義妹⑨ | 来た道、行く道。

来た道、行く道。

50年以上生きてきたけど、
まだ20年は生きるかなーと思ってて、
でももしかしたら明日はないかもしれないから
残しておこうかと思った私のこと。
来た道に比べたら、行く道は短い・・

 

 

当時、「いい人」ぶっていた私は義妹の厚かましさに文句を言えませんでした。

 

「ハローワークに行きたいんだけど、子供連れていけないから」

 

はい、預かりますよ。

 

自分の都合のいい場所を指定してきて、甥っ子ちゃん引き渡し。

そのまま優雅に久しぶりの「おひとり様時間」を過ごして

夕方になってやっと我が家に帰ってくる。

 

晩御飯の時間が近い。

「食べていく?」

 

言ってしまうよね~悲しい

 

もちろん、ガッツリ食べていく。

夜遅く長距離輸送帰りの義弟が迎えに来て、ようやく帰っていく。

 

自分が「いい人」ぶってるせいで、この頃はすごくしんどかった。

「嫌です」「お断りします」が言えたら、あんなに疲弊しなかったなぁ・・

と思うと、結局は自分のせいなんです。

 

離婚後のクリスマスに義母から子供たちへプレゼントが届いた。

子供たちが別に興味を持っていないキャラクターのパジャマ。

もちろん喜ばない(子も母も)

 

そのあと、義妹から電話がかかってきた。

クリスマスにパジャマが届いたことを伝えた。

「どうせなら、何がいいか聞いて欲しかったよ。

 電話して、どうせなら欲しいもの聞いてほしかった、って嫌味っぽく言ってみようかな」

というと・・・

 

義母に電話することを必死で止めてくる。

「もう離婚したんだし、今更電話とかいない方がいいなじゃない?」

 

「でも届いたって報告と、お礼は言わないとね。」と食い下がると・・

 

「私がパジャマでいいなじゃない?って言ったの」

 

「え?」(そういうことか。だから余計な事言われたくないんだな。)

 

で、そちらは?

 

「うちは子供たちが欲しがってたからゲームソフトを買ってもらった。」

 

ちょ・・同じ年の子供なのに、自分の子供にはゲームソフトで

うちの子らには「パジャマでいいなじゃね?」ってひどないか?

 

勝手に決めんなや!ムキー

 

もうこの頃には呆れてしまって

 

「は、相変わらずだなぁ」と思いました。

 

 

それから、子供たちに聞いた話では

ちょくちょく「一緒にご飯食べよー!」と言っては元夫②を誘い

義弟家族分をいつもおごっていると言っていた。

 

息子いわく・・

「完全にタカられてる真顔

 

その後も義弟夫婦は円満に続いているようです。

 

 

・・・・・・・・・・

 

さきほど、孫写真の共有アプリに

初孫を初めて抱っこした元夫②の写真がUPされました。

 

「これ、どなた?」と息子に聞くほど変わり果てた姿。

 

「もうじいさんやね。」

 

久しぶりに見る元夫②は昔のイケメンの面影はありません(笑)

 

そして、やっぱり赤ちゃん抱くの下手!!泣き笑い

 

 

孫を挟んで繋がってるんだなぁ。

私とこの人。

 

 

元夫③との間にはこの繋がりはないので

別の感情があるもんだなぁ、と実感しましたとさ。