今日のスタメンは昨日とは違い一線級が顔を並べた。
投げる方も両チームともに、先発の佐々木、モイネロに続いて、これまたかなり強力な投手を並べてきた。
そのためだろう、ゲームはオープン戦では初めての最少失点でのドローに終わった。
ホークス初先発のモイネロは予定通り4回をまずは無難な内容を見せた。
気になったのは序盤のストレートがことごとく抜け気味で高めにしか行かなかったことである。
カーブなどは押さえの時の精度があり、緩急の落差は相変わらず効果的であったので、改善は容易に思えるので、何ら心配もない。
スタミナが一番の課題とみていたが、4回で61球被安打3、4イニング目も簡単に討ち取っていたので、徐々に長くしていくだろうし、7回くらいまではいけそうな気がする。
ただ仕方がないのだが、奪三振が一つしかなかったのは気になる。
又吉、松本も盤石だったが、個人的に注目しているヘルナンデスが期待通りに抑えてくれているのが嬉しい。
昨年のデビュー戦の印象が悪かったので、評価は高くはないが、個人的な感想では、球の強さスライダーのキレなどは、抜けた嘉弥真など足下にも及ばないと見ている。
右打者にも平気だし、制球だけが心配だが、今までの所は無難に来ているので、左の中継ぎも盤石に映る。
今日のオーダーで柳田を一番に据えてきた。
周東の調子が上がらないので、このケースもありと言うことかとも感じたが、いくら何でもこれはないように思う。
それより先日書いたが、川村ですべて解決しそうな気がしてきた。
先日のバックホーム送球、昨日の3ランに加えて、今日は2安打、盗塁と好走塁、5回飛球のスライディング好捕を見ればズバリ嵌まってしまうように見える。
オープン戦での打率も0.400と近藤に並ぶチームトップだ。
打力、守備力、強肩、走力どれを取っても周東にひけは取らないのなら、この川村を1番に据えても何の不思議もないどころか適材適所と思うのだが・・・。