から府道に左折する場所を過ごしてしまい、適当に曲がったら立派な道路がいきなり田圃の中で終点。丁字路だけど左右共地道で、広大な田畑の中を、またも行きつ戻りつ、押したり走ったり。ランドマークのヤマダ電機は見えているのに近づかない。体力・時間を浪費してしまい、帰宅が予定より1時間も遅れました。本日走行115.5km。たんちょう号ODOは32,000kmを突破しました。

皐月らしい若葉

教訓。

① 地元ママチャリにはついて行かない事。CRを快走する事は稀有です。面倒でもロードを探そう。

② 知らない道をテキトーに曲がるのはやめましょう。面倒でもMAPを確認することです。

  どこでも条坊制な訳ではありません。

その分、距離は数キロ伸びましたが。 (虚しい)

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