洗濯の負担を減らす 洗濯家電の選び方
洗濯が親御さんの負担になっています。小学生以下の子持ち世帯の洗濯回数は全体平均より多く、沢山の衣類を洗う必要に迫られていることがわかります。
洗濯家電とコスト・手間の関係
洗濯の負担を軽くする主な選択肢は家電の導入です。家事代行も流行ってきていますがまだまた一般的とは言えないですね。
洗濯家電は洗いと乾燥のどちらか一方、または両方を担ってくれます。組合せによりコストと手間が変動し、俯瞰すると手間をお金で省略する構図になっています。ですから「家電で洗濯の負担軽減を考える」とはほとんど「手間の削減のためどれだけのコストをかけるか決める」ということなのです。
具体的なコストと削減される手間
かけるコストを決めるために、コストと削減される手間を具体的に把握する必要があります。
洗濯量8kgの家電の売れ筋商品価格をみてみます。天候・干し・入替の手間を省くための追加コスト相場が明確になります。天候の手間省略に4万円、干す手間に4万円、入替に10万円です。
ところで3つの手間のうち"干し"にかかる手間はイメージしづらいため検証で具体化してみました。
干しの手間を具体化する
人が手を動かす工程の所要時間を具体化します。検証に成人男性5日分の洗濯物を用いました。個人の感覚ですが夫婦+新生児2名、計4名の1日の洗濯物量に相当するようにしています。
結果、洗濯物取込みを加味した干しにかかる時間は8分30秒で手間の58%を占めるとわかりました。この時間の削減に追加4万円を支払ってもよいか判断するのです(C→D)。
まとめ
以上でコストと削減される手間を具体的に把握できました。天候・干し(8分30秒/回)・入替の3つの壁を乗り越えるためのコストを再掲します。果たしてご自身の価値観と見合ったコストなのか、洗濯家電を選ぶ際参考にしてみてください。
おまけ 我が家の洗濯環境
我が家はC.洗濯機+除湿機の洗濯環境を構築しています。雨でも干せるようにしようという判断です。室内で完結するため干している最中に花粉がつかない副次効果もあります。
除湿機は株式会社コロナの製品にしました。1950年設立の老舗暖房・空調メーカーで真摯なモノづくり・性能評価をしている可能性が高いとみました。ホースで連続排水できるなどユーザー目線の機能があります。
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親御さん達が余裕をもって子育てできますように。
らぼぺん