AWS Certified Solutions Architect – Professional 受験しました。

・受験経緯
これほど世間を賑わせている、AWSを全く知らなくてシステムエンジニアと言えるのか?そう思い立って、AWS Certified Cloud PractitionerとAWS Certified Solutions Architect Associateを立て続けに受験したのはもう2020年1月のこと。
世間的には有名な資格だったが、勤めている会社で持っている人はおらず、会社の資格取得一覧にも列挙されていなかった。

その後、一覧に追加されることとなったが、その時にヒアリングが各社員に対し行われたので、取得済みであることを答えたところ、それが公表され、色々な人にこの資格のことを聞かれて、面倒くさかったことを覚えている。
なお、今となっては会社も力を入れてきて、結構な人数が資格を取得している状況となっている。

まあ、そんなことはどうでもよくて、そのときに取得した資格がもうすぐ3年が経過して有効期限が切れてしまう状況。
これが今回の問題だ。
同じ資格を更新目的で受験することは仕方がないことなのだが、モチベーションはちょっと上がらない。そこで目をつけたのが、AWSの資格は上位資格を取得すると、下位資格も自動的に更新されると言う仕組み。
それならばと、少々自信はないけど上位資格を受験することにした。

思い立ったのは10/18、ちょうどデータベーススペシャリスト試験が終わってから一週間ほど経過した頃だった。
やっと勉強にやる気が戻ってきたのだ。
早速上位資格について調べると、SAP-C01という試験になることがわかった。
ただ、SAP-C01は11/14で終了してしまい、その代わりにSAP-C02という試験が開始されるも併せてわかった。
なんともタイミングの悪い。
新しい試験となるとその試験に対応した書籍が発売されるまで待たないと行けなくなる。実務経験もないものを書籍無しで勉強するのはちょっと難しい。また古い書籍で勉強するのもきっと非効率に違いない。
これはなんとしても11/14までに試験を受験して合格するしかないとSAP-C01を申し込む。
そして11/11(金)に会社を休んで受験することとなった。

・勉強方法
書籍:
AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル
~ 試験特性から導き出した演習問題と詳細解説 ~

そもそも、書籍は市販されているものが、これともう一つしかなく、評判がこちらの方が良さそうだったので、購入。
書籍を使っての勉強の仕方になるが、
当然、試験の範囲の全てを網羅されているわけではなく、基本はサービスの概要が記載されていて、それと関係するインターネット上のリンク先が記載されているので、それを元に、サービスの内容の理解に努めた。
後は、模擬問題を解いて問題の中で提起される問題に対してのいわゆるベストプラクティスと思われる回答を導くことを訓練した。

公式サイトでの勉強:
SAP-C01の試験ガイド
これを見ないことには試験で求められることが分からないのでぜひ参考にして欲しい。
ちなみに、SAP-C02の試験ガイド

公式サイトのサンプル問題:
サンプル問題
サンプル問題はぜひやっておいて欲しい。
なおサンプル問題はすでにSAP-C02用になっていた。

公式サイトの無料問題集:
この問題集もぜひやってほしい。
AWS Certified Solutions Architect – Professional 公式練習問題集

公式サイトの各サービスの情報:
マニュアル
ブラックベルト
ホワイトペーパー
など。

上記を活用して勉強を行なった。
しかしながら、公式サイトの問題集などを見る限り、こういった問題が多岐のサービスに対して出てきたら、ちょっと解くのは難しいなあと感じていた。

・試験当日
試験は千葉のビアソンVUEの試験センターであった。
コロナ前には試験に行っていたのだが、ここ数年行ってなかった。久しぶりでドキドキする。
勉強については、満足できるレベルまで終わらせることは出来なかったが、こうなったら、今の実力を出し切るしかない。
3時間という長い試験であるが、時間が多いのか少ないのかもちょっとわからないので、ハイペースで問題を解くことを心がけることにした。
1問目からはい、もう何だかわからない。
やっぱりこのパターンか。
無料問題集とか見ても思ったんだよね。なんといっても機械翻訳したとしか思えない日本語、読むのが本当に辛い。意味がわからない。
一番ひどいのはAWS Organizationsが普通にAWS 組織とかなってんの。
もう、最悪。
問題文の意味のわからないやつは登場するサービス名の組み合わせと出てくる用件から、これが一番可能性が高いであろうものを選択することに。
わざわざ、英語の問題を表示する機能もついている。日本語訳に自信がない表れであろう。
これと言った手応えもなく2時間30分ほどで75問全問を解き切った。
見直す必要はないと感じた。正直見直してどうにかなる問題ではない。
迷わず、試験を終了する。
結果は、合格と表示されている。
どうやら受かったらしい。

・最終的な成績

あぶな。19点しか最低点から上回ってない。

と言うことでなんとか合格することができた。

・所感
感じたこと。
この試験は確かに難しい。
この試験に合格できるレベルになれば、
複数の方法で設計できるところを、一番課題解決や要件(コストや可用性など)に見合う構成がどれかと言うことを顧客に提案する能力は高くなるのではないかとは思った。
しかしながら、AWSの設計・構築の知識・スキルが高くなるかというとそうではないと思う。所詮机上の空論。
なので、これから少しでもAWSに触れる機会が増えることを期待したい。

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