俗に「盗人にも三分の理」とか。先日の衆院東京5区補選に於いて「選挙妨害」容疑で家宅捜索された『つばさの党』が、故・安倍晋三首相へのヤジを「表現の自由」で合法とした札幌地裁判決を引き合いに出した。
産経新聞5月14日配信記事↓
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つばさの党・根本良輔氏「安倍氏へのヤジが合法で俺らが違法なわけがない」 選挙妨害疑い
(https://www.iza.ne.jp/article/20240514-MEYMGQ723FF3ZIBV7ZBVDTKSJI/ )
4月28日に投開票された衆院東京15区補欠選挙に出馬した政治団体「つばさの党」幹事長の根本良輔氏が13日、警視庁に公職選挙法違反(自由妨害)の疑いで同団体本部などを家宅捜索されたことについて、X(旧ツイッター)で「候補者以外の安倍(晋三氏)へのヤジが合法な時点で、候補者である俺らが違法なわけがない」と書き込み、自身の行為を正当化した。(以下略)
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4年前の参院選時に札幌市内で演説中の安倍晋三首相(当時)へヤジを飛ばし続けた男女(実際は活動家)を北海道警が制止排除したところ、札幌地裁はそれが「憲法が保障する表現の自由の侵害」だとして道に慰謝料支払いを命じる判決を出している。
地裁判決の際、
- 「表現の自由」としてもどういうヤジ内容がセーフなのか?
- ヤジによって主張を封じられかねない候補者の政治的主張を述べる権利は侵害されないのか?
- ヤジを聞かされる周囲の聴衆の「演説を聞く権利」侵害についてはどうなのか?
- 「一般市民」がヤジるのはセーフだが「政党関係者」ならアウトなのか?
等々の疑問点は全て無視されていた。
それを踏まえると『つばさの党』の主張は決して間違ってはいない。
本件について札幌地裁は改めて見解を表明すべきではなかろうか。そして札幌ヤジ事件の際に活動家たちを全力でサポートしていた北海道新聞や地元TV局のHBC、同調していた左派系人士・団体も同様である。
まぁ、恐らくは「安倍晋三や自民党へのヤジは良いヤジ、つばさの党による自民以外の政党候補者へのヤジは悪いヤジ」とかの屁理屈で逃げようとするだろうが。
また某左派系は「つばさの党のヤジをすぐに止めなかった警察が悪い」とか言い出しているそうだが、その警察を委縮させる札幌地裁判決を大歓迎したのは彼らなのだから矛盾もいいところではないか。
そして警察も警察だ。左翼系や外国人による攻撃には屈し易いクセに日本人一般市民に対しては居丈高という姿勢には感心できない。
政府も警察も先ず川口の不法クルド人や各地の不法ベトナム人、中国人らを何とかしない限り、とても信を置くには値しないのである。
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