あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

この幼な子は、イスラエルの多くの人を倒れさせたり立ちあがらせたりするために、また反対を受けるしるしとして、定められています(ルカ2:33~35)

(今回は、イスラエルの民を二分するキリスト、についてふれたいと思います)

 

ルカによる福音書・2章の33~35節より

『父と母とは(=イエスの父ヨセフと母マリヤは)幼な子(=イエス)についてこのように語られたことを(=イスラエルの民だけでなく全世界の救い主になるとの預言をうけて)、不思議に思った(=初対面の老人シメオンから、以前にみつかいのガブリエルから聞かされた以上の、神の壮大な計画を知らされておどろいた)。するとシメオンは彼らを祝し、そして母マリヤに言った、「ごらんなさい、この幼な子は、イスラエルの多くの人を倒れさせたり(=イエスが神のみわざをしめすことで、かえって多くのユダヤ人をつまづかせ、イエスから遠ざかる結果をまねかせたり)立ちあがらせたり(=イエスが神のみわざをしめすことで、それをただしくうけとめて、イエスにつきしたがわせたり)するために(=要はイエスによってイスラエルの民は二分させられます)、また反対を受けるしるしとして(=また自分たちの信仰こそがただしいのだという誤った者たちからの、敵意を向けられる存在として)、定められています。――そして、あなた自身もつるぎで胸を刺し貫かれるでしょう(=マリヤ自身もやがては、イエスが十字架にて処刑されるのを目の当たりにし、胸をつらぬかれたような苦しみをおぼえるでしょう)。――それは(=こうした一連の騒動がまきおこるのは)多くの人の心にある思いが(=とくにイエスを憎んでいるとの立場をとった多くの人の思いが)、現れるようになるためです(=明らかにされるためです)」』

 

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(イエスがなす神のみわざをうけとめる者にとっては、救い主だとみとめられていく一方で、そのみわざをうけとめずに、自分たちの信仰がただしいのだとする者にとっては、イエスは邪魔な存在になっていきます。こうした両者の心を、あらわにせずにはおかないのがキリストだったのです。どうか一人でも多くの方が、救い主キリストを信じますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)