通ったことがない道を行くと、見慣れた町も違って見える


 ゲッティンゲンは本当に小さな町なので、毎日でなくても頻繁に家の近所を散歩をしていると、だいたいどこの道も通ったことがあって、もう住んで3年にもなろうとするいまは、ほんのちょっと新鮮味が足りなくなってしまっています。なので、夫の提案で定期的に町中を出て南下しています(たまに私が却下することもあるけど)。そちらの方はまだまだ未開拓なので、町中では見られないような新しい景色も多くて、見ていて本当に新鮮だし、めちゃくちゃ良い気分転換にもなって好きです。

 南下するときは、同じ道を行って帰ってくるだけだったのですが、昨日は別の道を通ってみることに。すると、そこから町中へ帰るときまでも全然知らないゲッティンゲンを見ることができて、こんなところがあったのかと驚くことばかりでした。
 
 通ったことがない道に入ったら、遠くに黄色い畑が見えました。あれは菜の花畑! このときは時間も遅かったので、そこまで行くことができませんでしたが、数日中にまた行くことにしました。今の時期のドイツは、高速列車に乗っていると、そこここで菜の花畑の黄色い絨毯を見ることができます。

 家も見えないようなだだっ広い平地は、昔住んでいたユーリッヒという町から自転車でかなり離れたところで見た景色にとてもよく似ていて、キュンとするような懐かしい気持ちになります。それは夫も同様だったみたいで、はしゃいでいました。

 ここも初めて通る道。これは南を向いて写真を撮っていますが、ここをひらすらまっすぐ北上すると町中へ戻ることができます。

 町中へ戻る道も初めて通るところで、閑静な住宅街が広がっていました。道路には太陽の落書き。

 町に戻ってきたら、気分がスッキリしていて、久しぶりに爽快感を味わいました。
 
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