東京15区投票率40.70%。他所のこととは言え、ほぼ6割の人が投票に行かないってのは、それは流石に「“国民”としてどうなの?」と思う。

 

 

候補者乱立、(一般的に)GW前半三連休中日、行楽日和・・・解説(言い訳)はいくらでもできる(捻り出せる)でしょう。

 

その結果がコレです。

 

 

●“立憲共産党”

 

 

 

 

 

当選は立憲民主党。それは認めざるをえないのだけれども。

 

でも、“得票”ぶっちぎりのトップは、棄権・無効です。

 

 

(ワタクシ作成)

 

 

「圧倒的じゃないか、我が軍は」と、誰かの声が聞こえてきそうです。

 

浮動票とか無党派層とか言われる人々が「政治不信」を募らせ「無関心」に流れて棄権した分だけ、相対的に、いわゆる組織票の比重が増したわけで。

 

 

(ワタクシ作成)

 

 

立憲民主党(実態として“立憲共産党”という話もある)は、28.98%の得票率ということになってますが、有権者全体を母数にとれば、11.50%の人しか、その名前を書いてないのです。

 

つまり。大雑把に言って、10人中6人の人が“白紙委任”をしたせいで、10人中1人が支持するだけの人物が当選したということになります。

 

 

●大人(有権者)として・・・

 

マスメディアが「街の声」を聞けば「自民党ケシカラン」とか「政治とカネ」とか、アレとかソレとか、それこそいろんな「絵」が出てくるのだけれども。

 

そういうのを見聞きする度、思います。

 

大事なところを端折らないで「それで、アナタ自身は投票する(した)のですか?」も、ちゃんと聞きましょうよ。

 

 

近頃、頓に思うのだけれども、選挙において投票しない(していない)人は、世論調査に答えるのも辞退(棄権)してほしい。

 

それはつまり、聞かれればそれなりに答えるけれども、自分から何か言うことはない、まして行動することはない、ということになりますよね。

 

 

要するに「大人として恥ずかしくないのか」って話。

 

 

「誰に投票すれば良いのか分からない」

 

⎯⎯いやいや、自分で調べなさいよ。

 

 

「どうせ何も変わらない」

 

⎯⎯いやいや、まずアナタ自身が変わりなさいよ。

 

 

って話です。

 

 

文句を言う前に、やることをやろう。

 

白紙委任したなら、それを貫徹しよう。

 

 

そりゃテレビ・新聞等の(オールド)マスメディアは、政治不信も無関心も、政治の側が招いたものだとして、視聴者・購読者の気分を良くしてくれるのだけれども。

 

というか、マスメディアの報道自体が、政治不信や無関心を招く方向でやってるようにも見えたりで。

 

 

●低投票率の陥穽

 

世の中には、低投票率を嘆くフリで、実はそれを喜んでいる勢力があるのです。

 

その方が、自分達の目論見が叶いやすくなるから。

 

何しろ、10人に1人を捕まえておけば、それで意に沿う政治家を国会に送り込むことができちゃうんですから。

 

 

ひょっとしたら、つばさの党による「選挙妨害」をウラで操っている(カネを出している)のも、同じ勢力かもしれません。

 

これまた「大人として恥ずかしくないのか」ですよ。

 

 

もうね、過半数の人が投票にすら行かない選挙区は、いっそ選挙無効・当選者無し、欠員のままにしとけば? くらい思ってしまいます。

 

何なら、棄権・無効票を上回らないなら当選と認めない、まで言っても良い。

 

したら、組織票を当てにしたり、ノイジーマイノリティの支持を集めるだけでは“当選”できなくなるし、おそらく、議員総数も減って国費の節約にもなるわけで。

 

「議会制民主主義」は、その方がよほど健全に機能するんじゃないかな、なんて思ったりもします。

 

 

でも、それでも、

 

6割の人が投票していない、それはつまり、裏を返せば、その人達が投票に行くことで、政治が変わる可能性は大いにある、ということでもあって。

 

 

再度言います。

 

 

文句を言う前に、やることをやろう。

 

白紙委任したなら、それを貫徹しよう。

 

 

お出かけ気分に負けてしまう人達には、まず「そこを分かれ」と、子供みたいなことを叫ぶ、今日、こどもの日です。

 

 

 

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前回も書きましたが、

 

多くの人が「無関心」に染まる中、政府は、ひっそりこっそり「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」なるものを閣議決定しようとしています。

 

それは「公衆衛生」の維持という大義名分のもと、憲法でもなく、法律でもなく、(国会審議を必要としない)行動計画において、人々の自由を制限しようとするものです。

 

 

そのことについて、ネット界隈では、それなりにシェアされている話ではありますが、5月7日まで、政府が(一応)パブリックコメントを募集しています。

 

が、一般に募集期間は30日以上のところ、この件に関しては4月24日から5月7日までの2週間。しかもゴールデンウィーク絡みで、カレンダー上の「黒い日」に限って言えば7日しかありません。

 

「国民の意見はちゃんと聞いた」のアリバイ作りだという人もいますが、それはともかく、モノを言えるうちに、しっかり言いましょう。

 

 

「計画」自体、仔細を知るのは骨が折れます。

 

 

 

 

 

 

ちなみにワタクシが、そして多くの人が疑念を抱いているのが「表現の自由」が脅かされるのではないか、ということでしょう。

 

 

ここでは「第3部 新型インフルエンザ等対策の各対策項目の考え方及び取組」中「第4章 情報提供・共有、リスクコミュニケーション」だけ見ておきましょう。

 

 

第1節 準備期(P.87)

 

 

 

第2節 初動期(P.90~91)

 

 

 

第3節 対応期(P.93~94)

 

 

新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)

 

 

 

下のリンク先、パブリックコメントのサイトでは、

 

 

意見募集要領(提出先を含む)

 意見公募要領 

 意見提出様式

 

命令などの案

 新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)

 

関連資料、
その他

 新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)の概要 1 

 新型インフルエンザ等対策政府行動計画(案)の概要 2 

 

 

といった項目、PDFやELSファイルを全て開いてからでないとコメントできない仕様になっているようですが・・・

 

計画の中身をちゃんと理解してからコメントしなさい、という意味では間違ってない、かもしれない。

 

 

募集期間の短さ含め、そういう細々とした嫌がらせ(?)に負けず、自分の言葉で(!)しっかりコメントしましょう。

 

 

 

この件に関しても「報道しない自由」を謳歌しておりますが、「CBC大石解説」は頑張ってます。