こちらは要介護度5の実母の病気や入院生活、自宅介護などについてつづっていたブログです。
母は2021年10月に心不全で亡くなりましたが、現在もときどき母の介護の振り返り記事等を載せております。
さて。
かねてより進めていた、夫の実家のトイレ改修ですが。
ぶじ、大型連休のしょっぱなに終了いたしました~
先月下旬から5日間の日程で始まった工事ですが、4日めの昼には内部の改修が終わりました
要支援1&身体障害者手帳を持つ義母が得られるサービスを最大限に使うべく、介護保険と障害福祉の住宅改修サービスを申請して挑んだトイレ改修。
あとは便槽を埋めたあとの外構工事が残るのみ。
支払いの請求はその後なので、ひょっとするとリフォーム業者が市役所へ提出する書類や支払い額等で何かしら問題が出てくるかもしれませんが……
ま、とりあえずはひと段落ということで
では見違えた姿をご覧いただきましょう~
工事内容は、
○汲み取り和式トイレから洋式簡易水洗トイレへの変更
○全開しないトイレの開きドアを折れ戸に変更
○それに伴う洗面台の変更
です。
トイレ内・工事前
汲み取り式和式トイレに簡易洋式便器をのせてあります。
ロールホルダーや手すりはかなり昔に夫が設置したもの。
ご覧の通り、義母はトイレの使用はもちろん掃除にも苦労していたことが見て取れます
トイレ内・改修後
無事、簡易水洗トイレが設置できました。
トイレ内スペースがかなり小さかったため、タンクレスタイプを選択。
簡易水洗なので、以前と変わらず汲み取りは必要ですが、掃除のし易さ、ニオイや見た目の問題は段違いに改善しました
写真上部に見える手すりは夫がつけたもの
反対側にL字の手すりを設置しました。
扉は折れ戸を採用。
扉を折りたたむ分多少は出っ張りますが、以前と比べれば有効開口幅はアップ。
なおかつ、トイレに対して体が正面を向くので義母にとっては使いやすくなったかと思います
洗面台・工事前
以前の開き扉。
手前に開くので……当然、洗面台が阻んできます。
なぜ? このようなレイアウトに??
50年以上前の不可思議建築です……
もっと言えば。
洗面台上の窓が隣のトイレと共有となっているのも不思議……
今回、窓枠も変更してきちんと分離しました
洗面台・改修後
折れ戸を採用するために、極力小さい洗面器にするしかなく、結局は台の上に洗面ボウルを置く形となりました。
こういうタイプの洗面台……
ぜったい水はねがすさまじいからなるべく避けたかったのですが。
折れ戸設置重視なので仕方がないですね
トイレ前スペースも決して広くはありませんが、総じて使いやすさが向上したと思います。
車いす利用なんてゼッタイ無理だけど
やれる範囲で改修ができたので良しとしましょうか
特にこちらからは指定はしませんでしたが、きちんと段差解消の工夫もしてくれています。
大きな段差ではありませんが、ちょっとした高さでも転倒の原因になりますものね
あとこちらはおまけで設置してくれました。
玄関内部の手すり
夫はず~っと前から
「玄関に手すりを付けた方がいい」
と義母に言い続けていたそうで
しかしその度に
「いらない」
と拒絶されてきたとのこと。
今回……何年越し? 10年以上かな?
「ついでに付けてもらう」という体でようやく手すりを設置できました。
「けっこういいね、便利だよ」と義母。
「だから手すりを付けようってずっと言ってただろ」
という夫の小さな抗議の声は、サラッとかわされたように思います
イラっとしても怒鳴ったり怒ったりしない夫
この瞬間も。
頑固な高齢の親の説得に心身ともにやられたり。
言うこと、やることにイラつかされたり。
そんな家族が日本全国津々浦々、たっくさんいることでしょうね。
アルカイックスマイルでなんとかやり過ごせたらいいのですが……
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