当時、「いい人」ぶっていた私は義妹の厚かましさに文句を言えませんでした。
「ハローワークに行きたいんだけど、子供連れていけないから」
はい、預かりますよ。
自分の都合のいい場所を指定してきて、甥っ子ちゃん引き渡し。
そのまま優雅に久しぶりの「おひとり様時間」を過ごして
夕方になってやっと我が家に帰ってくる。
晩御飯の時間が近い。
「食べていく?」
言ってしまうよね~
もちろん、ガッツリ食べていく。
夜遅く長距離輸送帰りの義弟が迎えに来て、ようやく帰っていく。
自分が「いい人」ぶってるせいで、この頃はすごくしんどかった。
「嫌です」「お断りします」が言えたら、あんなに疲弊しなかったなぁ・・
と思うと、結局は自分のせいなんです。
離婚後のクリスマスに義母から子供たちへプレゼントが届いた。
子供たちが別に興味を持っていないキャラクターのパジャマ。
もちろん喜ばない(子も母も)
そのあと、義妹から電話がかかってきた。
クリスマスにパジャマが届いたことを伝えた。
「どうせなら、何がいいか聞いて欲しかったよ。
電話して、どうせなら欲しいもの聞いてほしかった、って嫌味っぽく言ってみようかな」
というと・・・
義母に電話することを必死で止めてくる。
「もう離婚したんだし、今更電話とかいない方がいいなじゃない?」
「でも届いたって報告と、お礼は言わないとね。」と食い下がると・・
「私がパジャマでいいなじゃない?って言ったの」
「え?」(そういうことか。だから余計な事言われたくないんだな。)
で、そちらは?
「うちは子供たちが欲しがってたからゲームソフトを買ってもらった。」
ちょ・・同じ年の子供なのに、自分の子供にはゲームソフトで
うちの子らには「パジャマでいいなじゃね?」ってひどないか?
勝手に決めんなや!
もうこの頃には呆れてしまって
「は、相変わらずだなぁ」と思いました。
それから、子供たちに聞いた話では
ちょくちょく「一緒にご飯食べよー!」と言っては元夫②を誘い
義弟家族分をいつもおごっていると言っていた。
息子いわく・・
「完全にタカられてる」
その後も義弟夫婦は円満に続いているようです。
・・・・・・・・・・
さきほど、孫写真の共有アプリに
初孫を初めて抱っこした元夫②の写真がUPされました。
「これ、どなた?」と息子に聞くほど変わり果てた姿。
「もうじいさんやね。」
久しぶりに見る元夫②は昔のイケメンの面影はありません(笑)
そして、やっぱり赤ちゃん抱くの下手!!
孫を挟んで繋がってるんだなぁ。
私とこの人。
元夫③との間にはこの繋がりはないので
別の感情があるもんだなぁ、と実感しましたとさ。