テーマは「食う」です。
元々は「世界の駅弁屋」から始まった企画ですが、並んだ旨そうな弁当の画像が何時の間にかメインになっています。そして何時の間にか「世界の駅そば」に換骨奪胎されています。
この画像は景気付けで、本題とは関係ありません。「ハイデルベルグのオープンカフェでたのしい昼食」
全て新バージョン。以下本文。
AIが漠然と考えた「日本の鉄道駅で弁当を売る人」。
これは何だ? 色んな種類のおかずが並んでいて自由にチョイスする形式だろうか?
「インドの鉄道駅で弁当を売る人」
これもバイキング形式らしいが、何だこれ、ムチャクチャ美味そう。
「ボリビアの鉄道駅で弁当を売る人」
アルミのトレーに載っている。左はパンか、或いはソースの掛かった焼き鳥みたいだ。ブロッコリーが良い具合に彩を添えている。
「コンゴの鉄道駅で弁当を売る人」
これもセルフサービスで好きな食材を自由にチョイスしているかのようだ。野菜が多いが白い塊は現地の主食なんだろうなあ。
南米に戻って「ブラジルの駅で駅弁を売る人」
鉄道も好きなのは間違いないのだが、美味そうなモノが並んでいるのを見るのも好きなのだ。
アメリカ。「AMTRAKの駅で駅弁を売るデビッド・リンチ」。
ドーナツスタンドのようにも見える。
食の本山中国の駅弁。点心の詰め合わせみたいだ。
赤いランタンと店の中で座り込んでいる人物が如何にも中国っぽくて良い絵だ。
ドイツの駅弁にはさぞかし茹でたジャガイモとか焼いたソーセージ、キャベツの漬物ばっかりなんだろうなと思ったが、ここでもセルフサービスのスモーガスボード方式だった。
それでは普段小腹が空いた時にお世話になっている「駅そば」はどうだろうか。
先ずは日本。大ターミナル駅の構内だろうかコンコースだろうか。提供されてもテーブルが無いので食べにくい印象はあるが、旅立ちを前にした女性に免じて許してやらんでもない。
これはダウト。立ち食いそばのスタンドに車輪が付いていて線路を走っちゃダメだろう。いやダメでも何でも夢はある。
「今度2番線に到着の電車はそばです。ご利用のお客様は足元の黄色い表示『そ』の前にお並び下さい、ハイ2番線下がってください、そばが参ります」
そう、これはメルヘンである。
麺文化発祥の地中国ではどうだろうか。
これも足元に台車が付いている。色々な種類の麺が並んでいて、汁も澄ましから餡掛けまで、どんなオーダーでも2分で出て来そう。
中国の2。これはもっと簡単な屋台。
屋台は小さくても屋根上の看板の派手な事、庇の広い事。
ベトナムの立ち食いそば。奥の鉄板で焼けているのはミーサオだ。手前の皿の具材や薬味を好きにトッピングするらしい。
今度はタイの立ち食いそば屋。
バーミーナムがメインで、パッタイやカオパッ辺りも提供しそうだ。
インドには長物文化がない。インド麺ってのがあるじゃないか、と思ったがそれはインド綿の勘違いだと今分かった。何だインド麵て、カレーうどんか?
なのでインドの駅にある立ち食い屋は当然カリ。上に乗ったチャンパ米だけ猛然と食いたい。
イタリアの国鉄駅にある立ち食いパスタ屋。
茹で上げた麺だろうか、これから茹でる乾麺だろうか。恐らくマスターの人間離れした技で、瞬時に出して来そうな気がする。そう言えばこのスタンドは正面から見た電車のように見える。AIめ、中々粋な事をする。
これはエジプトの立ち食いそば。
ボウルに積んであるのはクスクスだろうか。
未明のカサブランカ。
アガディール行きの夜行列車が停車中。腹を空かせた乗客の為に、早朝からホームの屋台は開いている。モロッコ名物クスクスではなく通常のパスタを用いているのは、短い時間で提供する事を考えてなのだろう。
-本稿了