ロビンの観劇日記

芝居やオペラの感想を書いています。シェイクスピアが何より好きです💖

オペラ「カルメル会修道女の対話」

2024-03-10 22:03:05 | オペラ
3月1日、新国立劇場中劇場で、フランシス・プーランク作曲のオペラ「カルメル会修道女の対話」を見た(新国立劇場オペラ研修所修了公演、
演出:シュテファン・グレーグラー、指揮:ジョナサン・ストックハマー、オケ:東フィル)。



1789年、革命下のパリ。ド・ラ・フォルス侯爵家の令嬢ブランシュは、内気で怯えやすい少女。
度重なる暴動の不安から、修道院に入ることを決意する。
折しも革命政府の政策による宗教弾圧が激しさを増し、カルメル会修道院の閉鎖を告げられてしまう。
修道院を守ろうと殉教の誓いを立てた修道女たちだが、待ち受けていたのは収監と死刑判決であった。
1794年7月17日、修道女たちは聖母マリアを讃えつつ、断頭台へとのぼっていく・・・(チラシより)。

フランス語上演、日本語字幕付き。
このオペラは2009年に、やはりここの研修所の修了公演で見たことがある。
プーランクの最高傑作であり、20世紀を代表するオペラとのこと。
彼は熱心なカトリック信者だった由。

史実に基づいた物語。
彼女らに刻々と迫り来る過酷な運命に、ぴったり寄り添うプーランクの音楽が、劇的で不穏で素晴らしい。
特にラストシーン。修道女たちがとうとう処刑されることに決まり、一人また一人とギロチン台に歩いて行く時の音楽が凄い。
胸が締めつけられる。

カルメル会修道女の多くは貴族の出身だったという。
そのことと、革命政府に弾圧されたこととは関係があるのだろうか。

歌手では修道院長・クロワシー夫人役の前島真奈美と、新しい修道院長・リドワーヌ夫人役の大高レナが好演。

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