奈良 大神神社へ行く(2024年4月)

少し前の話になりますが、桜が咲きはじめるころ、奈良の大神(おおみわ)神社へ行ってきました。

はじめての参拝になります。

*    *    *

※この記事の情報は、2024年4月現在のものになります。

※人が映るところはレタッチで一部加工しています。

 

大和国一之宮 三輪明神 大神神社

御祭神・由緒

御祭神:大物主大神(おおものぬしのおおかみ)

配祀:大己貴神(おおなむちのかみ)

   少彦名神(すくなひこなのかみ)

 

御神体は、三輪山。古事記や日本書紀にも登場する、大変由緒のある神社です。

現在も、御神体の三輪山に直接祈りを捧げる、原初の神祀りの様式が残っていて、「我が国最古の神社」とも呼ばれています。

 

御祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は、大国主神(おおくにのぬしのみこと)の別名とも言われていて(諸説あり)、国造りの神、農・工・商業全ての産業開発、方除、医薬、酒造など人間生活全般の守護神として、全国から参拝する人が日々訪れています。

 

(※詳しくは公式ホームページを見てね)

 

参拝

駐車場〜二の鳥居

 

駐車場からてくてく歩いていきます。

駐車場は無料です。

 

 

わたしが行ったとき、踏切〜二の鳥居までの道は工事中でした。

駐車場は、JR万葉まほろば線より西側にあります。

自動車のご祈祷(お祓い)をしたい人のみ、そのまま参道を進みます。

 

 

二の鳥居にやってきました。

シャトルバスはこの二の鳥居の手前に停車場があるようです。

鳥居の手前にお手洗いもありますよ。

 

参道〜手水舎手前まで

 

みのりさんの好きな空間(笑

 

 

階段を登った先に、拝殿があります。

 

写真手前左側に祓戸神社(はらえどじんじゃ)があります。(人がいて写真撮り忘れた)

体と心を祓い清めてくださる祓戸の神様が祀られています。

 

まずこの祓戸神社から参拝するのが良いらしいです。

わたしは手水舎まで行って引き返して参拝しました。

いや、手水舎のそばに境内の案内図が置いてあって、そこに書いてあったんだ(汗

 

けっこうスルーしている人も多かったのですが、わかっている人(たぶん)は、ちゃんとこちらを参拝してから上へ行っていました。

拝殿

(※参拝している人はレタッチしているので、一部画像が乱れております)

 

拝殿です。朝からたくさんの人が参拝に訪れていました。

こちらの拝殿の奥に、三ツ鳥居が立っています。

背景にあるのは、もちろん御神体の三輪山でございます。

 

巳の神杉

 

御祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の化身の白蛇が棲むことから名付けられた御神木。

拝殿のすぐそばにあります。

 

長い年月、たくさんの参拝者を見守ってきたと思うと感慨深いです。

 

 

大きいー。さすが立派なお姿です!(テンションが上がる

手前にはお供えする場所が設けられていて、お酒や卵がお供えされています。

卵はほかの場所でも。蛇さんの好物だからなのだそうです。面白ーい!

 

活日(いくひ)神社

拝殿を出て、左手側の道を歩きます。三輪山への入山も左手側の道から。

拝殿のそばには、地下休憩所もありますよ。(行ってないけど

 

 

右側に看板が見えてきました。

 

 

活日神社(いくひ神社)

御祭神は高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)

崇神天皇に召されて、三輪山にお供えするお酒を造った神様だそうです。

 

 

杜氏の始祖神として酒造関係者からの信仰が篤いそうです。

ここは人はまばらでした。

 

わたしは特にお酒と縁がないのですが(お酒飲まない)、お参りしました。

 

磐座(いわくら)神社

活日神社をあとにして、さらにてくてく歩くと磐座神社(いわくら神社)があります。

 

 

磐座神社(いわくら神社)

御祭神は少彦名神(すくなひこなのかみ)

 

 

社殿はなく、磐座(神の鎮まる堅固な岩)をご神座として祀っています。

少彦名神(すくなひこなのかみ)は、薬の神様。

 

 

さらに進むと、狭井神社と久延彦(くえひこ)神社があります。

まずは久延彦(くえひこ)神社から行ってきました。

(あとから地図を見返すと、狭井神社→久延彦神社のルートのほうが良かったかも。三輪山に登拝する人は佐井神社を目指しましょう)

 

久延彦(くえひこ)神社

 

久延彦(くえひこ)神社は知恵・学問の神様。

活日神社やくすり道を進むルートだと、こちらからが便利です。

 

 

ちょうど桜が咲きはじめた時期でした。

特に花見は意識していなかったのですが、綺麗でした〜

 

 

久延彦(くえひこ)神社

御祭神は久延毘古命(くえびこのみこと)

知恵と学業の神様です。

 

 

本殿。

学業のお守りが欲しい人はこちらの神社が良いですね。

各方面の神様がいらっしゃるなあと思いました。

 

 

久延彦神社は高台にあって、そばには展望台がありました。

桜井市の景色が一望できます。

有名な天香具山も見えました。

(どの山だったかは自信がない……展望台に案内板があります!

 

 

 

ちなみに久延彦神社は、こちらからも行けます。

本殿だと宝物収蔵庫から、二の鳥居の手前の脇道からも行くルート。

鳥居があるので、こちらが正面かな。

 

こちらの鳥居のそばにあったお店で遅めの朝食をいただきました〜

そのお話はまた次回。

 

久延彦神社を出て、またてくてくと戻りまして、狭井神社へ向かいました。

ちょっと回り道になっちゃったなあ。

 

狭井(さい)神社

(※こちらもレタッチで人を消しているので、一部画像が乱れております)

三輪山への入山はこちらからです。

 

(こちらは人がとても多かったので上がった先の写真は割愛)

 

狭井(さい)神社

三輪の神様の荒御魂(あらみたま)を祀る神社です。

病気平癒の神様としても信仰が篤いそうです。

 

*    *    *

三輪山の登山口はこちらから。

登拝はお参りなので、いくつかルールがあります。

神聖な場所なので、登拝したい人は事前に公式サイトをご確認くださいね。

受付は午前9時から正午まで。個人単位での申し込みになります。

 

 *    *    *

このあともう一回拝殿へ引き返しました。

滅多に来れないので最後に見ておきたかったのと、お守りをまだ手に入れていなかったのです(汗

 

ついでにお稲荷さんにも寄ってきました。

成願稲荷神社

 

成願稲荷神社(じょうがんいなりじんじゃ)

稲荷の神様です。商売繁盛・心願成就。

 

 

ここだけはお稲荷さんの空気でした。

大神神社はほんとうにいろんな神様がいらっしゃいますね〜

 

ほかに神宝(かんだから)神社や天皇社(てんのうしゃ)もまだ行ってなかったのですが、さすがに疲れてきて諦めました。

お店に入って小休止して、駐車場へ引き返す途中で最後に大直禰子(おおたたねこ)神社を参拝して帰りました。

大直禰子(おおたたねこ)神社

 

こちらは二の鳥居から参道に入るルートとは別の場所。

二の鳥居をくぐる前に左の脇道にそれてまっすぐ進むと見えてきます。

 

 

大直禰子(おおたたねこ)神社

御祭神は大直禰子命(おおたたねこのみこと)

三輪の大神様のご子孫で若宮様です。

 

 

メインの拝殿に比べるとこちらは人もまばら。

個人的にはこれくらいの静かな感じが好きだなあ

 

 

狛犬さんも立派でした。

 

結び

前から一度行ってみたかったので、無事に行けて満足しました。

周辺へ足を伸ばすと、他にも神社などがまだまだ見どころがたくさんあります。

 

いつか三輪山へ登拝もしてみたいなと憧れつつ、山登りに慣れてないわたしには億劫です。。。

 

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