こんにちは。


気が付いたら、人生の半分以上オーストラリアに住んでる事になっていた、シングルマザー歴23年、リメディアルセラピスト、桔梗のブログの部屋へようこそおねがい
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私のオーストラリアの人生経験、国際結婚、DV、国際離婚、裁判、鬱、カウンセリング……人生最大の激動の頃については

コチラからどうぞ

 

『DV家族の肖像』これまでのお話はコチラへ

 

ゴールドコーストウォーターフロントのカフェ☕️




私:「お父さんの家の掃除で、お母さんが私にして欲しいことって何?」


母:「冷蔵庫の中の掃除して欲しい。お父さん、私が冷蔵庫開けると怒るし、悪くなってるのを持ち帰ると、食べようと思ったもの勝手に持って行かれた!なんて言ったりするから嫌なの。」


私:「あんな賞味期限切ればかりの食料品、誰が食べんねん?お父さん以外誰も食べようなんて思わへんて。悪なってるもん食べてるから大腸炎で入院することになったやん?」
 

実家から半端ない食料が出て来た件

実家から半端ない食料が出て来た件……の続き

実家から半端ない食料が出て来た件……その後

アップアップアップ

2014年から、私は母と二人三脚で実家(父の住む家)の掃除をしてきたことはブログに何度も書いた。

 

年に2回実家の大掃除に行く都度、私は週に一回実家の掃除に行っていた母に必ず聞いていた。
毎週必要最低限の掃除をしに行っていた母の意見を聞いて、母が掃除出来ないところを私が補ってやっていたのだ。
母が毎週行っていたわけだからその母の言うことに耳を傾けるのは、私の中では当然のコミュニケーションだった。


恐らく母は長い結婚生活で、こんな風に家族とコミュニケーションを取りながら物事を進める、という経験をしたことが無かったのだと思う。
父はコミュニケーションスキルが皆無で、会話のキャッチボールが出来ない。
そうやって私が母に聞いて、母が望むことをやってくれることをとても喜んでいた。

かといって、私は母の望むことを全てやっていたわけではない。

 

妹に、

「桔梗はお母さんの言うこと全部聞いてくれるから、お母さんにとって都合いいんでしょ?!」

な~んて言われたこともあるけれど、そんなことあるわけはない。
母の奴隷ではないのだから私はちゃんと自分の意見も伝え、お互いに納得した上で行動していた。


神経発達症(発達障害)の父とコミュニケーションを取るのは、まあ至難の技だ。
父はめっちゃ単純な白黒思考なので、
常に自分が正しくて、自分に味方しない人間は間違っているとしてしか捉えられない。

自分が間違っているかも?という意識は父には無い。

それは祖母が父を正すこと無く長男大事で育てたからだ。
 

だから神経発達症の特性を理解していないと、父の側にいる人達は『カサンドラ症候群』になってしまう可能性がめっちゃ高い。
母が父と同居していたとき、1962年から2002年までの40年間、今考えると母は正にカサンドラ症候群だった。


まだ母が生きていたとき、弟も妹も父に苦言を呈して母の言うことに耳を傾けるように言うことは無かった。


「お父さんに何言っても無駄だから。お父さんとは関わらないでいればいい。」


と母に言うだけだったそうだ。


さて、1962年に父と結婚した母は2002年に家を出て別居したのだが、17年の別居を経て2019年に離婚を裁判所に申し立てた。


父:「俺は離婚される覚えなんかない!」
 

と言い切る父に私は質問をしたことがある。


私:「じゃあ、今までお父さんはお母さんのために何をしてあげたん?お母さんはお父さんのためにいろんなことやってあげてるよね?フルタイムで働いているのに三人の子供育てて、その後はお祖母ちゃんの介護もやってたでしょ?逆にお父さんは、何かお母さんのためにしてあげたことあるん?」
 

父:「あるよ」
 

私:「何してあげたん?」
 

父:「家を買った。」
 

私:「家?それはお母さんだけやなくて家族のためやろ?しかもお父さんは『あれは俺の金で買った。俺の家だ!』ってずっと言うてるやんか。お母さんのためやないやん?」
 

父:「着物を買ってやった」(買ってやったぁ?😠)
 

私:「それはお母さんが欲しいって言ったの?」
 

父:「高い着物だったんだぞ。」
 

私:「それ質問の答えになってへん。その着物は、お母さんが欲しいって言ったから買うてあげたの?っていう質問なんやけど。」
 

父:「……」(貝になる)
 

私:「お母さんはお父さんにお金下さい、って常に言うてるよね?それを無視して、お母さんの好みの色や柄も聞かずに着物買ってあげた言うても、それはただのお父さんの自己満足に過ぎんて。お母さんが頼んでいることに耳を傾けて、その頼みを聞いてあげることがお母さんのために何かしてあげるってこと。分かる?それを踏まえてお父さん、お母さんに何をしてあげた?」
 

父:「沢山ありすぎて覚えてない。」(うそつけ!(笑))


以前、妹イラクサからのメールに
「ホオズキは母の家に滞在しているとき、庭仕事の手伝いをしたり母を温泉旅行に連れて行ったりして親孝行しています。」
と書いてあった。
それはそれで母も勿論喜んだはずだ。
けれどそれに加えて母は、ホオズキやイラクサから父に対して母の意見を取り入れてくれるように言って欲しかったのだ。


母:「二人とも電話で自分の言いたいことだけ言って、私の言うことは聞いてくれないの。だから言ったの。あなた達も人を相手にする仕事をしているんだから、もっと人の言うことを聞かないとお客さんが離れていくわよ!って。」
 

母が本当にして欲しかったことに、ホオズキやイラクサは耳を傾けたのだろうか?
それとも「母のため」と言いながら、母の意見には全く耳を貸そうとせずに自分の意見を押し付けていたのではないだろうか?

 

 

母の死後、イラクサは

 

「私達はもう母の言葉を聞くことが出来ません。母を使って私達を侮辱するのは止めて下さい!」

 

というメールを私に送って来た。

 


(何言うてんの?お母さん何十年間も叫び続けてたやないの?)

 

「私の言うことを聞いて!」……と。

 

生前に母の声を聞かなかったのは誰なん?



あなたはパートナーの声に、そして家族の声に耳を傾けているだろうか?


「あ〜また同じことばっかり言って、聞き飽きた!面倒くさっ!」


なんて、話し合いにも応じずに軽くあしらっていないだろうか?



「一緒に育児をしてほしい!」


という妻の願いに、

 

「俺仕事で忙しいんだよね。育児が大変だったら、家事とか適当でいいから。」

 

なんて、育児責任逃れのトンチンカンな返事をしていないだろうか?まさか、


「俺の方が稼いでんだから、収入の少ない妻の方が家事育児やるのは当然だろ?誰のおかげで飯が食えると思ってんだ!」
 

なんて、バカ夫発言していないだろうか?


私の父みたいに、


「俺は家も建てて、子供の教育費もちゃんと出してやってる。離婚される覚えはない!俺は認めない!」


なんてボケたこと言っていたら、あなたも90歳で超熟年離婚されるかも知れない(笑😅)



相手がして欲しいことに、お互いが耳を傾けて真摯に話し合う。


それが互いの関係を高める秘訣だと私は思う。

 

あなたはどう思うだろう?
 

 

 

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