2024-02-03

一人旅 続編4

前回のブログでは、一人旅を思い立ってから長崎市へ渡り、壱岐島に到着した1日目の夜までを記事に収めました。

ファミリーマートという名の鮮魚が丸一匹売っているようなお店で購入した「手焼きのせんべい」が美味しかったこと、その店の店主に教えてもらったマニアックな酒屋さんが最高だったことは良い思い出になりました。

そんな壱岐島での2日目の朝。

一人旅なので自分の直観に従ってこの島に上陸したのはいいもの、全くこの島に関する予備知識もなく、誰かに案内をしてもらう宛てもありません。

このまま2日目が過ぎてしまうと、島での貴重な時間が無駄になってしまいかねないと思った私は偶然にインターネットで貴重な記事を発見。

それはタクシー運転手に島内観光を案内してもらえるというサービス。それが壱岐市内の玄海交通さんが提供しているタクシーの配車サービスでござます。

私がお願いをしたのはオーダーメイドで神社などを中心に島内の観光地を案内してもらう4時間コース。一人なので少し贅沢な出費になりましたが、これが「吉」と出たんです。

なんせ「壱岐島」なんて、どこにあるかも知らなかったほど無知な私です。島内の人、しかもタクシー運転手に案内してもらえるなんて、それ以上の観光案内は存在しないでしょう。

この観光案内を全てブログの記事にすると長文になってしまうのでポイントだけ取り上げますが、実際に車を降りて歩いた場所だけで12か所。車を降りずに車内から説明をしてもらった場所を合わせると結構な数になります。

まずは黒崎砲台の遺跡からスタート。かつて戦時中はこの高台から大砲で船を爆撃していたという場所。

左側の砲弾が実際にこちらの基地から発射されていた爆薬の大きさです。右は戦艦大和が積んでいた爆薬なので、その迫力が伝わるでしょうか。

最大射程距離35km「東洋一」の射程距離を誇っていたらしいのですが、現在は解体されています。

案内をしてくれたタクシーの方は年表も正確に答えられるほど歴史に詳しく、逆に自分の歴史認知度の基礎が弱いために、時として解釈不能に。

また壱岐島は外周約120キロの小さな島ですが、島内に神社が150も点在している神秘的な場所でもあります。一日ですべてを案内してもらうのは不可能なので、主要なポイントや運転手さんの思い入れがある神社仏閣を凝縮して案内してもらいました。

↑こちらは爾自神社(にじじんじゃ)。本殿の裏に巨大な石があり、ここの写真を撮ると不思議な光景が現れるとのことで運転手さんが実際の写真を見せてくれました。それは光を円を描くように燃えているような写真でした。

私もパシャリと1枚収めましたが、何も起こらず・・・運転手さんが言うには「写真を撮ったその時ではなくて、後から写真が不思議な光景になる」とのこと。

数年後にこの写真↑を見返してみたら、あらびっくり!なんてことが起きるかもしれません。その時が来るのを楽しみに待つとします。


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