ベル麻痺-愚痴なしブログ 

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FIBICH(フィビヒ)を聴く

2024年03月27日 | CD

知名度の低い作曲家ですが、私は好んで聴いています。

チェコ国民楽派の草創期を築いた作曲家の一人、

作曲家 ズデニェク・フィビヒ(フィビフ)

同時代の作曲家の中ではとりわけドイツ・ロマン派の影響を強く受け継いでいるとされ、作品の多く、とりわけ管弦楽作品はチェコ民謡を素材として用いながらも重厚なオーケストレーションに彩られた響きが特徴です。


チェコの作曲家ズデニェク・フィビヒは、同胞であるスメタナやドヴォルザークと共に、チェコ国民楽派の創世期を築いた人として知られています。

確かに、自作にチェコ民謡や民族舞曲のリズムを取り入れたり、チェコの伝説に基いたオペラ『シャールカ』を作曲するなど、その作風は極めてチェコ風味が漂うものですが、実際に彼が生きた時代のボヘミアはオーストリア帝国の支配下にあったことや、母親がドイツ人で、ライプツィヒ音楽院で学んだことなども重ね合わせると、

彼の音楽からはどうしてもドイツ・ロマン派、それもシューマンの強い影響が感じられても仕方ありません。
 そんな彼が1877年から取り組んだ交響曲第1番は、まさにシューマンらしい重厚さを有した名作です。

(収録:交響曲1番、2番、3番)

3のコメント 投稿日:2021/03/10 (水)

第2番はⅡアダージョが、清潔感漂う歌に満ち溢れていて魅力的。アダージョの表示だけど、実質はアンダンテの趣きです。とても人懐っこいメロディーラインとリズム感が特徴的です。 第3番は、Ⅰ楽章の終結部の和音のサウンドは、どこかスメタナを思い出させます。壮年期のスメタナがシンフォニーを書いたなら(キャリアの初期に「祝典交響曲」を作曲していますが)、こんな感じになるのかなと思わせます。

5のコメント 投稿日:2009/10/24 (土)

単発輸入盤2枚で4000円以上もはたいてしまった。5~6番までのドヴォルザークより出来は良いのだが、その後、今ひとつの昇華がなかったのかもしれない。ヤルヴィは結構大まかだが、安心して聴ける。買ってから聴いた回数は、ほんのわずか。最高は「いかがなものか」と言われそうだが、この金額で買える人たちに「最高」だねと…。

4のコメント 投稿日:2006/05/03 (水)

フィビフって誰?と思って 買ってみましたが、以外に良いですねー。ドヴォルザーク、スメタナと同世代の作曲家ということですが、あまり チェコの民族色が濃くなく、 むしろドイツ色の強い作品と言えますね。

それにしても、ヤルヴィのレパートリーの広さには驚くばかりですね。

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