コラムニストの尾藤克之です。
ご訪問ありがとうございます!
この度、松谷英子(歯科医)さんの本をプロデュースしました。
「五感の魔法: あなたが主人公になる 人生好転の脚本を創る方法」
(松谷英子著)ごま書房新社
いい本です。ぜひお手に取ってください。
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看護師としてはたらいている彼女は、結婚して5年。早く子どもが欲しいと思っています。来年で35歳です。
一方、彼女は、看護師としてのキャリアを積み上げていきたいので、短期的な目標は医療現場のスキル獲得、長期的な目標は看護部長(総看護師長)になることです。看護部長は看護師のトップであり、病院の経営側に入る立場です。
さて、この場合はどの目標がいちばん大切なのでしょう?
選択に迷ったら、次のように自分自身に問いかけてみると、考えが整理されます。
「そもそも、あなたは何のために仕事をしているのですか?」
この問いかけは、心の奥底にある人生の根源的な目標をあぶりだしてくれます。C子さんは、仕事に打ち込めるのも、ご主人が支えてくれるからであり、そんなご主人の子どもを産みたいと強く願っていました。
ですから、まずは年齢制限のある「出産」を最優先にして妊活に取り組みました。スキルの習得や看護部長になる夢は、「子どもを産んでからでも遅くはない」と考え、後回しにしました。
私自身が苦い体験から得た教訓のひとつに 『ひとつ手に入れたら、ひとつ以上を潔く手放す』というのがあります。
文明が発展し豊かになる中で、人は多くのことを望む「欲張り」になりました。いつも上を目指し、たくさんのものを手に入れたいと思っています。
なにかを成し遂げたければ、そのことだけに集中した方がロスが少ないのです。迷ったら、潔く手放してください。
なくしてしまうようで不安を感じるかもしれませんが、「人生にとって本当に必要なもの」であれば、その目標は必ずあなたの元へ戻ってきます。
あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。
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2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」
(尾藤克之著)WAVE出版