「道後温泉」
写真は、「道後温泉商店街」
「道後温泉」に来たなら、入ってみたいと心底思うのが
「千と千尋の神隠し」にでてきた「油屋」のモデルと噂される「道後温泉本館」
「るるぶ愛媛」の表紙になっているほどで…
WEBで「道後温泉」とぐぐれば、その写真が必ずヒットする「道後温泉本館」
まさに「千と千尋の神隠し」の世界観
入ってみたいじゃないですか!!
「道後温泉」に浸ってまったり…湯舟に浸かって「極楽~極楽~」と呟きたいじゃないですか…
「宇和島鯛めし」を「かどや道後椿坂店」で食べた後は
「坊ちゃん」とマドンナを眺めながら
「道後温泉本館」へと
でも、みなさん、私と同じように思うようで
「道後温泉本館」は大人気…
すぐには入れない…
でも、1時間程待ったら入れるってことで、予約らしき整理券をいただいて、その間の時間潰しをば
まずは「道後温泉本館」と道路を挟んだ向かい側にある
「振鷺(しんろ)亭」と呼ばれる休憩所
その横には
「漱石 坊ちゃんの碑」
ああ、それよりも、道後温泉の湯に「ぼちゃん(坊ちゃん)」と浸りたい!!
「道後温泉」には白鷺の伝説があって
足に傷を負っていた一羽の白鷺が、岩間から噴出する温泉を見つけ、毎日飛んできてその中に足を浸していたところ、傷は完全に癒えてしまい、元気に飛び去ったとか…
「振鷺(しんろ)亭」にも平ぺったい白鷺がへばりついていまして…
この白鷺の目を覗いてみると
おお…「道後温泉本館」が見える―!!
さらに、ここで、「道後温泉」に入ることができまする??
混浴か…笑
あ…くれぐれもここで、全裸にならないように…
私は大丈夫、ちゃんと履いてますから…
「道後温泉本館」に入る前、入った後の人たちの休憩所として、けっこう人が混みあっている場所でして…人が、ほどほど、うごめいています…
と会心の「どうご」のオヤジギャグを放り込んで…
ここにいてるだけでは、とてもじゃないが1時間は費やせませんので
その後は「空の散歩道」と呼ばれている
高台にある「湯神社」へ参拝でもしようかと…
湯神社とあるので、手水舎の水は、温泉かと思いきや
手水舎は枯れてるどころか
賽銭箱状態に…
「空の散歩道」と呼ばれていても、お空を散歩するわけではなく
石段をひたすら登っていくんですが
ご覧のように「道後温泉本館」が見下ろせる…
「るるぶ」の表紙に載りそうな…
はい、2023年秋
このときは、入浴はできるものの…まだ改装工事中でした…
空を歩いてはいないけど
「空の散歩道」
ここにある足湯は大人気
まあ、私は…この後、道後温泉で全身浴をするからと…
ここの足湯は眺めただけ…
でも、高台にあるので、間違いなく、眺めは良さそうです…
さてさて、この高台は駐車場にもなっていて
その横に
湯神社と中嶋神社が鎮座されていました…
こちらは
伊佐爾波神社側にある石段
要は、湯神社の境内を通り過ぎて伊佐爾波神社に行くこともできます…
ここにある手水舎
湯神社とあるので、手水舎の水は、温泉かと思いきや…
フツーの水でした…
まずは中嶋神社を参拝…
1957年に四国四県の製菓業者によって、兵庫県豊岡市にある中嶋神社の御分神「田道間守命(たじまもりのみこと)さま」を迎え、四国分社として創建されたそう…
田道間守命さまは垂仁天皇の勅命を受けて不老不死の霊菓・非時香果(ときじくのみ)を探し、持ち帰ったのが橘の樹であったと伝えられているとか…しかし、持ち帰った時には、すでに垂仁天皇は逝去されており、田道間守命さまは、悲しみのあまり橘の樹を皇后と垂仁天皇に捧げて亡くなったとか
その田道間守命が持ち帰った非時香菓は現在の橘で、当時の果物は果子(かし)の最上級品とされていたことから、田道間守命さまは菓子の祖神、柑橘の祖神と呼ばれているとのこと
まあ、一言でいえば、おかしの神様…
「みかん」がお菓子(おかし)だったんですね…
「アルミ缶の上にあるみかん」
このオヤジギャグもおかしい…
オモロイってことじゃなくて、変な意味で、おかしい…のかも…
他にも境内社があって
児守社
さてさて、この中嶋神社は境内社で
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「湯神社」
湯神社の主祭神は道後温泉の守り神・大国主命(おおくにぬしのみこと)さまと少彦名命(すくなひこなのみこと)さま
宝永の大地震(1707年)で湯が止まったとき、祈祷を捧げると再び湯が湧き出たことから、それに感謝して神楽を奉納したのがきっかけで、毎年3月には湯祈祷祭が行われているとか…
どうか、この後の「道後温泉本館」で、湯あたりしないように…湯でのぼせたりしないようにと…あるいは急に冷え込んできたので、湯冷めしないように???と
二礼二拍手一礼
それにしても二礼二拍手一礼した「湯神社」への祈願が
「湯あたり」「湯のぼせ」「湯冷め」しないように…といった願いだけでいいんかい???