案の定、香港の日本領事館から、最近詐欺電話の被害が多発していると言うお知らせが調べたネットに出てました。
当方は、目下不必要だった筈の出費でアタフタしてますので(自分がした事で文句言えませんが)、取られるようなお金は全くございません。
それにしても、やっと正社員になれて営業所配属となって、世の中平和で、嬉しくなった私が最初に(と言っても全3回)行った外国が香港でした。
漢文や中国の歴史(漢とか周、の遠い遠い昔)が大好きだった私、昔の映画(慕情とか)の影響により香港に憧れてた。
そして1979年九月に飛びました。
これは当時の香港の富裕層が利用した海岸です。現地の人に頼んで記念写真を撮っていただきました。
名ばかりですがイギリス領だった香港は、非常に人が多くて猥雑と言えば猥雑ですが、非常にエキサイティングな場所で、ワクワクした事を覚えてました。と言っても旅行会社がここまでは可と言う場所をウロウロしてただけですが。
月日は流れ、香港は1997年返還されましたね。
又月日は流れて、私も婆さんになりました。あの時パック旅行で一緒になった方々今どうなさってるでしょうね？みんなご無事でしょうか。
皆さん、楽しい方々でとても幸せでした。
各種故障が起きて、もはや二度と出来ない海外旅行、まあ電話をかけていただけただけで、光栄としましょうか(大嘘です)、そういう電話は一度で結構ですが。
天気予報が少し外れて青空が見えるこの地。
青空が見えて爽やかな風を受ける幸せをありがたいと思いながら、
「どこか遠くへ行けて、空気みたいに溶け込めたらどんなに幸せだろうか！」と思います。
自分が空気みたいになれた(当たり前にいられた)昔がとても懐かしいです。
特別な誰かにならなくても、特別な誰かが居なくても、普通に生きられる事が、一番幸せだと思います。
追伸:
普通に生きたい、と言う気持ちは脚の障害(
若手医師の処置の誤りによるところが大きいと考えておりますが)を重くした私の本音です。それが実は殆どの日本人の持つ意識なのではないでしょうか？
しかし現代日本(に限らず)では海外からきた方々、及び国籍の異なる方々、それ以上に日本人であるが外国人の親(片方だけの場合)を持つ方々が相当数いらっしゃいますね。
IT関連で働いている方は日本人以上の技術や知識を持つ人が多いように思える。それを見かけ外国人だからと言って普通に見ない、そんな島国意識が強い国でないか？と思えます。
これは決して良いことではないです。
外国からきた人全てが善人ではないが、全てが悪人でもない。
違和感が生じるからと言って、その人物を自分たちより劣ると看做す事は、日本人が非常に差別化する民族だと喧伝する事になりかねない。
上手に海外とお付き合いしていただきたいですね。
