スパルタです

早期教育と言うんでしょうか

皆さま。
こちらが田舎スウェーデンでよくある「公道を野生動物がノッシノシ」でございます。
写真だと分かりづらいですがかなり大きいので普通に走行中に普通にぶつかると普通に車が大破します←
ところで。
スウェーデンで野生動物と接触事故を起こした場合はスウェーデンの救急(112)に通報することが法律で義務付けられています。手負いの野生動物は生きていくのが大変ですし何よりも苦しみから救ってあげるためだそうです。
ここを見ると年間の野生動物事故数が確認できます(スウェーデン語)が・・・・かなりの数だな。。。

どーもす。
ろっぴすです。

自然あふれるスウェーデン。
うちの庭でも鹿が5頭くらいでゾロゾロと横断していく姿が確認できたりします。
そして冬が長い。
寒いし暗いしと言って家に引きこもってるとそれこそ鬱になるかゲーマーになるしかないので周りを見ているとウィンタースポーツへの親和性は高い印象を受けます。
普段保育園で見るのんびりした感じのちょっと丸いお母さんがスケート履いたら完全にフィギュアスケーターだったり、もうお爺ちゃんと言えるくらいの年齢の紳士がめっちゃアグレッシブに斜面を攻めてたりします。ギャップ萌えが凄い。
大人もですが子供たちも負けていません。

ビョン太に初めてスキーを履かせたのは彼が4歳の時。
基本ビビりな上に不器用な彼の初めてのスキーシーズンはほぼスキーせずに終わりました・・・(ソリ)
一方周りを見渡せばおしゃぶり加えたままそこそこのスピードでボードを乗りこなしてる2,3歳の子がいたり、ボーゲンでガンガン下ってくるビョン太とそんなに変わらない年齢と思われる子がいたり・・・

何事もそうですが親が好きなことに子供が連れていかれるってよくあることで。
きっとスキーやボードが上手な子どもたちも彼らの親がウィンタースポーツバカ好きなんでしょうね。
おしゃぶり咥えたスキーヤーってなんだよ。。。
まだバブバブなんだぜ?
こう言うのを早期教育って言うの?
ってかむしろスパルタなのでは?

でもまぁ本人(子供)が楽しいのが一番大事ですので年齢は関係ないですね。・・・と言いつつ特に雪国出身でもなく、親もスキーに興味が薄かった私が生きてきた人生では見てこなかった光景がとても印象に残っています。
あんな動きにくい靴履かされて足に板まで付けられて斜面に放り出される(注:もちろんちゃんと親が付いてます)のもアレだけどやらせちゃう親の勇気もアレだな・・・と思ったものです。

 

順応性万歳

それにしても子供の順応性の高さよ。
うちの場合は言葉もそうですが私の凝り固まった頭で予想(制限かけてる)したことをはるかに、そして軽々と超えていくのが小さい子供たち。
私なんぞ気になっちゃって色々口も手も出ちゃうのですが、一年目は全くスキーできなかったビョン太も2シーズン目にはあっという間にボーゲンをマスター。
ここは急だから無理だよなーと思っていた斜面もおペーに続いて滑降。いや、おペーよ。お前そっち行ったらダメだろ。止めろよ!と思いましたが無事に滑り切り「面白かった!」と。
何これ私が過保護なの?

そして今年。
4歳半のタマ子がいよいよスキーデビューすることに。
それまではゲレンデよりもポテチが食べたい!派だったので今年も期待していなかったのですが、ビョン太のお下がりのスキーや靴を見せたら「これタマ子の?」と乗り気。
気分が乗っているうちに試してみよう、とスキーを履かせてみた第一回目↓

お兄ちゃんよりも筋がいい(笑)
ビョン太、初めてのスキーではまともに立つこともできず、歩こうとすれば自分のスキーを自分で踏んずけて転ぶというのび太も真っ青な不器用っぷりを発揮していたので我々両親からしてみたら「タマちゃんすごい!」なのである(親バカ

バランスが取れそうなことが分かったのでおペーがボーゲンにした自分のスキーの間にタマ子を入れて下る・・・を何回か試したところ
「姫、いたくお気に召す」
だったのでビョン太の時に買ったはいいが一回も使うことが無かったこちら↓を装着。

日本にはリュックを背負うみたいな腕に通して使うタイプのハーネスもたくさん見られますが、スウェーデンで一般的なのは上記のような履かせて使うタイプ。
何事も基本すぐ「一人でやるの!」と言うタマ子なのでおペーの庇護(スキーの囲い)を離れることには何の躊躇いもなく・・・↓

え。何?
いきなり滑ってる?

お兄ちゃんが滑り始めた時は「すぐに股裂け状態になって転倒」だったので真っすぐ滑ってる限りは安定しているタマ子に両親ビックリ。
上の動画ではただ真っすぐ滑ることに飽きてちょっと自らターンをするようになったので転びましたが、直線で滑る分にはほぼ転ぶこともなく。
本人も楽しくなってきたようでボーゲンで膝がガクガクなおペーが悲鳴を上げるまでひたすら練習が続きます。(ボーゲンって大変なんですってね?
私は「スキーができませんので♡」と生ぬるい感じで見守ります。
好きこそものの上手なれ、で人生初スキーがお気に召したタマ子の上達ぶりは親のひいき目で見ちゃったらは控えめに言っても
ひゃだ!うちの子天才ですか!
状態ですよ、奥さん。

 

もちろん個人差あるので

どんな早期教育でも吉と出る人もいれば凶と出る人もいると思うので、何事も一般論としては語れませんが、ある程度の結果は練習量に比例すると思うのです。早いうちから始めるということは大きくなるにつれて練習量は増えていきますし、三つ子の魂百までなので自分の技術として長い事定着してくれます。
そして子供の順応性は無限大。
あっという間に私が大嫌いなボタンリフト↓にも一人で乗れるようになるタマ子。

皇族もビックリなごあいさつ。
余裕かよ・・・。
そして「不器用さは努力でカバーの人」ビョン太も母は絶対入らない巨大ジャンプ台(ってか山)にも平気で挑みます。
もちろんスピードは遅めなのでジャンプすることはないのですが、勢い付けて飛んじゃう日もそのうち来るのかしら?という勢いです。

私は大学の時に初めて道具を揃えてボードデビューしたわけですがまぁ上手くはなりませんでした←
ビョン太の事言えませんが不器用なもので・・・。
上手い人ならボード履いてても子供のスキーの練習に付き合えるかもしれませんが未だに逆エッジでスッ転ぶこともままある私は他人のお世話どころではありません。
義両親にスキー始めたらいいじゃないかと言われましたが
他 人 事 だ な お い
と言う感じでしたね。
今から私がスキー始めてもビョン太レベルになる前に骨折する予感しかねーわ。

これも個人差の話で、義両親は35歳くらいでスキーを始めたそうで。
それでも2年前に「ビョン太と一緒に滑りたい!」と何年振りかにスキーを履いた義理父(当時で既に70歳)はmore than enoughなレベルで普通に滑っていましたし、転んだビョン太の真横にシャッ!とかっこよく止まって助けたりしておりました。
・・・個人差ですね。
センスないんですよ私。

ともあれ。
うちの子供たちは割と小さいうちからスキーを履くことを覚えたので私よりは上手になってスキーを楽しむことができるようになることと思います。
同じようにスケートにもチョイチョイ通っているので長い冬を楽しめる素地はできるんじゃないかと。個人的にはちょっとスパルタじゃね?と思わなくもありませんけど。ゲレンデに子供を放つとか谷底に子供を突き落とす獅子の如しですよ。
この早期教育をお勉強の方にも向けたらいいのに・・・と思うワタクシです。。。


実はタマ子の履いているスキーは中古で買ったものすごく古い型のもの(たぶん70年代のやつ)。子供はすぐ大きくなるしスキーが好きになるかわからないからとりあえずこれでいいだろ、とビョン太に買ったものですがタマ子のスキーセンスを見て新しいもの買いました(おぺーが)。セットになってるとビンディングの付け方とかよくわからない母としては安心です(笑)

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